Lemierr’s syndrome due to Fusobacterium necrophorum
Lancet infectious diseases
Lemierr’s症候群:内頸静脈の化膿性血栓性静脈炎
多くはFusobacteriumで起こる。(口腔内、泌尿器、消化管の常在菌)
抗菌薬の発達前には7-15日間で死亡していた。
18歳白人大学生。
2008年から咽頭痛発熱で救急外来来院、ウイルス性咽頭痛と診断され帰宅
4日後の咽頭痛の増悪、発熱持続、倦怠感で最新。
Monospot testは陰性で、扁桃炎と診断された。
ステロイド、アジスロマイシン、イブプロフェンが処方。
2日後に他院を受診し扁桃炎と肺炎の診断で入院。数日後、左の顔と首が腫れ診断された。血液培養はF.necrophorum が検出。セフトリアキソン→経口クリンダマイシンで退院
→その後増悪し、筆者の病院に来院。脳膿瘍を呈していた、ドレナージを薦められたが、拒否し抗菌薬で治療。 セフトリアキソン、経口メトロニダゾールで治療。
→改善し復帰
若年成人に発生しやすい。
性差・発生頻度は報告により様々。
Fusobacterium:13種類が報告されており、F.necrophorumが最も一般的にLemierre’s 症候群から分離される。
EBウイルスとの関連が指摘されるがはっきりしない。
109例のreviewでは47.7%に来院時首の所見を認めなかった。
他の感染部位としては肺が多く85%。(necrotic cavitary lesionsが一般的)
次に多いのが大関節であり26%に認める。
治療:βラクタマーゼ阻害剤配合薬を含むのが望ましいい。Metronidazoleは一般的に処方される。(脳への移行性がよい。500mg1日3回)治療は3-6週。
抗凝固療法は推奨されない。
Lancet infectious diseases
Lemierr’s症候群:内頸静脈の化膿性血栓性静脈炎
多くはFusobacteriumで起こる。(口腔内、泌尿器、消化管の常在菌)
抗菌薬の発達前には7-15日間で死亡していた。
18歳白人大学生。
2008年から咽頭痛発熱で救急外来来院、ウイルス性咽頭痛と診断され帰宅
4日後の咽頭痛の増悪、発熱持続、倦怠感で最新。
Monospot testは陰性で、扁桃炎と診断された。
ステロイド、アジスロマイシン、イブプロフェンが処方。
2日後に他院を受診し扁桃炎と肺炎の診断で入院。数日後、左の顔と首が腫れ診断された。血液培養はF.necrophorum が検出。セフトリアキソン→経口クリンダマイシンで退院
→その後増悪し、筆者の病院に来院。脳膿瘍を呈していた、ドレナージを薦められたが、拒否し抗菌薬で治療。 セフトリアキソン、経口メトロニダゾールで治療。
→改善し復帰
若年成人に発生しやすい。
性差・発生頻度は報告により様々。
Fusobacterium:13種類が報告されており、F.necrophorumが最も一般的にLemierre’s 症候群から分離される。
EBウイルスとの関連が指摘されるがはっきりしない。
109例のreviewでは47.7%に来院時首の所見を認めなかった。
他の感染部位としては肺が多く85%。(necrotic cavitary lesionsが一般的)
次に多いのが大関節であり26%に認める。
治療:βラクタマーゼ阻害剤配合薬を含むのが望ましいい。Metronidazoleは一般的に処方される。(脳への移行性がよい。500mg1日3回)治療は3-6週。
抗凝固療法は推奨されない。
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