坂本城にいる三淵(谷原章介)に、ついに信長(染谷将太)より切腹の沙汰が言い渡される。戦は依然として続き、光秀(長谷川博己)は三好の一党や一向一揆の連合軍との戦で戦果をあげる。そんな折、美濃から斎藤利三(須賀貴匡)が主君・稲葉一鉄(村田雄浩)のもとを逃れ、家臣にしてほしいと光秀のもとへやってくる。利三の扱いをめぐり信長に呼び出された光秀は、家臣一人の命も大事にしない主君では国は治まらないと説く。すると利三の命の代わりに、依然として敵対勢力が多い丹波を平定するように言い渡されるのだった。
『麒麟がくる』をより楽しんでいただくために、ドラマ上の設定や展開、世界観をわかりやすく解説します。
御所での信長、関白・二条、大納言・実澄の密談で、信長は帝の譲位には新たな御所造営や儀式を行う費用に1万貫はかかると話しました。
この費用を現代の価値に換算すると、1貫=約15万円。1万貫=およそ15億円という多額の金を出資することになります。
しかし、信長が後ろ盾となって帝の譲位を進めることができれば、親交を深めている帝の嫡男・誠仁親王を通じ、朝廷との関係をより強固なものにすることができます。
第三十九回本願寺を叩け2021年1月3日
第三十八回丹波攻略命令2020年12月27日
第三十七回信長公と蘭奢待(らんじゃたい)2020年12月20日
第三十六回訣別(けつべつ)2020年12月13日
第三十五回義昭、まよいの中で2020年12月6日
第三十四回焼討ちの代償2020年11月29日
第三十三回比叡山に棲(す)む魔物2020年11月22日
第三十二回反撃の二百挺(ちょう)2020年11月15日
第三十一回逃げよ信長2020年11月8日
第三十回朝倉義景を討て2020年11月1日
第二十九回摂津晴門の計略2020年10月25日
第二十八回新しき幕府2020年10月18日