コンビニの食品配達サービスを比較

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本気度が高いセブンイレブンのサービス

コンビニで購入した商品を宅配してくれるサービスがどのようになっていくのかを、大手の「ローソン」「セブンイレブン」「ファミリーマート」の配達サービスをピックアップして2017年から見てきましたが、2019年10月現在では、すでに基本的にはローソンは撤退、ファミリーマートは従来の福祉的サービスだけを継続という状態です。

もちろん、開始当初はコンビニのサービスと言う位置づけであったものが、専業の事業として位置付けされて、このセブンイレブンのこのサービスも、別の運営になり、セブンイレブンのHPには掲載されていません。

ローソンでは、「フレッシュピック」という「スマホ発注ー店舗受取り」というサービスを始めていますが、2018年からの試験運用的なもので宅配ではありませんので、ここでは取り上げません。

唯一、セブンイレブンは本気で、「omni7(オムニセブン)」として、「セブンミール」としてパワーアップしているのですが、このサービスもそうですが、各コンビニのサービスや取り扱い内容は時間とともに進化しています。

変化したり消えたなくなるコンビニサービスはたくさんあります。他社との競争もあって、まずは色々なサービスをテスト的には手がけてみて、それが本サービスになるものもありますが、知らない間に内容が変わったり、サービスが無くなったりしています。

このHPの内容も、たえず見直さないといけないほど、常にサービスの内容が変わります。

セブンミールも当初はセブンイレブンで販売している商品を配達する内容でした。それが、宅食やWEBサイトを利用して自サイトの商品を宅配するサービスに移行しており、取り扱い内容やサービス内容が変わってきていますが、いずれにしても、他社と比べると、もっとも本気度が高そうです。

そして今では、メインのセブンイレブンのHPから入っていくと、見つからなくなりました。そのために、omni7のページか、このリンクHPから入らないと行き着きません。 →セブン─イレブンのお届けサービス セブンミール

都市ではいろいろな店舗がいたるところにありますし、私の家の近くにもセブン-イレブンのお店があるので、セブンミールのサービスは多分利用することはないと思いますが、主要道路でセブンミールの配達専用車を見かけるようになりました。

この本気度からみると、このサービスが急になくなってしまうことはなさそうなので、ぜひ使えそうなら検討してくださいね。

1.ローソン ・・・撤退

一部地域で行っていた宅配サービスはなくなり、「ローソンフレッシュピック」という、ネットアプリで注文して、店舗で受取りする、東京・神奈川地域限定のサービスが残っています。

このため、この記事から削除しました。(R1.7月)

ローソンのHPからローソンのHPから

ローソンは3年以上前から「成城石井」や「らでぃっしゅぼーや」などと提携してネットスーパーを運営して首都圏を中心にして一部で宅配を扱っていましたが、配送費高騰の影響もあり、そのサービスは変更され、東京・神奈川の一部店舗で、スーパー等の販売商品を朝8時までにスマホでネットを通じて注文すると、その店舗で受け取れるサービスに変わりました。

残念ながら、宅配はなくなりましたし、このサービスも、全国対象ではありません

 

2.セブンイレブン ・・・パワーアップ

セブンミールというサービスをPRしています。開始当初から500円から宅配をしてくれるサービスでしたが、現在は、1000円以上のお届けで3000円以上は無料になるなど、サービス内容も当初とはかなり変わってきています。

しかし、他のコンビニの行っているものよりも本気度が高そうなので、これから伸びていくセブンイレブンならではのサービスと思いますので、検討しても良いサービスでしょう。

当初は「そこまでしなくても」と、少し過剰サービスすぎる感じがしていましたが、さらにサービス内容も充実して進化しています。利用者にとってはさらに便利なサービスになってきています。

概要を紹介しますので、気に入れば、HPで検討されるといいでしょう。
セブン─イレブンのお届けサービス セブンミール

セブンミールのサービスHPの画像を使って、簡単に紹介します。

 

1.サービスの基本

セブンミールのサービス1

このような特徴があります。店舗受取りと配達があり、配達には1000円以上(配送料220円)・3000円以上無料という条件などがありますが、うまく使うといいでしょう。

セブンミール 手続き

 

始めるには会員登録が必要です。①登録して ②店舗受取りか配達を選び ③受取日と昼・夜便を決めて ④商品を受け取る ・・・という仕組みです。

セブンミールの利用例 HPより

この図の紹介のように、①買い物に行けない親に代わって注文 ②会社利用 ③うまく配達を利用 ・・・などをアピールしています。うまく利用するといいでしょう。

他のコンビニのサービスに比べると、本気モードの感じがします。形は変わってきていますが、このサービスは残りそうです。

 

利用方法については、何点か注意するところがあります。HPの写真を転載しておきます。

店舗で受け取るか、届けてもらうかでサービス内容が異なります。

この図は不明瞭ですので、詳細はHPでご覧ください。

セブンミールのサービス

***

セブンミールができた頃は、コンビニ商品が配達されるサービスというPRでしたが、現在のHPの主体は、「毎日のお食事配達」というものにウエートが移ってきている感じです。

しかし、当初からのサービスは継承されていますので、やはり、新しい便利なサービスと言えます。

 

3.ファミリーマート ・・・高齢者限定

ファミマ サービス

以前から、ファミリーマートの直接のサービスではなく、すでにファミリーマートのHPからは消えていますが、今まで行ってきたサービスですので、すこしだけ紹介します。

ファミリーマートでは、宅配COOK123、買い物お助け便・・・などでシニアライフクリエートという会社とタイアップして2012年から行われている高齢者向け宅配です。

ファミリーマートでは、社会貢献の意味合いもあってこれを運営されている(いた?)ようですが、注文する場合には年令制限はなく1食分からOKという条件は介護をする方がおられるお宅などでは重宝するでしょう。

前日の18時までにWEB・電話で注文すれば、翌日に無料で届けてもらえます。配達エリアが合えば検討されるといいでしょう。

 

ファミマ宅配
ファミマ宅配2
このバナーも、古いものです。シニアライフクリエイト 03-5427-3981 のHPなどを御覧ください。

(注)先にも書きましたが、現在はファミリーマート、シニアライフクリエート両社のHPを見る限り、協業、タイアップという文字はありません。私の家の近くでは、「宅配123」の大きなステッカを貼ったバイクが走っているのをよく見かけるようになっています。利用される方が増えているということでしょう。ただ、実情はコンビニサービスと言うより、「宅食サービス」ですので、このHPの趣旨とは異なります。

以上・・・コンビニの食品配達サービスを追ってきていますが、現在のところは、だれでも利用できることと、1000円から店舗と同じ料金で配達してもらえるセブンミール(セブンイレブンの宅配)」に軍配が上がっている感じがします。地域限定でないというところもいいですし、これもいい感じですね。

ただ、その取扱内容も、「商品配達サービス」から「宅食サービス」になる傾向にあるとすれば、既存の宅食サービスとの競合になります。

私の家には、生協が宅食を始めた・・・とか、ファミレスの出前、従来店の出前配達・・・などのチラシがたくさん舞い込みます。

食事や弁当の宅配需要は高まっていることは間違いないようですね。セブンミールさんも頑張って欲しいと思っています。

この記事は紹介だけですので、必ず各コンビニやサービス事業者のHPなどで確認してください。

商品販売以外のコンビニのサービスは銀行機能、支払い・代行機能、マルチコピーを使ったサービスなどの他に、協業他社と組んで行う独自サービスがありますが、こちらで紹介するように、試験的に行って、すぐに消えてしまうものもたくさんあります。定期的に監視していますが、それ以上に動きがありますので、最新情報は各社のHPを確認ください。