羽田議員、PCR検査に向かう車中で会話が途切れる…福山幹事長が会見「僕にとっては“ゆうちゃん“。痛恨の極み」

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は28日夕方、記者会見を開き、きのう都内で亡くなった羽田雄一郎参議院議員について、東京都監察医務院による検死の結果、死因は新型コロナウイルス感染症だったことを明らかにした。羽田議員には糖尿病、高脂血症の基礎疾患があったという。

・【映像】福山幹事長による会見

 福山幹事長によると、羽田議員は24日深夜に発熱があったためPCR検査の予約をした後、翌25日と26日は自宅で過ごした。27日午後、迎えに来た秘書と検査に向かう車中で呼吸が荒くなり、「俺肺炎かな?」と話した後、会話が途切れたため、秘書が後部座席のドアを開けて声をかけ、触れたところ若干異常があったので、その場で救急車を手配し、東大病院に搬送され、死亡が確認されたという。

 現在、秘書や羽田議員の家族や隔離状態にあるほか、発熱前に接触のあった立憲民主党議員や党関係者、地元関係者に対してPCR検査の受検を要請しているとした。

 会見で福山幹事長は、「僕にとっては“ゆうちゃん“。当選1回の頃、羽田議員が父である故・羽田孜元総理の秘書をしていたゆうちゃんと知り合い、翌年の補欠選挙で初当選して以来、同じ1年生議員、同世代の同志として、20年を超える関係だった。家族どうしの付き合いだったし、もう一度政権を目指そうと話していた大きな友人失い、本当に残念で言葉もない。私がこうした報告をしなければいけないのは痛恨の極み」と話していた。(ABEMA NEWS)
 

よく見られている番組

羽田議員、PCR検査に向かう車中で会話が途切れる…福山幹事長が会見「僕にとっては“ゆうちゃん“。痛恨の極み」

この記事をシェアしよう

執筆者情報

ABEMA TIMES ニュース編集部

ABEMA TIMESニュース編集部では、速報ニュースやABEMAオリジナルのニュース番組などを中心に、世の中で話題になっている出来事や社会問題など選りすぐりの情報をお届けします。