最近訳あってOSを7から8.1に変えたのだが、TVTestでTV見てるとカクつくって程ではないけど、たまにデインターレース処理の取りこぼしのようなものがあって、６０フレーム表示が３０フレームに落ちる現象がチラホラ発生するようになった。PowerDVD（体験版）やLAVなどのデコーダーを試しても改善は見られななかった。


ただこの問題はテレビ視聴時だけであって、録画したファイルをTVtestで再生する分には発生しないので、PT3による受信のトラブルではなく、TVTestでリアルタイムで放送波を映像に変換する工程で何かしらの問題があってデインタレ処理に失敗してるんじゃないの（処理が追いついてない）？と推測してはみたものの、四の五の考えても結局できることといえばTVTestの設定を見直す事しかないので、仕方なくいじってみた。
で、とりあえず思い付きでバッファにチェックいれたんだけど、したら改善されました。

<終>




なんだけど、ただ画像の数値（デフォルト）だと、TVTestを起動させたりチャンネルを変えるたびに、バッファにデータを溜め込んで映像を表示するまでの間待たされる事になり、またそのままだと実際の放送より2秒くらいの遅延（ズレ）があるようなので、それが気になるなら40000を10000か20000くらいに変えた方が良さげ。再生時にフィルタグラフの再初期化を行えば、時間のズレは解消されるようだけど、その場合はバッファがリセットされるので効果がなくなるかも…と思ったけどそんな事はない模様(どっちだよ)。





フィルタグラフの再初期化はデコーダーの不調や字幕表示の同期ズレなども解消できるので、TVTestの調子が悪くなったときの常套手段ともいえるかも知れない。ショートカットキーを設定しておけばffdshowでフィルタかけまくってズレまくった時なんかとくに有効だろう。

まだ試したばっかりなのでどのくらい効果があるのか分からないが、しばらくは数値を変えたりして試してみようと思う。


windows7時代にはこういう事がなかったので、じゃあ8.1のせいに違いない許せん！と思い込みたくなるのが人情だけど、それとはまた違う問題な気がする。7の64bit環境では何の問題もなかったから8.1でも大丈夫だろうと考えていたが、8.1の64bit環境ではTVTestも64bit版にしたほうがいいのかな（TVTestの64bit版は一部動作においては地味に重くなるので32bit版のほうがいいと思う…たぶん）。


◆追記　130321




１週間経って現在はこの設定でまあ安定はしてるといったところだが、TVTest以外のソフトでも以前とは違う処理に手間取るような挙動がチラホラ見られ、どうもPCそのものの調子が悪くなってるようで今回の現象はそれが原因な気がしてきたが、だからといってOSの再インストールとか嫌にもほどがあるわけで、さてどうしたものか。


◆さらに追記　130322

思うところがあって、グラボを外してcpu(i7 2600k)の igpu機能で出力させてみたら、TVTestのカクカクが改善された、というか元に戻ったというべきか。不調の原因はグラボだった？ゲームやったりベンチマーク走らせる分には何の問題もなかったのに、TVTestの再生支援に関わる部分で何かしらの不具合があったという事なのか。確かにおかしいと思い始めたのは新調したグラボ(Geforce GTX 750 ti )を付けた頃からっぽいし。

グラボを刺し直したりドライバのインストールの不具合を疑って２度ほどドライバ削除→再インストールを試しても改善されなかったのだから、グラボ本体に問題があるのか単純に自分のPCとグラボとの間で相性問題が発生しているのか分からないが、どっちにしろこんなの交換以外にどうしようもないよな…。