小林豪
河野太郎行政改革相は11日の衆院内閣委員会で、「押印廃止」と彫られた印章と印影をいったんツイートし、印章の業界団体などの反発を招いたことについて、「しっかりと意図が伝わらなかったことについてはおわびを申し上げたい」と謝罪した。
河野氏は「行政において認め印はほぼ全廃する。印章業に何らかの影響が出る」と指摘。「ハンコに何か新しい価値を生み出すことができないか、何かメッセージを出すことに使えるんではないか、ということで(ツイッターに)出した」と釈明したうえで、陳謝した。立憲民主党の大西健介氏が「思いが足りないのではないか」とただしたのに対し、答えた。
河野氏のツイートを全日本印章業協会の徳井孝生会長は「傷口に塩を塗り込むような投稿だ。本当に蛮行だ」と批判し、自民党執行部に抗議していた。(小林豪)
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