バイヤー激押し!! HOT PICKS
2009年10月20日 (火)
聴く者の胸を熱くさせるメロディーとヴォーカル、そして、身を委ねたくなるような分厚いサウンド―新世代ラウド・ロックのブライテスト・ホープ、coldrainが放つ待望の1stアルバム!!
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http://coldrain.jp ; http://www.myspace.com/coldrainjapan |
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ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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破壊的にラウドで、抜群にメロディアス!
Final Destination
coldrain
価格(税込) :
¥2,409
会員価格(税込) :
¥2,217
まとめ買い価格(税込) :
¥2,048
発売日:2009年10月28日
在庫あり
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このバンドの楽曲を聴いて圧倒されるのは、破壊的なラウドさと抜群のメロディアスさを、まるで魔法のように融合させている点だ。汗だくでヘッドバンギングしながらも、サビで清々しくシングアロングしてしまえるという独特な体験が出来てしまう。例えば今作『Final Destination』に収録されている「Someday」や、ライヴの定番曲となっている「My addiction」は、まさにその持ち味が発揮されている曲だ。
「“大事なのは歌”っていう考えが、全員にあるんです。どれだけ攻撃的に行っても、やっぱり歌もちゃんと聴かせたい。メロディアスなものもラウドなものも好きだから、全部ひっくるめると、こうなるんですけど(笑)」(Masato/Vo)
「ギターが2本とも低いチューニングのバンドは多いけど、僕らはそれぞれ違う。チューニングが違う分、表現出来る音の幅は広くなっているんですよね」(Sugi/G)
「coldrainはツイン・ギターですけど、この2人の存在はバンドの特徴に繋がっていると思う。ほとんどユニゾンがないんです。それによって曲の奥行きが出ているんです」(Masato)
「ボトムはSugiが弾くんですけど、そこの音は僕は持ってないので、ユニゾン出来ない。その分、例えば同じAメロでも2つの表情が付けられるんです」(Y.K.C/G)
音域も計算に入れたアレンジにより、ヘヴィなパンチ力も、抜けの良いフレーズの飛翔力も、両立してしまっているというわけだ。強靭なビートを打ち込むリズム隊に牽引されつつ、起伏に富んだ展開をしてゆくのも、サウンドに関する聴き処だ。クライマックスに向かいながら、サウンドの熱量がドラマチックに上昇する様にワクワクさせられる。
「自分達が聴きたいツボの融合を表現したのが、今回のアルバム。前は“洋楽になりたい”っていう意識があったんだけど、それもなくなりました。自分達のツボを自然に出すことが大事。英語でやってるのも、それが自分にとって自然に出てくるものだから。日本語でやっていてカッコいいバンドもたくさんいるし、それは自然に出てくるものとしてやっているからだと思う」(Masato)
後戻りの出来ない人生を進む雄々しい決意が炸裂する「Final destination」。正体不明の大きな力に流されることへの反発を描く「Survive」。人生を絵に喩え、自分なりの色を塗りながら名画を描き上げよう!と呼びかける「Painting」など。リリックの豊かな表現力にも注目して欲しい。また、真っ直ぐな愛情表現に満ちた「Just tonight」。出会いの不思議をファンタジックに描いた「Deja vu」。恋人と共に過ごす時間のかけがえのなさが美しく映し出される「8AM」など、ラブ・ソングの切れ味が良い点も大きな魅力だ。
「ラウド・バンドとして始めたけど、今は“ラウド・バンド”っていう括りは好きじゃない。まあ、ラウドなものは好きなんだけど(笑)。でも、それだけじゃないし、僕らは僕ら」(Y.K.C) 「変に先入観を持たれるのではなく“ロック・バンド”としてやっていきたいなと思うようになってます」(Katsuma/ds)
「自信を持ってこの音源を出すので、とにかく、いろんな人に聴いて欲しい。俺らならいろんなジャンルの壁を壊せると思う」(R×Y×O/B)
破格であると同時に、ラウド・ミュージックとしての王道の熱いエネルギー、サウンドメイカーとしての正統派のセンスの良さを持っているcoldrain。本作を切っ掛けに、彼らの世界はまだまだ無限に広がってゆくことだろう。