町会費の横領疑惑をめぐり、住民から告発された石川県小松市の市議会議員が名誉棄損などで提出していた住民への刑事告訴が24日受理されました。
この問題は小松市の川崎順次市議が町会費の一部を横領したとして、住民らが今年11月に小松警察署に刑事告発していたものです。
告発を受け、川崎市議は横領の事実はなく名誉を著しく傷つけられたと主張。その上で告発した住民ら3人を名誉棄損と業務妨害の疑いで刑事告訴していました。
川崎市議の代理人によりますと、告訴は24日、小松警察署に正式に受理されたということで、今後は刑事事件及び損害賠償を求めた訴訟で市議の潔白が明らかになると主張しています。
住民側は刑事告訴が受理されたことについて「冷静に受け止めている、警察には公平な立場で真実を明らかにしてほしい」とコメントしています。