気になる新たな論文が…「旅行者のコロナ感染者は4倍超」

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 東大の研究チームが12月に「Go To トラベル(以下、Go To)」の利用と発熱などの症状の関連を調査した研究が話題になった。

 それは約2万5000名のアンケート調査を解析し、回答前1カ月間に新型コロナウイルスの感染が疑われる5つの症状を経験したかどうかと、「Go To」の利用との関連を解析したもので、5つの症状のすべてで「Go To」利用者の発症割合が高かった。


 ただし、東大の論文では、それがコロナ感染かどうかの確認はなされていなかった。

 続いて発表されたのが「2020年8月か9月に旅行に行った者は新型コロナウイルス感染と診断されやすかったか?」という論文。

 この論文は経済産業研究所のホームページ上で発表されたもので、同研究所で行われた「新型コロナウイルス流行下における心身の健康状態に関する継続調査(研究責任者=宗未来・東京歯科大学准教授)」のデータの一部を用いて解析が行われた。

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