最近超活況なヤフー掲示板見直してるけど荒れてるなー。

やっぱり短期と長期の争いになってて、同じホープを信じている人でも主張内容や反応が全然違うように見える。
これまで株価が上がり続けてた段階ではこの二派の違いはそこまで出なかったんだけど、下落したことにより如実に表れてきている感じ。

しかし株銘柄のヤフー掲示板は、ホープに限らずよく見てるんだけど、ホープはその中でも優秀だよね。他に見てる掲示板が急騰スレで話題になるようなイナゴ銘柄が多いから特にそう感じるんだろうけど。テラとかおもちゃ銘柄や、enishとかのゲーセク系は掲示板のレベルが低い。

ホープは、最近ちょっと増えたけどあんまり精神年齢低い煽りも多くないし、主張の是非はともかくそれぞれの投稿者がそれぞれの根拠をもって主張しているのでとても参考になる。

その分、どの主張・根拠を信じて自分が取り入れるか、の難易度も高いわけだけど。

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ここ数日のを見てて入札件数についてよく話題になってるけど、私としては前年比比較で伸びてる分はすごいと思うけど、その分は今回決算でもある程度織り込まれている気がする。だから人によっては「頭打ち」という主張をしている人もいる。

去年と同じ推移を辿るなら4Qが急激に入札が伸びるわけだけど、1Q2Qの入札件数の前年比どおりに伸びるなら、とてつもない伸びになると思う。ここで考える必要があるのが「頭打ち」。

主に売り煽りが主張する「頭打ち」は「もう入札する対象がない。伸びしろがない」のか、matさんが主張してた「ホープ側が入札を控えている」のかには決定的な違いがある。

私は後者だと思っていて、たぶんホープは今、電力事業の保証金に回すキャッシュが本当に足りていないんだと思う。だからなりふり構わず株主から批判を受けようともワラント行使をめちゃくちゃ急いでキャッシュを確保しようとしているのは想像に難くない。

少なくとも経営存続上お金が足りないという訳ではないということは重要な部分であって、というよりワラントIRの調達理由にある通り事業を伸ばすためのワラントであるという当たり前のことを、「ワラントでの下落!」に気を取られすぎてなぜか誰もが忘れてしまっている気がする。まぁ私もつい忘れちゃうんだけど。

逆説的に、ここまでワラントを急いでキャッシュを準備したいということは、今期のエネルギー事業も相当に伸びている証拠でもあり、さっきの頭打ちの話で言うと伸びしろがないなんて全然なく、頭打ちがあるとしたらキャッシュが用意できないから入札を控えているのではないか。

行使による下落は苦しいけど、行使が進んでキャッシュが確保できれば3Q4Qの入札件数増加に大きく繋がっていくわけだ。特に後半のQは売上高大きい案件が多いみたいだし。

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この辺りが、短期と長期の目線の違いを決定的にしている部分だと思う。短期の人はワラントによる下落による今しか見えていないから、業績もワラント理由も忘れて投げてしまっている印象。

短期なんだから選択としては当たり前なんだけど、どうせワラント行使終わっても電力事業が伸びるにはタイムラグがあるんだし、ワラントが行使のタイミングで短期でinするのは今さらの結果論としては間違いだったということになる。

ここはやはりどの銘柄でもそうだけど、inするときにはどういう目的でいつまで持つのかを明確にしておく必要があると改めて考えさせられる下落だった。

私が利確せずに持ち続けたのは、「多少落ちるだろうけどワラント行使で事業がさらに伸びるんだから」という長期目線での、ある意味短期を考えていない脳死だったからという部分がある。ここはより投資家として利益を追求するなら、上述のように短期目線でもしっかり考えておけばもう少しうまく立ち回れて資産を伸ばせたかもしれないが、まぁそこは結果論。そもそも株から離れたくて冬眠したいから長期ポジに切り替えたのもあるし。

長期目線で持つのは初めてだったので、長期目線とはいえ短期目線ならどうかという考えも必要だということは、今後に生かしたい。

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ちなみにここからは完全な妄想だけど、JPXからのスポット電力購入による電力調達には大きなリスクがあることが度々指摘されてる。それはホープ自身も認識してるから利益がレンジ予想なんだろうけど、私はあの社長がこのままのリスクがある状態に置いておく訳がないと思ってる。

自主電力での調達は、「自治体に特化した」という本来の会社の方向性や、それこそ資金が必要なため行わないと思うので、そう遠くない時期に、安定した価格で電力を購入できるようにどこか自前電力を持っている会社と業務提携を行う可能性が高いと見てる。

先日の決算説明会でもホープに言及してた3962チェンジが発電に進出するとのことで、ここと業務提携とかしたら面白いんだろうけど、これからの進出で具体的にいつやるのかがあまり銘柄調べてないので知らない。ま、チェンジじゃなくても発電系の企業はいくらでもあるので、ホープのように安定して買ってくれる企業となら業務提携も進みやすいんじゃないだろうか。

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この辺りを再確認した上で、さらにしっかりホールドしていきたいと思う。節目は遠のいたけどホープをもっておけば時間の問題だと思ってるので、買値割って枚数減らさなくて済むようにだけ願いたいところ。