板橋区の木・花・鳥
区の木「ケヤキ」
「ケヤキ」は古くから武蔵野の雑木林を代表するもので、日本が原産地です。ニレ科の落葉高木で、高さ30メートルに達し、樹幹はまっすぐにのび、ますます発展する板橋区を象徴するにふさわしい木です。
(昭和55年1月1日指定)
区の花「ニリンソウ」
キンポウゲ科の多年草で、雑木林などの緑陰に多く見られ、春15センチメートルほどの草丈に、白いかれんな花を二輪咲かせます。区では、この花が生育する自然環境を大切に守り育てていきたいと考えています。
(平成7年6月30日指定)
区の鳥「ハクセキレイ」
スズメ目セキレイ科、全長21センチメートル、都会でも一年中見られる最も身近なセキレイの仲間です。河川の岸辺、公園の芝生など、いろいろな環境で尾を振りながら歩き、鳴きながら波形を描いて飛びます。スズメより大きく、ムクドリよりも小さい鳥で、白と黒のコントラストがはっきりしています。夏羽は、黒い頭、背と胸の黒い部分が目立ち、白い顔に目を通る黒い線が特徴です。冬羽は背中が灰色です。
鳴き声は、春から夏にかけて、電線など、周辺で最も高い所にとまり、長い間続けてさえずります。さえずりは、「チッチュイ、チッチュイ」と少し太めの声を比較的長い間をあけて発し、時々「ジュイ」と聞こえる濁った声を交えます。
(平成14年12月16日指定)
※「指定日」は「東京都板橋区緑化の推進に関する条例」に定めた日です。
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