軽度知的障害で、絶賛不登校中の次女の話。
子ども会でハロウィンイベントがありました。
「ハロウィン楽しみ!でもみんなと話できるかな?」とイベント前に不安を口にする次女。
母さんはみんなが家に回って来て お菓子を配る役なので、公民館に行かないから しんどいと思ったら電話持っていってメールして!
と言って送り出す。
会場に入ってすぐに「おかあさん、やっぱりだれとも話せないよ。どうしよう。」
とメールが来る。
「おかあさんも行くね」と返信して 公民館に。
公民館の中はチビっこから中学生まで 仮装した子どもたちがおかあさん達にメイクしてもらってる。
角っこで丸まって小さくなってる次女を発見。
隣に座って 背中をトントンして「しんどかったら帰ってもいいんだよ?小さい子と遊んでもいいし、メイクしてもらいに行ってもいいんだし。」
首を横に振って小さく丸まったまま。
こういう状態を 先生達は固まっちゃって。って言うんだな。
しばらく隣に座ってみんなを眺める。
メイクしてるおかあさんに「次女〜!おいでよ!メイクしよう。」と声をかけてもらったが動けない。
しばらくして 撮影タイムになり、みんな写真を撮ることに。
写真用に何かオバケかカボチャのインスタントタトゥーとかやってみない?って聞くと「やる」って
ちっちゃいコウモリと オバケをつけて、年下の女の子に「一緒に写真撮っていい?」って聞くといいよ〜。と言われてやっと笑顔が出ました。
ちょっと離れたところから見ていたら、ちょっとその子と話をして また私のところに戻ってきてを繰り返し。
一対一とかで話せる子はいるけど、集団の中だと話かけるのが怖いみたい。
お菓子をもらいに出発するので家に戻らねば〜と思いつつ 最年長の女子(中3)2人に声をかける
「次女が久しぶりに人の群れに入って どうしていいかわからなくなって動けなくなるかもだから、一人で動けなくなってたら“こっちだよ〜一緒に行こう!”って声かけてくれないかな?」
とお願いしたら
「ああ!大丈夫です
わかりました
」
と軽く返事をもらい、帰宅。
お菓子をもらいにうちに来た時もニコニコしてたし、一時間くらい回って帰って来た時も楽しそうでした♪ 良かったよかった
ずっと一緒にいてサポートしてあげて欲しいと言うのではなくて、ほんの少し「あの子困ってるのかな?」って気がついた時に ちょっと声をかけてあげる 手を差し伸べてくれるだけで 輪に入れるのにね。
学校ではこういう時に次女から話しかけられるように努力しましょう!練習しましょう!となるんですが。
今日の3年女子たちも 快く「いいですよ♪」って言ってくれるんだし、本人達にとっても過剰な負担にならないくらいの 少しの気遣いや 思いやり 優しさの使い方を教える事が協力学級に望む事だったんだけど。
今回のイベントを見ていても 学校行事でも
「成功させる」事が大人から見て重要で それは仕方ない事なんだろうな。
だから端っこで固まってる子がいたとしても そのフォローとかは気が回らないし 子どもたちも固まってる子にどうしていいかわからないから近寄らない。
こうしてあげて欲しい。と負担のない方法を お願いしたらOKしてくれるし その方法を大人が教えてあげられたらいいんだよね。
と思いました。
ほんの少し
気がついて
手を貸して
声をかけて
それだけで救われる 存在してもいいんだって思える。そんな子もいるんですよ。って。
みんな忙しくて 成功させることでいっぱいいっぱいなんだけど。
サポートの仕方をアドバイスできる大人になれるよう。
心に余裕を持てる大人でいられるように。
深呼吸して頑張ろうと思いました。
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一言声をかけてもらえたら動けることはたくさんあって、でも他のこどもたちは声の掛け方がわからなくて。
簡単な声のかけ方を お願いしたら快く手伝ってくれる子たちだし。
子どもにそれを伝える側の大人が色々いっぱいいっぱいな感じなんだなーと。
本当に、習慣になっちゃえばなんの負担もない声かけだったりてを差し伸べるだけの 誰かの負担になることじゃないのにな。
とりあえず、私の余裕を無くさないように、子どもたちに声をかけていけるようになりたいと思います!
コメントありがとうございます
南風見田ファーム
2020-11-01 05:28:48
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