サカエ理研工業株式会社

当社の手がける自動車部品は、ラジエーターグリル等の外装部品、ドアミラー・ドアハンドル等の機能部品ということもあり、完成した製品を実際に目にすることができるものばかり。1台の製品で何千、何万とある部品の、ごく一部の工程に携わるだけで、自分の技術は本当に役に立っているのだろうか…という不安を感じる仕事が多い中で、「街に出掛ければあちこちで自分の『作品』に出会える喜びはたまらない」と、みんな口を揃えて言っています。最近では、カメラモニタリングシステムやミリ波エンブレム等の、自動運転に係る安全の予防的な機能部品など、将来を見据えた製品も具現化させています。

日本有数の表面処理技術を持ち、国内はもちろんのこと、海外でもその技術力が高く評価されている当社。開発から設計・製造まで一貫して生産しているため、ひとつの発想から実際の製品となっていく過程を見届けられる醍醐味と、やりがいを存分に味わうことができるのが強みです。現在は国内生産拠点5工場に加えて、新たに群馬県伊勢崎市に設置する新工場が稼働しています。海外生産拠点5工場（アメリカ：イリノイ/アーカンソー・中国・インドネシア・インド）も加えて、着実に当社の製品が世界へと羽ばたいています。当社は、今後も一層のグローバルな展開に重点を置いていきます。

当社は特定の自動車メーカーとの資本関係がない独立資本であるため、取引先も多く、しがらみにとらわれない自由な発想で開発できるのが最大の魅力です。「お客様の立場に立った発想が傑作を生む」という考えをもとに、一人ひとりのひらめきを大切に各々の能力を存分に活かして技術開発・商品開発を行っています。自動車外装部品の時代感のあるデザインや、耐久性の技術については、各自動車メーカーから高い評価を受けています。その開発の過程において、時には試行錯誤を繰り返す日々が続いたり、新しい発想に頭を抱えたりすることもありますが、これらの経験からステップアップし、更なる挑戦を楽しんでいます。