「クラスターを僕らは拡散しようとしている」などとウソの110番通報をしたとして、名古屋の会社役員の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、名古屋市瑞穂区の会社役員・高木直士容疑者(55)です。
高木容疑者は1月2日、「クラスターを僕らは拡散しようとしている」「お巡りさんがクラスターの現場にいないと面白くない」などとウソの110番通報をして、警察の業務を妨害した疑いです。
警察によりますと、当時高木容疑者は中区栄の飲食店で酒を飲んでいたとみられていて、保健所が調べたところ、新型コロナウイルスへの感染は確認されていないということです。
高木容疑者は容疑を否認していますが、調べに対し、「居酒屋などが自粛要請されているのに、百貨店などはされていない。その不公平を警察に伝えたかった」などと話しているということです。