今日は二十四節気の雨水。空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味です。草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。ウグイスが鳴いたり、春一番が吹くのもこの頃と言われています。
そんな本日は、「土の再生に初トライ」のシリーズ第1弾です。熱湯殺菌編となります。
※すべての工程をまとめた完全版はこちらから!
再生に挑戦するのはこのプランター。つい先日まで葉ネギを育てていた古い土です。
そもそも、なぜ古い土をそのまま使ってはいけないのでしょうか?
実は、植物を栽培し終わった後の古いの土では、次の作物がうまく育たない場合があるそうです。古い土の問題点は以下の通り。
- 害虫や病原菌・ウイルスなどが潜んでいる
- 連作障害が出やすい
- 植物の根などの前作のゴミが混ざっている
- 土の団粒構造が崩れている
- 植物のための養分が失われている
※連作障害とは同じ科の野菜を同じ場所で続けて作ることにより発生する生育障害のこと
新しく土を買い替えるのが一番手っ取り早いのですが、そんなにお金を使っていては嫁さんになんと言われるかわかりません。((((;゚Д゚))))ガクガク
そこで、お金をあまりかけずに、古い土を再生させてみたいと思います。
まずは害虫や病原菌・ウイルスなどを殺菌するために、古い土の熱湯消毒をします。
夏であれば、土を湿らせて黒いビニール袋に入れて太陽光で蒸して消毒する方法もあるようですが、今は冬なので熱湯殺菌がよさそうですね。
(注意)えー、すべてやった後に気付いたのですが、どうやら、根っこなどの不純物や微塵などを除去してから殺菌するのが本来の手順だったようです(´・ω・`)まあいいか。
やってしまったしまったことはしょーがない。
今回の熱湯殺菌の手順についてみていきましょう。
まずは、60度のお湯を流し込んで、プランターをあらかじめ温めます。
なぜそんなことをするか?
私は某ファミレスの厨房でバイトをしていたときに学んだのです。
その某ファミレスで、「熱い料理は熱く、冷たい料理は冷たく出す」ことを指導されました。熱い料理をいれる器は、料理を盛り付ける前に、事前にその器自体をお湯で温めておくのです。料理を盛り付けた時に、器に冷やされて料理がさめてしまうのを避けるためです。
私はこの教えを覚えておりましたので、熱湯殺菌の効果を充分に出すために、事前にプランターや土を温めておこうと思いました。
60度のお湯を流し込みます。
じょーーーーーーーっとお湯が出てきます。
これでだいたい温まったでしょう。
次に、プランターの栓を閉じます。
これで良し。
次は、容赦なく100度のお湯で殺菌です!
どうだ、参ったか!
~しばらく放置~
1日おいてお湯が冷めてきたので、栓を抜いてプランターから冷めた熱湯を抜きます。
次に、土をシートのうえに出して乾燥させます。
このまましばらく乾燥させましょう。
以上で、熱湯殺菌編は終了です。
次回は、乾燥し終わったら根っこなどの不純物や微塵を取り除いていきます。
繰り返しますが、「最初に根っこなどの不純物や微塵などを除去してから殺菌する」のが本来の手順らしいのでみなさまは間違えないようにお気をつけて。
確かにいったんお湯を流し込むと、乾燥するまでふるいにかけれないですもんね。それに微塵とかを除いてからの方が、熱湯殺菌する土の量自体を減らせるので効率的っぽい。そういう理由で、殺菌の手順が2番目なのかな?
ひとつ勉強になったところで、お天気の時間です。
気象庁「週間天気予報」を加工して作成
平年値を大きく上回る暖かい1週間です。東京・大阪・名古屋・福岡などの西~東日本都心部での最高気温12~13℃は3月上旬並み、14~15℃は3月下旬並み、16~18℃は4月上旬並み、19℃となると4月中旬並みの暖かさです。
ちなみに、札幌で最高気温5~7℃は3月下旬並みです。いきなり暖かくなるので、雪国では融雪害にも注意ですね。
では本日はこれにて!
★はてブのコメントのお返事コーナー
(前回はコメントはありませんでした。)
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