
上手な開き直りを行って、自分の人生から失敗をゼロにする俺的心得です。
失敗を自己嫌悪のきっかけにせず、自己承認のきっかけに変換してさらなる奮起を招き、自らを次の行動へ駆り立てるのに有用な考え方です。
※人にこの思想を知られると「ふざけている(誠意が足りない)」と評される場合があり、相手の気分を害してしまう可能性があるので、あくまで自分の中での捉え方をこのようにするとラクですよって話です。
1.これは失敗でなく練習である
将来うまくいったときの自分が、いま現在の自分を振り返って述べる感想を勝手に定義します。
「あれは、失敗ではなく、練習であり、そのとき得られたものが今の成功を支えている」と将来の自分が言う、とします。
今回失敗したかどうかの結果は将来の成功には関係なく、今回の行動で練習したことが将来の糧になるという開き直りの方法です。
2.これは失敗でなく実績である
失敗は「このやり方ではうまくいかないことがわかった」という知の蓄積であり、れっきとしたあなただけの実績です。
3.これは失敗でなくターニングポイントである
失敗により方向転換を行い、導かれてたどり着いた地点をAとします。
失敗せずにすんなりたどり着いた地点をBとします。
AとBは必ず異なった地点であり、AとBの人生は交じりようがありません。
AとBのどちらが良いかは神様にもわかりませんが、あなたは過去の失敗によって現在地にいて、今の人付き合いがあります。これはあなたならではの誰にも真似ができないオリジナルの結果です。
4.これは失敗でなく検証である
目的を達成する手段が複数ある場合、その一つ一つを検証し、より達成に近い手法を模索していく必要があります。この場合の失敗とは検証活動であり、正解を一つ一つ絞り込んでいく単純作業です。
5.これは失敗でなく経路である
失敗により新たな選択肢が得られた場合、その失敗は新たな経路を見つけるために必要だったステップと言えます。失敗しなくてもその経路は見つけられたかもしれませんが、そんな優秀な人間はそうそういないので、これでヨシとします。
6.これは失敗でなく使命の探求である
何が自分の使命であるか、何のために生まれてきたかは人それぞれ異なります。「そのテーマにおいては失敗をすること」が、あなたにとっては使命だったのかもしれません。使命の一部が解明できることは、あなたの人生にとって大きな進歩です。
7.これは失敗でなく成長である
失敗することにより、あなたの現在のステージが判明します。
現在のステージがわかれば、次のステージへのステップが明確になります。失敗をしなければ現在のステージがわからず成長のきっかけも失われてしまう、と考えて、ヨシとします。
将来起こりうるより大きな失敗について、今回の小さな失敗で気づきを得た結果対策が万全にでき、将来のより大きい失敗を未然に防ぐことができた、と充分に考えられる場合もあります。(傘を無くしたおかげで気を付けるようになり、カバンを無くすことを未然に防げた、といった場合)
8.これは失敗でなく未来の先取りである
あなたが失敗することにより、将来あなたが大切に思う人が同じ失敗をすることを回避させられる可能性があります。将来、大切な人に教育を行うために必要な失敗を今のうちに済ませておいたと捉えれば、あなたは未来の先取りを今行ったことになります。
9.これは失敗でなく踏み台である
あなたは今回の失敗により、次の挑戦ではより安全により高く跳べる方法を模索します。これは跳び箱でいう踏板を設置したようなもので、将来のあなたをより高くより遠くへ届けるための踏み台です。
10.これは失敗でなく人生である
失敗するのも人生です。長い人生、一点の曇りなく歩み続ける人間のどこに面白みがあるというのか?これこそが自分の人生の醍醐味であるとし、開き直りを行います。
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以上です。
上記の開き直りテクニックを用いて、失敗した!と気づいたときすぐにメンタルをリカバリする技術を身につけましょう。という提案でした。
この発想は、何かで失敗した他人を励ますのに使える考え方でもあります。周りで失敗して落ち込んでいる人がいれば、ぜひあなたが助けてあげてください。
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