建築や不動産に関する、多くの問題やさまざまな被害が起きている事は、テレビや新聞でも頻繁に報道されているところであります。なぜそのような事が頻繁に起きてしまうのか?それは、建築・不動産の世界は、業者(供給者)とお客様(消費者)の知識格差が、とりわけ大きい業界だからだと考えます。
そこで、Con4tableのホームページをご覧いただいている方だけに、知って得する、知らなきゃ損する情報を提供する、『建築“知っ得”情報室』を開設いたしました。
「業界のマル秘裏情報」を含む、巷のHow to本では教えてくれない有益な内容の情報を提供してまいります。
是非、お役立ていただきたいと願っております。
「手抜きされた」や「ボッタクられた」という言葉は、工事絡みで非常によく耳にします。この2兄弟は、まさに建設工事界の『金角・銀角』(西遊記)です。恐るべき大敵ですので、今一度、からくりをしっかり認識して、遭わないようにしましょう。
「手抜き工事」の元凶は、安く見せるために、必要な原価(材料代・製品代・職人給料など)を削ってしまうことです。
指定の品質レベルを安い物にし、工法を勝手に変え、必要な数量を間引いて減らしたりしてしまいます。ちなみに話題になった耐震偽装事件は、「シャブコン」「鉄筋間引き」「構造強度不足」…“手抜きの総合商社”ですね。
「ボッタクリ」は見ての通りですが、手抜きがバリューセットで付いてくると、「踏んだり蹴ったり」ダブルパンチでかなりの衝撃を受けます。
少しでもご理解いただけましたか?これらのイメージを踏まえているだけでも、かなり役に立つと思いますので。
Good Luck!
残念ながら、これらの相談が後を絶ちません。日常的に、あちらこちらに出没していますので、心配な方は速やかにご相談にいらして下さい。