こんにちは、かやですニコニコ


ご覧頂きありがとうございますラブラブ






番外編の記事にも、いいねやコメントを頂きありがとうございました✨


夫婦で共有させて頂き、とても温かい気持ちになれましたおねがい
年内に気持ちの整理ができてスッキリしました!本当に感謝しています。












では、前回の続きです!








上司の橋本さんとの初めての話し合いを終え、長期戦になる覚悟を決めた私たち。






番外編で書いた通り、私の体調不良もあって、二度目の話し合いにはうめぴー単独で臨むことになります真顔







曲者と頑固者のバトル第2ラウンドです炎





……………………………





🦁「うめぴー、一人で大丈夫?」

話し合いは私の一度目の手術の翌日でした。




 

🦒「大丈夫だよ。かやちゃんはとにかく休んでて。相手の答えを聞いたらすぐ帰ってくるから。どうせ今日じゃ終わらないだろうし。」






🦁「妥協点はやっぱり土地の手付金100万円かなぁ。」






🦒「まぁね……。いや、どうかな。そこはあくまでも最低ラインだと俺は思ってるよ。」



天野さんにも言われたのは、土地の売買契約を解約する場合は手付金没収がほとんど。(もちろん契約書にも書いてありました。)
なので、とりあえず建物の分の手付金が全額返金されるのを合格点としましょうとのことでした。


私はそれでも満足でしたが、うめぴーはできることなら全額返金を求めたいようでした。









そして、うめぴー単独で橋本さんとの話し合いに臨みました。


この話し合いに関しては同席していないので、二人の細かい会話のやりとりは省略させて頂きます🙇
やっぱりその場にいないと会話の雰囲気とかがわからないので。





……………………………




1時間程でうめぴーは帰宅しました。







🦁「早かったね。話し合いどうだった…?」






🦒「うん、まぁ、予想通りかな。」






🦒「解約じゃなくて、もう一度改めて1から打ち合わせをしませんか?って。橋本が自ら担当になって、本社の力も借りて予算内に収めるようにやってみるってさ。解約すると最低でも土地の手付金100万円は放棄しないとだからって。」







🦁「なるほどね…。建物の分の手付金は?」







🦒「ハッキリいくらとは言わなかったけど、松下のコミュニケーション不足もあるし、不信感を持たせた事実は少なからずあるから、返せるだけ返したいって。」

あくまでも、私たちと松下さんの気持ちに行き違いがあっただけで、松下さんに悪気はなかったし「どうにでもなる」って言ったこともお互いの認識の違いでしたって感じで言われたようです。







🦁「そうなんだ…。建物の分はある程度返ってきそうだね。うめぴーは予算内に収えてもらえるなら建てたいと思う?」

私は気持ちの問題が大きくて、今更予算内に収まったとしても建てたい気持ちはありませんでした。









🦒「いや、全くないね真顔

うめぴーも同じでした!







🦒「かやちゃんに相談しないで悪いかなって思ったけど、きっとかやちゃんも同じ気持ちだと思って。建てる気はさらさらないって言ったよ真顔






🦒「でも、土地と建物への未練は話したよ。実際、かやちゃんとあそこに災害に強い家を建てて住むのを俺は楽しみにしてたんだから。他にいい土地を見つけたわけでもない。あくまでも対応が悪くて、不信感が募って契約解除したいって気持ちを伝えた。」







🦁「そっかぁ。うん、そうだね。あそこに住めるの楽しみだったもんね。私もうめぴーと同じだよ。もう今更打ち合わせしたって、私だって今こんな状態で何にも楽しくない…ショボーン家造りのせいじゃないのは分かってるけど…」








🦒「嫌なことは忘れよう。俺も体調崩してしんどかったし、あそこに住んだってこの1ヶ月の打ち合わせの嫌なこと思い出すから。解決するから大丈夫だよ。かやちゃんは心配しないで。」







🦒「それにしても…。橋本さぁ、すげームカつくんだよな真顔

温厚なうめぴーがこんな風に言うのは珍しくて驚きましたキョロキョロ







🦁「嫌な言い方でもされた?」








🦒「何かさ、【梅野様の場合、4100万円の予算から5000万、6000万に上がったわけじゃない。300万円くらいなら保険などの提案次第で月々に換算すれば何とかなる金額ですが】って言われたんだよ。それにカチンときちゃってさ。

できるなら初めからやってください。そもそも何の提案も受けてませんけどね、間取りも含めて。】って言ってやった真顔

これは私も聞いてムカつきました!でもうめぴーもなかなか強気に返したようでした。笑







🦁「何それ!?超ムカつくね!300万くらい予算より上がったからって文句言いやがってって感じじゃん。」




🦒「まぁ、それが本音でしょ。一度も心から謝ってもらってないからね。松下とは行き違いがありました、結果的に申し訳ないとか。いや、悪いと思ってないだろ…って感じなんだよな。」






🦒「とりあえず、俺は解約しか考えてないことは伝えて、いくら返せるのか検討してくれって言って終わったから。」






🦁「うん、お疲れさまでした。」






……………………………




そして数日後、橋本さんからメールが届きました。


メールの内容は




・建物は印紙代1万円を除いて全額返金で解約する。



・土地は印紙代1万円と手付金100万円を放棄で解約する。



というものでした。




当初の最低限の目標をクリアできたことで、私は安堵の気持ちでいっぱいでした。




200万円近く返ってくる。それで解約できるなら万々歳!



これで新しくスタートしよう……。






🦁「うめぴー!よかったね!200万近く取り返せるじゃん!」





🦒「………まぁね。」





🦁「何で?嬉しくないの?」






🦒「嬉しいって言うか…。100万は取られるわけで。今更だけど、契約書すごい読んだんだ。そしたら気になるところがあって……」





うめぴーが気になったことは、【重要事項説明書】と【土地売買契約書】に書いてあったある条文。




請負契約が解除されたときは、この契約は締結時にさかのぼって解除されます。

ただし、乙(売主)が書面により認めたとき又は請負契約解除の帰責事由が乙(売主)にあるときは、この限りではありません。


ちなみに、土地の売主はHMではない別の企業(A社とします)でした。

この企業の社宅をHMが大型分譲地に変えたらしく、HMは土地に関しては【販売代理】という立場でした。







🦁「何か、まどろっこしい言い回しだね。結局、売主に責任がある場合は契約解除はできないってこと?
そしたら、締結時にさかのぼって契約解除はやっぱ無理じゃん。」






🦒「でも、売主はHMじゃないでしょ。A社に責任があるなら契約解除できないけど、HMに責任がある場合はどうなの?って思わない?」







🦁「うーん、そっかぁ。そうともとれるかなぁ。うめぴー曲がった解釈するね。笑」






🦒「橋本のさ、【行き違いがありました】【認識の違いです】って言い方がすげームカつくんだよね。だったら、契約書の解釈だって、【認識の違いです】って言ってもよくない真顔?」

だいぶ根に持ってます!笑







🦁「うん……まぁね。じゃあ、橋本に何て返事するの?」







🦒「とりあえず、納得できませんって伝える。」







🦁「ゴネるってこと?それで争って、建物分まで返しませんって言われたらどうするの?正直、もう終わらせたいよ…。もう、早く忘れたい…。」

私は一度目の手術から体調も順調に回復していたので、早くスッキリしたい気持ちが強かったです。







🦒「ごめん、そうだよね。……でも、このまま解約したらまともな謝罪もされてなくて、何か悔しいんだ。確かに建物の分は返ってくるけど、100万取られたって気持ちが強くて。」

うめぴーは橋本さんの対応にも不信感が強かったようです。






🦁「そんなこと言ったって!それは私たちだって悪いじゃん!契約しちゃってるんだもん…。100万円は授業料だって思えない?もう、いいじゃん……」

私は泣きながら言いました。




🦁「100万円は私がバイトしてこれから稼ぐから。お願い、もう終わりにしようよ…私の気持ちもわかって!!」







🦒「………………」

うめぴーは黙ってしまい、そのまま話し合いは終わってしまいました。







それからしばらく、私も横になって冷静に考えました。







あ、何かこういうことちょっと前にもあったな……。








そうだ、松下との打ち合わせが散々で、うめぴーとケンカしたんだ。








短期間でまたケンカだ。ケンカなんてしたことないのに。家造りして良いことないな…。









そして、そのとき母に言われたことを思い出しました。






🐘「二人で同じ方向を向かないとダメ」


🐘「梅野くんの味方にならないとダメ








そうだ!私あのとき反省したのに。
またうめぴーを独りにしちゃった…。




母に張り手くらった感じがしましたゲロー






ベッドから起きてリビングに行くと、うめぴーは契約書をじっと読んでいました。







🦒「かやちゃん?横になってていいよ💦ごめんね…俺、諦めきれなくて。」






🦁「うん、分かってる。私もごめん、逃げたくなっちゃって…」






🦁「お母さんに張り手くらった感じがしたの笑。そんなんじゃ強いお母さんになれないわよ!って。」





🦒「……笑。かやちゃんのお母さん優しいよ。それに強い。ステキじゃない。」







🦁「お母さんみたいなお母さんになりたかった。でも、こんなんじゃまだ甘いんだ、私。」






🦁「明日橋本に返事して。うめぴーが気になる条文のとこ、確認してみて。それが納得できなければ解約しないって。」






🦁「それとさ、弁護士さんにも聞いてみよ?私たちも自分たちだけでグタグタ考えても無駄だよ。こっちも弁護士に確認して、条文のとこ聞いてみようよ。それでダメなら諦めよ?」





🦒「かやちゃん……ありがとう。ごめん、俺も納得して終わらせたいんだ。100万円が難しいのは分かってるけど、もう少しやれるだけやりたい。」





……………………………



そして翌日、うめぴーは橋本さんに連絡をしました。




私たちが伝えたことは、


  • 契約解除になったのはHMの不手際が原因なのに、100万円が返金されないのは納得できない。


  • うめぴーが気になった条文について確認して説明してほしい。


  • 支社としての意見が変わらなければ本社に確認するつもりである。


  • 弁護士に相談するつもりである。

ということ。






一方、橋本さんが言っていたことは、



  • 解約は私たちからの申し出なので、手付金放棄は絶対条件。


  • そもそも納得して契約しているのでは?



  • 本来ならば建物の分も人件費や設計料など差し引いて返金するところ、特別に全額返金にしている。それを当たり前に思わないでほしい。


  • 土地に関しては、売主がA社である以上HMではどうすることもできない。


  • 私たちがいつまでも解約に応じないと他の顧客に販売できない為、A社も損害賠償を請求したいと言っている。


主にこのような内容でした。



もちろん平行線に終わったので、再度橋本さんからの返事を待つことで、この日のやりとりを終えました。





私たちは、100万円の返金が無理だと言われようと、とにかく誠意のある謝罪と、納得のいく説明を求めるつもりでした。









そして、まずは消費者生活センターに相談に行き、そこの紹介で、県が運営する【住まい相談プラザ】という不動産・住宅関係の相談窓口を訪れ、弁護士への法律相談を予約しました。






HMからクレーマーだと思われようが、【やれるだけのことはやりたい】といううめぴーの気持ちを尊重して、うめぴーが納得するまでは頑張ろうと私も覚悟を決めました。









次回、弁護士の先生への相談とその後の展開について書きたいと思います。





長くなってしまいましたが、最後までご覧頂きありがとうございました🙇







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