抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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【目的】慢性鼻-副鼻腔炎(CRS)の治療におけるブデソニドと生理食塩水の鼻腔洗浄の効果と,インターロイキン-6(IL-6),インターロイキン-8(IL-8),および腫瘍壊死因子(TNF-α)の効果を研究する。方法:研究対象は2016年2月から2017年5月までに治療した128例のCRS患者を選び、無作為デジタル表を用いて2群に分け、各群64例とした。対照群には生理食塩水鼻腔洗浄を与え、観察群は生理食塩水にブデソニド懸濁液を添加し、両群の臨床治療効果、治療前後の鼻腔分泌物IL-6、IL-8、TNF-αレベルの変化状況及び患側鼻腔Lund-Kennedyスコアを比較した。副鼻腔CTスコアの変化。【結果】4週間の治療の後,観察群における総有効率は93.75%(60/64)であり,対照群の71.88%(46/64)より有意に高かった(P<0.01)。治療後両群の患側鼻腔Lund-Kennedyスコア、副鼻腔CTスコアはいずれも治療前より著しく低下した(P<0.01)が、観察群スコアの低下は更に顕著であった(P<0.01)。治療後両群の鼻腔分泌物のIL-6、IL-8、TNF-α水は治療前より明らかに低下した(P<0.01)が、観察群の各炎症性因子レベルの低下は更に顕著であった(P<0.01)。両群の治療中に明らかな副作用は見られなかった。結論:ブデソニドと生理食塩水鼻腔洗浄の併用によるCRS治療は鼻腔の炎症反応を顕著に緩和し、鼻腔の充血、腫脹などの症状を改善し、治療効果は確実である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】