7日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・午前8時)で、政府が今日にも新型コロナウイルス感染拡大に伴う2度目の緊急事態宣言を発出することを報じた。
番組では、緊急事態宣言の主な原案を伝えた。それによると、区域は、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で期間が来月7日までで午後8時以降の外出自粛の徹底を呼びかける。イベントは、上限人数は5000人以下で収容率は50パーセント以下、飲食店の営業は午後8時までで応じない場合は、店名を公表、職場については出勤者の数を7割削減を目指しテレワークを推進することなどを報じた。
スタジオでは、テレワークに関して番組が行ったアンケートを紹介。「緊急事態宣言下でテレワークをする時の不安は」との問いで「相手の気持ちを察しにくい」が1位だったことを伝えた。
こうした結果にコメンテーターの社会学者・古市憲寿氏は「たぶん、テレワークで相手の気持ちを察してない人って対面でも察してないと思う。ちゃんとコミュニケーション能力のある人は、テレワークでも対応できると思うんです」と指摘した。
さらに「昨日の『首相動静』見てて笑っちゃったのは、朝食会で菅総理大臣とメディアアーティストの落合陽一君が朝食会をしていて」と指摘した。6日の「首相動静」は「午前7時26分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内のレストラン「ORIGAMI」でメディアアーティストの落合陽一氏、山本雄史産経新聞新プロジェクト本部次長と朝食」と公表されている。
この会食を古市氏は「テレワークを呼びかける側の政治家の代表とデジタルに詳しい2人が対面でご飯を食べているんだなって、すごい笑っちゃったんですけど。それぐらい、これまでの慣習を変えるのって難しいのかなって思っちゃったんですけど」とコメントしていた。