一万冊くらい書籍を買っていると kindle ストアから取り下げられるタイトルもちらほら出てくる。
別に『アクタージュ』みたいなスキャンダルを起こした作品でなくとも何の前触れもなくいつのまにか消えていました、というのはよくあることで、
たぶんまあ出版社とか作者の都合で販売をやめちゃうんだろうけれど、消費者として気になるのは「販売取りやめになった購入済 kindle 書籍はその後も継続して読めるのか?」という点だ。
結論から言えば、読める。ダウンロード済みのものはもちろん、クラウド上からもちゃんと読める。少なくとも、個人的な経験のかぎりでは。
しかしたまに変な手を使ってくる出版社もいて、自分の持っている書籍でも取り下げになった本のタイトルや作者名をめちゃくちゃに改変して検索性をさげているケースがあった。例えば元のタイトルでは漢字になっているところをひらがなに開いたりカタカナにしたり、むりやり意味のない文字をつけたしていたり。
そういう場合はその本にアクセスできるキーワードさえわかれば読めるようになる。元のデータ自体はなくなっていないのだ。
なぜこんなことをするのだろう。
出版社としては購入されたぶんを含めて完全に存在を抹殺したいが、Amazonの規約かなにかで許されないから裏技的にタイトルを変えたのだろうか。
一時期、kindle はAmazonの胸先三寸で勝手にユーザーが所有(契約上は貸し出しらしい)している書籍データを消される!!ユーザーや出版社の意志を無視して!!と話題になったことがあったが、出版社が削除を望んでいるのにAmazonがそれを許さないというのは当初心配されていたことの逆の現象が起きているようで、ちょっと興味深い。
あーこれは自分も知りたい。 「まんがで読破」シリーズをときどき買ってたんだけど、数ヶ月前に買えなくなってた。 今まで買ったやつは読める。でももうシリーズの購入ページに行け...