1都3県知事、営業時間「午後8時まで」で合意
首都圏1都3県の知事は4日、テレビ会議を開き、緊急事態宣言の再発令を見据えた「緊急事態行動」をまとめた。飲食店などでの酒類の提供を午後7時まで、営業時間を午後8時までとし、事業者に営業時間短縮を要請することで合意。首都圏が足並みをそろえて時短を強化し、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ。
酒類を提供する飲食店などに対しては8日から午後8時までに閉店するよう要請し、12日からは飲食店全般に広げる。期間は1月末までで、住民には午後8時以降の不要不急の外出自粛を求める。会議の進行役を務めた東京都の小池百合子知事は「1都3県の力を合わせる」と足並みをそろえて人の流れを抑えていくことを強調した。
このほか全てのイルミネーションの早めの消灯を要請する。テレワークの実施率の目標を各都県で定め、企業に対策の徹底を呼びかける。感染拡大の大きな要因となっている「会食」の自粛も引き続き求めていく。