新型コロナウイルスの感染者が急増している東京都で、感染がわかっても入院先や宿泊療養先が決まらない人が年末年始に3千人を超えた。厚生労働省の専門家組織は6日、都内に限らず、首都圏や中部圏、関西圏といった感染者が多い地域では「入院調整に困難をきたし、病床の転用など通常の医療への影響も見られる」として、早急に感染者を減らす対策が必要だと訴えた。
専門家組織の資料によると、昨年12月20~26日の週に都内で入院先や療養先などが「調整中」の人は1500人を超え、翌週には3千人を超えた。座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は「高齢者施設内で入院の待機を余儀なくされるケースも生じている」と指摘した。対応を続けている保健所や医療機関の職員はかなり疲弊しているという。
専門家組織は全国の感染状況について「過去最多の水準」と指摘。入院者や重症者、死者も増えている。
4日までの1週間で新たに感染が確認された人は2万4667人で、東京都で約4分の1を、神奈川、埼玉、千葉を合わせた1都3県で約半数を占める。
人口10万人当たりの新規感染…
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