2日、鳥取県で新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された3人の内、1人が境港市の航空自衛隊美保基地の隊員であることを鳥取県が明らかにしました。
鳥取県によると、この境港市在住の40代男性は航空自衛隊美保基地に所属する隊員で、先月27日朝まで通常通り勤務し、この日、発熱とのどの痛みを発症しました。
28日に一旦解熱したものの、29日に再び発熱し、2日まで症状が続いたため医療機関を受診。PCR検査を受け陽性が確認されました。
現在も発熱とのどの痛みがあるものの軽症です。
男性は、境港市の接客を伴う飲食店で発生したクラスターに関連した陽性者との接触がありましたが、既陽性者への聞き取り調査で県はこの男性について把握できておらず、今回初めて接触者であることがわかりました。
男性はクラスターが発生した飲食店への立ち入りはないということです。
航空自衛隊美保基地によると今後も通常通り業務を行う方針ですが、男性の接触者に美保基地の隊員も含まれていてPCR検査を受ける予定です。
航空自衛隊美保基地の塩川壮1等空佐は、「今後、保健所が行う調査に協力し濃厚接触者の把握や更なる感染拡大の防止に努めます」とコメントしています。