南アフリカのコロナ変異株、フランス国内で初確認
【1月1日 AFP】フランス保健省は12月31日、南アフリカで広がる新型コロナウイルスの変異株に感染した人がフランス国内で初めて確認されたと発表した。
南アフリカから帰国し、スイス国境に接する仏オーラン(Haut-Rhin)県の自宅に戻った男性が「501.V2」と呼ばれるこの変異株に感染していた。
南アフリカ当局が先月中旬に確認して以降、この変異株の感染は日本や英国などで確認されている。501.V2は、英国で発見された別の変異株と同様に、強い感染力を持つ可能性が指摘されている。
新型コロナウイルスの流行がアフリカ大陸で最も激しい南アフリカでは感染者は100万人を超え、死者は2万6000人に上っている。(c)AFP