コロナワクチン詐欺に警戒 闇サイトに投稿相次ぐ[2021/01/06 07:15]
アメリカなどでインターネット上の闇サイトに新型コロナウイルスのワクチンを売るという詐欺の書き込みが相次ぎ、当局が警戒を呼び掛けています。
アメリカの政府関係者によりますと、「ダークウェブ」と呼ばれるインターネットの闇サイトやメッセージアプリ上で、偽物のワクチンを売るなどの詐欺行為が増えているということです。
ある闇サイトでは、偽のワクチンが違法薬物や銃などとともに500ドル以上の値段で売られていました。
FBI(米連邦捜査局)など捜査当局は、ワクチンの接種が進まない現状を利用してこうした詐欺が横行しているとみて注意を呼び掛けています。
ワクチンを製造するファイザー社も「決してネット上でワクチンを確保してはいけない。認証された医療機関などで接種して下さい」と呼び掛けています。