更新日: 2020/12/30
目次
男子、九州学院が決勝で桐蔭学園との接戦を制して優勝!
女子、筑紫台が日吉ヶ丘から2-0で勝利し、大会制す!
令和2年、2020年12月27日~28日、全国高等学校選「高校生想代」剣道大会が沖縄県立武道館にて開催された。
北は北海道、開催地となった沖縄まで全国から男子が25チーム、女子が21チームが参加し、5人制団体戦、トーナメント戦にて優勝が争われた。
大会開催にあたっては、教員・剣道部監督等の有志により企画・主催された。
基本的に無観客でおこなわれ、様々な新型コロナ感染症対策がされた中でおこなわれた。また、試合においてもつばぜり合いの早期解消、密着・膠着状態となる前に「分かれ」となり、選手の掛け声もタイミングによっては注意される場面もあった。
男子、第1シードの九州学院は、初戦となった2回戦で比叡山(滋賀)と対戦し3-0で勝利しベスト8進出を決め、大会二日目の準々決勝で東福岡との対戦となった。東福岡は2回戦で、小山との1-0の接戦を制して最終日へ進んだ。
九州強豪校同士の一戦、九州学院と東福岡は予想通りの接戦なった。九学副将・荒木がメンを決めて勝利した1勝リードの大将戦なり、東福岡大将・安藤が九学・平尾からメンを奪い一本勝ちし代表戦へ持ちこみ、再び大将同士の対戦となった。平尾が安藤から鋭い出ばなメンを決めベスト4進出を決めた。準決勝では明豊と対戦。
近年、九州・全国クラスでの大会でも上位進出を果たしている強豪・明豊は、今大会でも勢いよく勝ち上がった。1回戦の東山、2回戦は三重、準々決勝では奈良大附属を相手に負けなし、3勝以上の差をつけて勝ち上がった。この準決勝の九学戦でも一歩も引けをとらない試合展開を見せた。結果としては中堅戦で九学・鈴木の1勝により1-0で九学が勝利し決勝を進出を決めたが、明豊も紙一重の勝負を演じその強さを証明できた。
決勝戦、九州学院は関東の強豪・桐蔭学園との対戦となった。
桐蔭学園は1回戦で三重総合を3-1、2回戦では札幌第一と2-1と苦戦をしいられる場面もありつつ粘り強く勝ち上がり、準々決勝の明和戦を4-0、準決勝では山村学園を3-0で尻上がりに調子を上げて決勝まで勝ち進んだ。
決勝戦、先鋒戦は桐蔭・久川の動きの良さが光ったが九学・手塚から一本を奪えず引き分けた。次鋒戦では九学・林がメンを決めて先制したが桐蔭・河西がすぐにコテを取り返し引き分け、中堅戦の九学・鈴木と桐蔭・伊藤の対戦も引き分けと、3戦連続で拮抗した試合が続いた。
試合が動いた副将戦、九学・荒木が試合終盤に近い間合いからメンに飛び込み先取、桐蔭・田中は取り返したかったが時間が足りず、荒木の一本勝ちと大きな一勝を得て大将の平尾へとつなげた。
勝利が必要な桐蔭大将・本村だったが、試合序盤に平尾がドウを決めて先取し優勝へのリードを一歩広げたが、本村も取り返す。平尾の手元の上がりを見逃さずコテを決め返し意地を見せたが、試合時間はまたたくまに4分を迎え引き分けとなり、1-0で九州学院が優勝を果たした。
試合後、大将の平尾は「インターハイ 、玉竜旗などがなくり苦しい状況の中、先生方に大会を作っていただき、優勝できてよかったです。試合では気持ちで負けず、攻めて攻めて守りにならず1回戦から試合をしました。監督からは、苦しい場面も乗り越えろと言われました。また決勝前には、腹を括っていけ、と言われました。決勝の大将戦は先取し取り返されてしまいましたが、気持ちを切り替えて試合をしました」と話した。
九学の監督であり、今大会の発起人の一人である米田監督は「選手たちはよくがんばってくれたという思いです。ご苦労様、という言葉しかありません。」大会に関しては「まだ(コロナが終息していため)安心はできませんが、大会が終了し、選手、関係者の顔をみると、開催してよかったという思いです」と話した。
※女子レビューは準備中。
・男子結果
優勝 九州学院(熊本)
二位 桐蔭学園(神奈川)
三位 明豊高校(大分)
三位 山村学園(埼玉)
・ベスト8
東福岡(福岡)、奈良大附属(奈良)、育英(兵庫)、明和(愛知)
・敢闘賞(敗者復活戦)
小山(栃木)、高山西(岐阜)、小禄(沖縄)、明和(愛知)
・女子結果
優勝 筑紫台(福岡)
二位 日吉ヶ丘(京都)
三位 小禄高校(沖縄)
三位 白河高校(福島)
・ベスト8
中村学園女子(福岡)、樟南(鹿児島)、高山西(岐阜)、守谷(茨城)
・敢闘賞(敗者復活トーナメント)
・中京(岐阜)、守谷(茨城)、奈良大附属(奈良)、錦江湾(鹿児島)
選手・監督インタビュー
男子決勝
男子:○九州学院(1-0)桐蔭学園×
女子決勝
女子:×日吉ヶ丘(0-2)筑紫丘○
男子準決勝
○九州学院(1-0)明豊×
×山村学園 × 桐蔭学園○
女子準決勝
○日吉ヶ丘(1-0)白河×
○筑紫台(3-1)小禄×
男子準々決勝、九学が東福岡との代表戦に勝利。準決勝は明豊と対戦へ。山村学園と桐蔭学園が勝ち上がり、準決勝で関東対決。
・○九州学院(0代表0)東福岡×
※九学・平尾が東福岡・安藤からメンを決めて勝利。
・×奈良大附属 × 明豊○
・×育英 × 山村学園○
・○桐蔭学園 × 明和×
女子、地元沖縄の小禄が、強豪・守谷から勝利!
日吉ヶ丘は優勝候補の中村学園との代表戦に勝利
・×中村学園女子(0 代表 0)日吉ヶ丘○
・○白河(2-0)樟南×
・○筑紫台(2-0)高山西×
・○小禄(1-0)守谷×
男子準々決勝
女子準々決勝
男子・復活トーナメント
※敢闘賞決定戦
・×比叡山(2 代表 2)小山○
・錦江湾 × 高山西
・興南 × 小禄
・×札幌第一(1-2)明和○
女子・復活トーナメント※敢闘賞決定戦
準々決勝で敗れた守谷は、敢闘賞決定戦で比叡山と対戦し連戦となった。動きの落ちた守谷、比叡山は大将戦まで粘ったが、守谷・小川が勝利し3-2で敢闘賞を獲得した。
・○中京(2-1)興南×
・×比叡山(2-3)守谷○
・×聖ドミニコ(1-2)奈良大附属○
・×作新学院(1-4)錦江湾○
12/28生配信
12/27(日)生配信
12/27リアルタイム速報
女子ベスト8に強豪校が揃う!
女子準々決勝
・中村学園女子 × 日吉ヶ丘
・白河 × 樟南
・筑紫台 × 高山西
・小禄 × 守谷
女子団体戦、開幕!
女子、開会式
男子ベスト8揃う!
・12/28開催 男子団体準々決勝
・九州学院 × 東福岡
・奈良大附属 × 明豊
・育英 × 山村学園
・桐蔭学園 × 明和
男子団体2回戦が進行中!勝者はベスト8、明日の最終日へ進出!
・2回戦
○九州学院(3-0)比叡山×
○東福岡(1ー0)小山×
○奈良大附属 × 日本航空×
×三重(5-0)明豊○
○育英(代表戦)郁文館×
×小禄(0-2)山村学園○
○桐蔭学園(2-1)札幌第一×
明和
開会式!まもなく試合開始!
※12/27(土)9時半頃より!
10時より開会式、その後、男子団体戦
※組合せは大会当日公開予定!!
※大会1日目は、男女団体戦・1〜2回戦、敗者復活戦
12/27日・日曜日、いよいよ開幕!!
組合せ
全国高校高校生想代剣道大会が沖縄にて開催!
2020年12月27日(日)〜28日(月)、全国高等学校選抜「高校生想代(そうたい)」実行委員会により全国高等学校選抜「高校生想代」剣道大会 が沖縄県立武道館にて開催される見通しとなった。
大会へは主催者が全国の強豪チームへ案内・招待を行い、男女とも約30チームが参加予定となっているもよう。出場校や組合せは、大会当日に公開発表予定。
試合は5人制団体戦、トーナメント方式で行われる。チーム編成は3年生、足りない場合には2・1年生の参加が認められる。
大会運営にあたっては新型コロナウィルス感染症拡大防止対策をおこない開催される。消毒や三密を避けるなどの基本的な対策や、無観客(※1)、検温、マスクの着用(関係者の着用、選手は試合時も含め)など対策をおこなう。
大会開催に向けて実行員会は、「失意の底にいる生徒たちに少しでも希望を与えたい… 同じ想いを共有する高校監督や剣道関係者達との協議の末、今年度最後の舞台を用意する結論にいたりました。」と言う。 熱意の末に開催が決まった、全国選抜「高校想代」なのだ。
しかし、開催の見通はたったものの、運営としては有志による自主開催ということもあり、下記の「大会概要・趣旨」「寄付・協賛」をご理解の上、運営費等の寄付・協賛の協力も募っていいます。
LET’S KENDOでは、速報&配信予定!!
※1 この大会は原則「無観客」とする。会場への入場は、選手並びに当該選手の引率の保護者・監督のみと し、応援生徒の入場は認めない。 (大会要項より)
大会概要・趣旨
寄付・協賛に関して
※申込方法
別紙の申込用紙に必要事項をご記入の上、広告の原稿データとともに、電子メールで下 記までお送りください。
尚、寄付金としても受け付けております。広告の掲示・掲載が不要で 寄付のかたちで協力いただく場合は、パンフレットにお名前のみ紹介させていただければと 思います。
それでもパンフレット記載を辞退される場合は、お手数ですが申込書の寄付欄の掲載辞退 の寄付欄に レ 印をご記入ください。
Email:kyoueikk@galaxy.ocn.ne.jp
組合せ
※11月に決定