沖縄県は4日、新型コロナウイルスに感染した2人が死亡したと発表した。関連死者は計83人となった。また、新たに36人が新型コロナに感染したと発表した。県内の累計感染者数は5487人となった。1日当たりの新規感染者が二桁になるのは101日連続となった。県は「年末年始で県外から沖縄へ来る人の影響などもあり、沈静化に時間がかかっている」と警戒感を強めている。
県の3日の発表では、10~70代の男女計27人の感染が確認された。そのうち7人の感染者が東京都や神奈川県など居住地が県外だった。
警戒レベルの判断指標では直近1週間の感染経路が不明な割合は昨年12月31日時点で「流行警戒期」の第2段階から「感染流行期」の第3段階に上がり、3日時点も第3段階が続いている。療養者数や新規感染者数は3日時点で「感染まん延期」の第4段階を示している。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は17・50人で全国13番目。最多は東京42・36人だった。