最終更新日:2020/5/25

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三菱商事フィナンシャルサービス(株)

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業種

  • 各種ビジネスサービス
  • その他金融
  • 専門コンサルティング
  • サービス(その他)

基本情報

本社
東京都

三菱商事グループにおける「財務・経理・審査のプロフェッショナル」

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3名の若手社員が語る、専門性を磨くやりがいと成長の手応え!

三菱商事グループの財務・経理・審査を専門的に担うMCFJ。その最前線では若手社員たちが存在感を発揮し、同グループの成長を支えている。そんな3名の先輩たちが入社後の歩みと成長、やりがいを語ってくれた。

■Iさん(左)
(財務グループ/2012年入社)
■Nさん(右)
(アカウンティンググループ/2015年入社)
■Sさん(中央)
(マネジメントサポートグループ/2018年入社)

座談会メンバーが実感する働きやすさ

「子育てと仕事を両立している先輩もたくさん活躍中です。ライフイベントを経ながら長く働きたい」と笑顔を見せるIさん。
「“わからないことがあれば何でも聞いて”と言ってくれる心強い先輩ばかりです。会計や簿記の知識がなくても、入社後に一から学ぶことができます」とNさん。
「メリハリをつけて働けて、休みをしっかり取れる環境です。私は学生時代から続けているダンスのイベントに出てリフレッシュしています」と、オフも充実させているSさん。

【Iさんの歩み】多彩な部門の経理・財務経験を積み重ねながら、チーム全体にも視野を広げていく

大学では物理学を専攻しましたが、就職活動では理系・文系を問わず、幅広い業界・職種を見ようと考えて活動していました。最初から自分の可能性を決めつけず、自分の将来を幅広く探ってみたいと思っていたからです。その中で出会ったのがMCFJでした。専門性をイチから学んで「財務・経理・審査のプロフェッショナル」をめざせることに興味が募り、面接で自然と自分を出せた雰囲気のよさにも安心感を覚えました。

入社後は5年間、三菱商事の経理を担うグループにて、じっくりと基礎固めができました。三菱商事にはさまざまな事業部門があり、私は、繊維、リテイル、タイヤ、海外市場、コーヒー・ココア等の幅広い経理業務を経験。担当部署が変わると、仕事でやりとりする三菱商事の方々の顔ぶれも変わり、業務内容も違ってきます。そこに対応する難しさを感じながらも、視野とスキルの広がりを実感できた5年間でした。

その際に心掛けていたのは、三菱商事の方々から受ける相談に対して、その内容を自分が100%理解するということ。自分が理解していないと、上司・先輩への相談もあやふやになり、自分のスキルアップにもつながっていかないと考えていたからです。その心掛けを三菱商事のみなさんも認めてくださり、「Iさんが担当してくれてよかった」と嬉しいお言葉をいただけたことも。そんな経験を通じて、三菱商事のビジネスを経理面から支えるやりがいを深めていきました。

そして、6年目からは部署を異動し、財務グループで外国為替の財務処理を担うようになりました。海外取引を手掛ける営業部局と銀行の間に立ち、海外取引の決済業務をサポートする立場です。より専門的な知識が必要とされ、海外取引ではスピード感も求められます。しかし、5年間培った経理・会計の知識をベースに、外国為替に関する知識やルール、貿易業務の流れなどの知識を吸収し、急を要するイレギュラーな案件にも対応。自身の新しい成長を実感できています。

8年目の現在は、品質管理の業務や、RPAと呼ばれる業務自動化システムの活用など、チーム全体に関わる役割も担っています。上司・先輩にも「こうしたほうがいいのでは」という意見を言いやすい環境で、随時相談しながら進めています。これからも、こうした経験を通じて財務の知識の幅を広げながら、外為分野の専門性をもっと深く磨きたいと思います。

【Nさんの挑戦】自分なりの業務改善を積極的に実践し、経理に精通したスペシャリストをめざす

私は大学で会計学を学び、経理の仕事に就きたいと考えていました。当初は企業内の経理部に就職する道を模索していましたが、経理・財務を専門に手がけるMCFJのことを知り、興味を持つようになりました。三菱商事の幅広い事業に携わりつつ経理に関する専門性を高めることができるうえに、400名弱の会社なので自分の存在感も発揮しやすいことに魅力を感じ、入社を決めました。

学生時代に簿記の資格も取得していた私ですが、机上の勉強と実務ではやはり勝手が違います。入社後はわからないことばかりで、そのギャップに戸惑いを隠せませんでした。しかし、私のインストラクター(指導員)として付いてくれた先輩が専門用語から丁寧に教えてくださり、一つずつ着実に実践力を磨くことができました。

私の所属は、石油、炭素、液化天然ガスなどの取引に不可欠な収支や決算に関連する業務を担当しています。ときには数百億円にも及ぶ金額を扱いますので、ビジネスのダイナミックさを数字上で体感するとともに、ミスが許されない責任に身が引き締まる毎日です。それと同時に、三菱商事の方々からの相談に対して、経理の視点で的確なアドバイスができたときにはやりがいを感じます。新規事業の経理処理について「このやり方でいいのか見てほしい」と営業部の方から相談を受けた際、「ここはこうしたほうがいいです」と会計サイドの専門的知見からのアドバイスで、その後の正確な業務運営のお力になれたこともありました。そうした積み重ねによって信頼関係を深めあえることも、やりがいに結びついています。

業務の効率性や正確性を高めるために、自分なりの工夫を実践する場面も増えています。これまで担当者がそれぞれ手作業で行っていた表加工の処理を、RPAを用いてボタン一つで加工できるようにプログラムを組んだり、慣習的に行っていた処理を見直し、思い切ってやめることを提案したこともあります。入社前に「自分の存在感を発揮しやすい」と感じたとおり、年次にかかわらず自分の意見を提案・実行でき、業務改善にも力を発揮できる風通しのよさを実感しています。

私の目標は、経理に精通したスペシャリストになることです。経理には財務や与信審査などの知識も関係してきますので、財務グループや審査グループでの業務も幅広く経験し、研修も活用しながら大きく成長して、アカウンティンググループのコアとなる人材を目指しています。

【Sさんの成長】上司・先輩から業務のメソッドを教わり、アドバイスを吸収して成長を重ねる毎日

私は大学で主にマーケティングを学び、その過程で気づいたのが、ビジネスのすべては正確な経理処理や資金運用の上に成り立っているということ。そこから経理・財務分野に強く興味を持ち、就職活動中にMCFJと出会いました。三菱商事グループを経理・財務面から支援できる魅力に加え、社員の方々と気さくに話ができる場を設けてくれて、「何でも聞いて」と不安を払拭してくれたことも入社の決め手になりました。そうした人の温かさは、入社後もいっそう強く感じています。インストラクターの先輩はもちろん、上司・先輩みんなが私のことを気にかけてくれて、本当に心強い職場です。

私の所属は、三菱商事のグループ企業の経理を担う部署です。入社から約半年間は支払・入金管理、国内外への送金などを行う出納業務を集中的に担い、今は出納業務と経理業務を兼務しています。グループ企業によって経理上のルールが異なるため、その一つひとつを理解する必要があり、複数の業務が並行して動きますから、タスク管理の難しさもあります。しかし、先輩たちが業務知識のみならず、仕事の進め方からアドバイスしてくれるので、自分なりに実践しながら一歩ずつ成長を目指しています。

たとえば、自分の業務の履歴を残すこと。1年目の私は新しい経験の連続でした。それらを貴重な経験として積み重ねていくためにも、「この場面ではこう処理した」という履歴を随時Excel上にまとめ、経験したことをいつでも閲覧できるようにしています。それによって2年目の現在も同じミスの繰り返しを防ぎ、知識の定着にも役立てています。また、並行する業務を効率よく進めるために、仕事に取り掛かる前に優先順位を決め、毎日のタイムスケジュールを組み立てるようにしています。こうしたメソッドも、上司・先輩から教わったこと。経理業務の一連の流れも見えやすくなり、落ち着いてスキルアップに励むことができています。

グループ企業の経理全般に知識・スキルを広げ、三菱商事本体の経理にも携わってみたいと、意欲は高まるばかりです。当社では上司・先輩から高い専門性を吸収でき、しかも幅広いビジネスの経理経験を培えるため、充実感を味わいながら日々の業務に臨んでいます。

人事部から学生の皆さんへのメッセージ

単刀直入に、MCFJが求めている人材像からお話しします。それは、「自ら考え、自ら行動する人材」です。私たちは、三菱商事の財務機能、経理機能、審査機能を切り出して、集中的かつ専門的にそれらを取り扱う業務を行っています。目指しているもの、そして求められているものは「財務・経理・審査のプロフェッショナル」としての実力と矜持。MCFJの専門性によって三菱商事グループの企業価値をさらに高める。それは日本を代表する商社を支えるという意味では、日本の経済の土台を支えていく仕事でもあります。

このように目指している目標やビジョンは大きいですが、それに一人ひとりの 社員が挑戦できる環境もMCFJは整えています。福利厚生の充実・女性の育児休業からの復職率の高さ・手厚い教育研修制度など、これらは男性女性問わず多くの社員にとって成長できる環境だと思います。

(人事部 人事部長/鶴岡 まゆみさん)

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人事部長の鶴岡さん。「財務・経理・審査など硬いイメージがあるかもしれませんが、MCFJは朗らかで明るい社員が多いです。自発的な考えや積極性を重視しています」

マイナビ編集部から

2001年に三菱商事の財務・経理・審査の機能を切り出し、誕生した三菱商事フィナンシャルサービス(MCFJ)。社内では今回お話を伺った3名のように若手社員たちがのびのびと会社をけん引している。

3名の学生時代の専攻は三者三様で、いずれも就職活動中にMFCJの存在を知ったという。入社の決め手もそれぞれだが、共通していたのは「人の魅力」。「面接で私の話を丁寧に引き出してくれて、“こんな人たちと一緒に働きたい”と強く思えたんです」というIさんをはじめ、人に対して安心感を覚えたことが大きかったと語ってくれた。そうした人に対する温かさは教育・研修制度の手厚さにも表れており、インストラクター役の先輩がマンツーマンで付くOJTに加え、チーム単位で自発的な勉強会も随時開催するなど、和やかな雰囲気の中で疑問を解決できる場が設けられている。学生時代に経理・簿記を学んでこなかった社員たちが多数活躍していることも、教育・研修が充実している証拠だ。

その背景には、「財務・経理・審査のプロフェッショナル」として専門性を磨き上げ、仕事を任せられる人材になってほしいという同社の思いがある。三菱商事グループの事業は幅広くてダイナミック。経理・財務を通じてその根幹を支え、強い専門性を身に付けられる同社で、一歩ずつ貴重な経験を重ね、成長とやりがいを体感していってほしい。

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東京駅を見渡せるとても明るいコミュニケーションスペースを持つ同社。社内のオフィス環境も清潔で、ハード・ソフトの両面から働きやすい職場づくりを 目指している。

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