あなたは何故、何のために家を建てるのか?家の役割とは何か?今一度、じっくり考えてみて下さい。この答え次第では、「家づくり」で大失敗をする可能性があります。その答えの中に、「家づくり」を考える上で、最も重要で必要不可欠な要素が見えてきます。 |
原始人が何故、「家」(当初は「穴」)に住むようになったのか?住むようになってから「家」に対する要望が、
どう変化してきたのかを想像してみて下さい…
天災や外敵から「命」を守らねば!
気候の変化や害虫を避け「健康」を維持したい!
泥棒や劣化から「資産」を守りたい!
家族のコミュニケーションを深めて「幸福」を創造したい!
高機能な設備を設置して、利便性能を高め「快適」を味わいたい!
外観や装飾を豪華にして「優越感」を満たしたい!
きっと以上のような段階を一歩ずつ経て、現代のような「家」に進化してきたのではないかと想像出来ます。もうお気付きかも知れませんが、この過程には「家づくり」を考える上で、とても重要な知恵があります。実は、この過程こそが、
「家づくり」の絶対的な順番を決めるルーツなのです。
それではCon4table考案の"「家づくり」の絶対ルール"をご紹介いたします。
それは、以下の「家づくり」の優先順位を絶対に守ることです。
優先順位とは、家を建てるにあたり、家のどこから先に考えていくか、限られた予算が足りない場合にどこから優先して配分するか、という順番のことです。
もちろん、[1]番~[6]番まですべてを満たせば、いわゆる完璧な「家」であります。しかし、ほとんどの場合は予算があり、その範囲内で限りなく良い家を建てなければなりません。そこで、何を優先するかという判断と、選択をしていかなければなりません。
例えば、防犯ガラス30万円orシステムキッチンのグレードアップ30万円、といったケースであればどうしても、キッチン…を選択したくなるでしょう。 気持ちはよく分かりますが、こういう時にはまず優先順位を確認して、上位のものを選択することが、失敗しない“「家づくり」の絶対ルール”なのです。
「家づくり」は、必ず優先順位[1]番から順番に、確実に満たしていって下さい。その過程において、途中で予算が無くなった場合は、とりあえず必要最低限のものを揃えておけば良いのです。ちなみに[4][5][6]番などは、お金ができた段階で、いくらでもグレードアップや更新が出来るのです。いわゆる「無くても死にはしない」ものです。
対照的に、[6]番からや[5]番から満たしていくと、[1]番、[2]番の予算が無くなってしまいます。その結果…外観や内装も設備も最高に素晴らしい家なのに、入居後すぐに侵入強盗に押し入られ、悲惨な結末となってしまった、という事件が実際に発生しております。何のために待望の「家」を建てたのか…どれだけこだわっても、これではまさに本末転倒ですよね。「家」こそ「命あっての物種」であることを、絶対に忘れないで欲しいと願っております。
住まいの原点は、「人が最も無防備な状態を守り、安心して眠れる、家族生活の容れ物」であります。そこから見えてくる「家」の究極の目的とは、「家とは住む人の命と財産を守るもの」であると、Con4tableは確信しております。 |