あらすじ

第三十八回「丹波攻略命令」2020.12.27放送

坂本城にいる三淵(谷原章介)に、ついに信長(染谷将太)より切腹の沙汰が言い渡される。戦は依然として続き、光秀(長谷川博己)は三好の一党や一向一揆の連合軍との戦で戦果をあげる。そんな折、美濃から斎藤利三(須賀貴匡)が主君・稲葉一鉄(村田雄浩)のもとを逃れ、家臣にしてほしいと光秀のもとへやってくる。利三の扱いをめぐり信長に呼び出された光秀は、家臣一人の命も大事にしない主君では国は治まらないと説く。すると利三の命の代わりに、依然として敵対勢力が多い丹波を平定するように言い渡されるのだった。

<第38回のトリセツ> 監修:小和田泰経

『麒麟がくる』をより楽しんでいただくために、ドラマ上の設定や展開、世界観をわかりやすく解説します。

御所での信長、関白・二条、大納言・実澄の密談で、信長は帝の譲位には新たな御所造営や儀式を行う費用に1万貫はかかると話しました。

この費用を現代の価値に換算すると、1貫=約15万円。1万貫=およそ15億円という多額の金を出資することになります。
しかし、信長が後ろ盾となって帝の譲位を進めることができれば、親交を深めている帝の嫡男・誠仁親王を通じ、朝廷との関係をより強固なものにすることができます。

越前編(第18回~第27回)
美濃編(第1回~第17回)

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