(株)国建、(株)環境設計国建[グループ募集]

■仲里健作／土木設計部　課長／2001年入社
当社の土木設計は、道路、橋梁、海岸、港湾・空港、河川・リゾート開発・文化財復元など多岐にわたりますが、私はそのひとつである港湾・海岸担当として岸壁や防波堤、護岸など、いわゆるウォーターフロントの設計を行っています。

東日本大震災のとき津波が岸壁を乗り越える光景を見て「この仕事は人々の安全を守る仕事だ」と改めて実感しました。波を抑えるための防波堤や岸壁は、数センチの設計ミスも自然災害では大きな被害につながることがあり、常にプレッシャーを感じています。沖にある防波堤は目視できませんが、10数年掛けて取り組んだ大きなプロジェクトをやりとげた証として、地図サイトで見ることができます。プレッシャーも覆す達成感とやりがいは「安全を守る仕事」に携わっている者だからこそ味わえるご褒美かもしれません。

当社は、50年以上の歴史があり、先輩方が積み重ね引き継いできた信頼があります。大切な財産を継承するためにも、先輩方を超えるスキルを身につけることが目標です。

■新田武志／建築設計部／2013年入社
学生の頃、住宅設計をメーンとするアトリエ系事務所でアルバイトをしていたとき、住宅以外の商業施設やホテルなどの設計ができる組織事務所に就職したいと思ったのが入社したきっかけでした。多くの実績の中でも興味を引かれたのが、九州・沖縄サミットの会場になった施設です。沖縄の文化を生かし自然に寄り添う設計に魅力を感じました。

当社では、法律に強い人や素材に長けた人など各分野に優れた建築士が活躍しており、惜しみなく自分のスキルを教えてくれる先輩に恵まれています。入社してすぐに「1級建築士」の資格取得をめざしたときも、上司や先輩からのアドバイスのおかげで無事取得することができました。会社からもこまやかな支援と取得奨励金をいただき、「期待に応えたい」という想いがより強まりました。

商業施設やホテルなど大型プロジェクトでは、本土大手の設計事務所とJV（企業共同体）を組むことも多く、他社のスペシャリストからさまざまなことを吸収しながら、次のステップにつなげることもできます。入域観光者数を毎年更新している沖縄県でホテルや公共施設の設計に携わる者として、沖縄独特の自然を生かしながら、より沖縄の魅力を引き出し、沖縄の発展につながる仕事をしたいと思っています。