菅義偉首相は4日、官邸で年頭の記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い「改めてコロナ対策の強化を図っていきたい」と述べた。
その中で「昨年以来、対策に取り組む中で判明したことは、経路不明の感染原因の多くは飲食によるものと専門家が指摘をしております。従って飲食でのリスクを抑えることが重要です」とし「そのため夜の会合を控え、飲食店の時間短縮にご協力いただくことが最も有効ということであります」と述べた。
続けて東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に「改めて先般、時間短縮の20時までの前倒しの要請をしました。そして、国として緊急事態宣言の検討に入ります。飲食の感染リスクの軽減を実効的なものとするために内容を早急に詰めます。さらに給付金と罰則をセットにしてより実効的な対策を取るために特措法を通常国会に提出します」と述べた。