真・東方夜伽話

おこたでるーみゃ

2012/04/08 22:54:47
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おこたでるーみゃ

ドールマスター
「うひゃー、さむーい」
「あ、また来た」
 霊夢が台所から戻ってくると、いつもの黒いのがふよふよと縁側から入ってきた。
「あんた、この寒いのによく来たわね」
「んみ? だってー、霊夢に会いたかったからー」
「……そ、そう」
「どしたの? 顔赤いよ?」
「な、なんでもないって」
「そーなのかー。あ、はいこれおみやげー」
 赤い顔の霊夢にルーミアが差し出したのは、オレンジ色に熟れたみかんだった。
 甘酸っぱい香りが心地よい。
「ふふ、ありがと。ほら、そんなところにいたら寒いでしょ、中入んなさいよ」
「はーい!」
 元気に返事をしたルーミアは、部屋の中に視線をやる。
「ねぇね、霊夢ー、これなーに?」
 そう言ってルーミアが指差すのは、冬の必需品にして人間を限りなく堕落させる悪魔のマシーン、こたつだった。
「なにって……おこた、知らないの?」
「んー」
 ルーミアは珍しそうにこたつの天板をぺんぺん叩いたり布団をめくったりしている。
「あったかーい。なんに使うの? これ」
「冬になると寒いでしょ? だから、これ出して、足入れて……」
「ほえーん、そーなのかー」
 霊夢の説明を聞いたルーミアは、もぞもぞと頭からこたつにもぐりこむ。
「こらこら、ぱんつ見えてる見えてる」
 やがてルーミアはこたつの中からにゅっと顔を出す。
「霊夢ー……ぱらいそはここにあったんだね……ふにゃーん」
「ふにゃーんて……ほら、みかんいっしょに食べましょ」
 ゆるゆるな顔のルーミアの頭を小突いてやって、ルーミアが持ってきてくれたみかんをこたつの上に置く。
 筋をとっていると、ルーミアが体を起こしてきた。
「れーむー、あーん♪」
「ほれ、あーん」
 こたつの向かい側に座ったルーミアの口に、霊夢はみかんを放り込む。
 ルーミアはうれしそうな顔でむにゅむにゅむにゅ。
「おいしー♪」
 無邪気なルーミアの笑顔に、霊夢も思わず頬が緩んでしまう。
 ルーミアはこたつの天板の上に顔を乗せて、幸せそうな顔をしている。
 その無邪気な顔に、霊夢もほほが緩むのを抑えられない。
「えへへー、おこたあったかーい、みかんおいしーい」
「ほんとによく食べるわねあんた。ほれ、もう一個」
「あーん、ぱくっ♪」
 もぐもぐしているルーミアはむやみにかわいい。
(あーもぉ、かわいいなー……)
 手を伸ばして頭をなでてやると、ルーミアは子猫のように目を細めた。
 ルーミアが博麗神社に遊びに来るようになってから数ヶ月。
 一緒に食事をしたり、ごろごろしたり、遊んだり――キスをしたり、触れ合ったり。
 ルーミアとはもう、何回か肌を重ねた。
 霊夢の腕の中でルーミアはかわいらしい声であえぎ、霊夢もまたルーミアの拙い指先や唇に体を震わせた。
 友達とも、恋人ともつかない、あるいは迷い猫になつかれているだけのような、不安定な関係。
 はっきりしないその関係が、霊夢には不思議と心地よかった。
 ――ルーミアの方は、どう思っているんだろう。
 でも、ついついそんなことを考えてしまう。
「ね、ルーミア」
「んー?」
 かわいく小首を傾げるルーミアに、霊夢は少しためらってからたずねる。
「……わたしのこと、好き?」
「すきー♪」
 素直なお返事に、霊夢は思わず顔を赤くしてしまう……が、ふと思いとどまって、聞きなおす。
「……みかん、好き?」
「すきー♪」
「わたしゃみかんと同列かい……」
「ねーね、霊夢ぅ、みかんちょーだい!」
「はいはい、わーったわよ……」
 ぶつぶつ文句を言いながらみかんをひと房取って、ひよこみたいに口をあけて待っているルーミアのほうに手を伸ばしてやると、ルーミアは体を乗り出して霊夢の指ごとみかんを口に含んだ。
「あ……っ」
 ほんの一瞬だったが、ルーミアの口内の熱さ、やわらかさ、ぬめった感触に、霊夢は声を漏らしてしまった。
 当のルーミアは気にした風もなくむにゅむにゅしている。
「みかんも、霊夢もぉ、どっちもおいしーからすきー♪」
「もぉ、なに言ってんのよこのコは……」
 ため息ひとつ。そして笑みがこぼれた。
 そう、こんなルーミアだから好きになったんだ。そう思う。
「ルーミア、みかんまだ食べ……何してるのあんた」
 見るとルーミアはもぞもぞとこたつの中にもぐりこんでいる。
 天板の下からごちんと音がして、「アタマ打った~……」とかいううめき声が聞こえた。
 しばらくして、ルーミアが霊夢の方のこたつ布団から顔を出した。
「えへへー、霊夢ぅー♪」
 こたつ布団から顔を出したルーミアは、もぞもぞと霊夢にすり寄って、その膝にころんと頭を乗せる。
「ねーね、霊夢ぅ、ひざまくらして、ひざまくらー」
「なによ、急に甘えちゃって」
 言いながら、霊夢は膝に乗ったルーミアの頭を優しくなでてやる。柔らかな金髪が手に優しい。
 耳の辺りをくすぐってやると、ルーミアは、みぅーん……とかわいらしい声を漏らした。
「ふわー、ぬくぬくー」
「あはは、猫みたい」
「えへへー、にゃーん♪」
 両手を丸めて猫のまねをするルーミアに、霊夢はくすりと笑みを漏らした。
「あはは、かわいーなー。うりうり♪」
「んみゃーん、くしゅぐったーい♪」
 指先でのど元をくすぐってやると、ルーミアは本物の猫のように霊夢のひざの上でころころ身じろぎする。
 しあわせだなー……と、霊夢は思う。
 触れ合ったルーミアの体温がやけに熱く感じた。
 冬は、どことなく人肌恋しくなる。そんなときにこうして誰かがそばにいてくれるのは、とても幸せなことだと思った。
 それに、霊夢にはルーミアが単純にかわいかった。
 きゃらきゃら笑っているルーミアを見ていると、じわーっと胸が熱くなっていく気がする。
「……ね、ルーミア」
「ちゅーしよ、霊夢!」
 言いかけて、言おうとしていたことをルーミアに先に言われてしまった。妙に気恥ずかしくなって、顔を赤くする霊夢。
 ルーミアは両手を伸ばして、霊夢の顔を小さな両手で包む。
「なんかね、霊夢とおこたでぬくぬくしてたら、ちゅーしたくなっちゃった。ねーえ、いいでしょ?」
 ねーねーとおねだりしてくるルーミア。
 そんなルーミアの髪をさらりと撫でて、霊夢は返事の代わりに体をかがめてキスをした。
「ん~っ♪」
 ルーミアはうれしそうに両手で霊夢の頭を引き寄せる。
 唇を話すと、ルーミアはいつもの、ふにゃーっとした笑顔を見せてくれた。
 その笑顔に引き寄せられるように、霊夢はルーミアのほほに口付ける。
「んーっ、ちゅ、ちゅ、ちゅ……」
「みゃ……んっ、んー……」
 ルーミアはくすぐったそうに目を細める。漏らす吐息に、甘い響きが混じっていた。
 小さな手を握ってやると、ルーミアはやんわりと握り返してきた。
 いつもはルーミアの方からじゃれついてくるのに、今日はどうしてだろう、霊夢はルーミアの柔らかい唇や、甘い肌の匂いが無性にほしくなっていた。
 かわいいルーミア。
 小動物っぽくて、いつも無邪気にじゃれついてきて、大食いで、元気で、でも妙な色気があって……。
 好き……だな。
 こんなちっちゃなコに……というちょっとした背徳感もあるが、霊夢はそれ以上にルーミアが好きになっている自分を、いまさらのように自覚した。
(あー……、ダメだ……もぉ、このコ、だいすき……)
「にゃは……なんか、うれしーな」
 キスの合間に、ルーミアがつぶやく。
「霊夢から、こんなにいっぱいちゅーしてくれるなんて、うれしーな……」
「だって……」
 続きの言葉は、何の抵抗もなく、するりと出てきた。
「わたし、あんたのこと、大好きだから……」
 ルーミアは一瞬、きょとんとした顔をしていた。
 その顔に、にじむように笑顔が広がっていく。
「にゃはー……。 どおしよ、すごくうれしーよぉ……♪」
「あは、珍しいわね。なーに、照れてるの?」
「えー……? あれ? なんか、顔あつーい」
 いつもは平気でキスしたりしてくるルーミアが顔を赤くしているのがおかしくて、霊夢は声を上げて笑う。
 ルーミアも、顔を赤くしたまま釣られて笑った。
 ひとしきり笑いあって、霊夢はルーミアをやさしく抱き起こして、ひざの上に乗せた。
 小柄なルーミアは霊夢の腕の中にすっぽりおさまる。
「んーっ、あったかーい♪ おこたでぎゅーってしてると、あったかいでしょ?」
「うん、あったかいよ。おこたも、霊夢のからだも、あったかいなー♪」
 小さな背中を預けてくるルーミアを、霊夢は両手で抱きしめてやる。ルーミアはその両手をぎゅーっと抱き寄せてくれた。
 こたつに入っているせいか、赤くなった耳たぶにそっと口付けてやると、ルーミアは肩をすくめてかすかに吐息を漏らした。
「こういうの……気持ちいい?」
 返ってきたルーミアの返事は、すでにとろけ始めている。
「んぅ……くしゅぐったくて、きもちいいよ……」
「じゃあ、もっとするね……今日はなんか、ルーミアのこと、いっぱい気持ちよくしてあげたい気分なんだ……」
「えへー……いっぱい、して……。霊夢にしてもらうの、すきー……」
 耳たぶを口に含むと、ルーミアの体が弛緩するのがわかった。口の中で耳たぶをそっと舐める。すべすべの感触が心地よかった。
「ひみゃ……」
 ルーミアの細い肩がふるえる。
 ルーミアが、感じてる……。
 それだけで霊夢は、胸のうちがかっと熱くなった。
 もっと、もっと、ルーミアを感じさせてあげたい。
 いつもはルーミアは不意にじゃれ付いてきて、そのまま……ということがほとんどだったが、今日は妙にルーミアを求めている自分を自覚して、霊夢は顔を熱くする。
 ルーミアを抱きしめた両腕で、胸の辺りをまさぐってみる。
 乳房と表現することがはばかられる、まだふくらみきってもいないそこはしかし、ふっくらとした感触を霊夢の手のひらに伝える。
 あてがった両手でほぐすように揉んでやると、ルーミアは白いのどをさらして甘い声をこぼした。
「みゃう……霊夢ぅ、ルーミアのおっぱい、さわってるぅ……」
「ちっちゃくって、やわらかぁい……ふわふわで、かわいいな……」
「霊夢はぁ、ちっちゃいおっぱいがスキなの?」
「ルーミアのおっぱいが好きなの……」
 そう耳元でささやいてやると、ルーミアは笑みとも吐息ともつかない、小さな声を漏らした。
 上着をそっとめくる。
 ルーミアのささやかにふくらんだ胸があらわになった。
 今、家の外を真っ白に染めている雪よりも白い肌の上に、ぽつんと小さな花のように小さな乳首がふるえている。
「上着、持ってて……」
 そう言うと、ルーミアは従順に従った。
「えへ……ちょっと、恥ずかしいね」
 肩越しに振り返ってそんなことを言うルーミアの瞳は、すでに潤んでいる。
 この瞳だ……。霊夢は思う。
 私は、この瞳にとらわれてしまったんだ。
 返事の代わりに霊夢は柔らかな頬に口付けて、指先をルーミアの乳首にあてがった。
「みゃあ……さきっぽ、きゅんってするぅ……」
 甘ったるい口調の嬌声を漏らして、ルーミアは体をよじる。
 こたつ布団の下で、ひざに乗せたルーミアのお尻がもじもじ動くのがわかった。
「あは……こんなちっちゃい子なのに、乳首かたぁくして……ルーミアは、えっちな子ね」
「だってぇ、んみゃっ……きもちいいんだもぉん……さきっぽ、きゅっきゅってされるの……みぅん……」
 指先を当ててくりくり動かしてやると、抱きしめた細い肩が断続的に跳ねた。
「いっちゃいそうなの、ルーミア……? おっぱいくりくりされて、いっちゃう……?」
「みゃああん……いっちゃう、いっちゃうの、きもちよくって……あ、ふあ、ふにゃあああんぅぅ……」
 ルーミアはひときわ大きな声を上げ、くたりと霊夢にしなだれかかる。
 霊夢は、ルーミアの呼吸が整うまでやさしく髪をなでてやっていた。
「おっぱいだけでいっちゃうの、きもちよかった?」
「みぅ……」
 ちょっといじわるな霊夢の問いに、子猫が甘えるような声で答えるルーミア。
 その声に霊夢は、さらに自分の中のいとおしさが掻き立てられるのを感じた。
 もっと。もっとルーミアにたくさん触れたい。気持ちよくしてあげたい。甘ったるいあえぎ声が聞きたい。小さな体をふるわせて絶頂を迎えるのを腕の中で感じたい。
「ルーミア、もっと……いい?」
 はぁ、はぁとあえぎながら、ルーミアはじっと霊夢のほうを見つめて黙っていた。
 ややあってルーミアはもぞもぞと身じろぎして、霊夢に抱きついてくる。
 熱くほてった頬を摺り寄せながら、ルーミアは幼い口調で答える。
「んぅ……いっぱい、していいよ……えへへ、今日はぁ、霊夢がいっぱぁい、して……」
「うん、いっぱい、してあげるね……」
 本来ならこういう行為をすることは許されないはずの年恰好の幼い少女を、腕の中でもてあそんでいるという事実が、霊夢を甘い酩酊にいざなう。
 ルーミアのそれと同じくらいの熱を帯び始めた吐息を漏らしながら、霊夢はルーミアの真っ白な背中に唇を寄せた。
「ひゃあっ……」
 ぶるぶるっとルーミアの背中にふるえが走るのを見て、霊夢はほほえむ。
「背中、きもちいいでしょ……?」
「う、ん……ぞくぞくして、きもちいぃ……んみゃあっ!」
 背中に舌先を這わせながら、指先で乳首をきゅっとつまんでやると、ルーミアの体がびくんと跳ねた。
「背中と、おっぱいと、一緒にするの……んふ、れるぅ、ちゅ、ちゅ……ふふ、イイでしょ?」
「みぁぁん……ぞくぞくするのと、きゅんきゅんするのがぁ……いっしょにくるよぉ……」
 甘い声で鳴きながら、ルーミアは小さな体をぴくんぴくんとふるわせる。
 その様が、霊夢にはどんな技巧を凝らした愛撫よりも心地よかった。ショーツがどうなっているかは、手を触れるまでもなく分かった。
 ルーミアの、甘いミルクのような匂いに溺れるように、霊夢は愛撫を続ける。
「ルーミア、ルーミア……甘い匂いがするよ、ルーミア……好き、好き……」
 甘い匂いに負けないくらいに甘い睦言を漏らしながら、霊夢はルーミアの乳首を、きゅうっと摘み上げた。
 瞬間、ルーミアの背中がぎゅうっと反り返った。
「みゃぁぁんっ、おっぱい、おっぱい、きゅんきゅんしてぇっ、あ、あ、ちくびっ、ちくびぃ、せなかもぉっ、ちゅーされてぇっ……はみゃああああんっ!」
 甘い悲鳴を上げて、ルーミアは達した。
 腕の中で息を荒げているルーミアを、霊夢は抱きしめる。ルーミアも霊夢のほうに向き直って、絶頂の直後のふるえる手を背中に回す。
「ルーミア……ほっぺた、熱い……ほぉら、すりすりーって、してあげる……」
「んー、んぅー……れぇむぅ……んみぅーん……」
 、霊夢はいつもルーミアがしてくれるように、ほほを摺り寄せる。
「あは……こんなにとろーんてしちゃって……かわいーな、もぉ……」
「ふみゃ……きもちよかったぁ……きもちよくて、とけちゃったぁ……」
 汗ばんだ額に張り付いた前髪をはらってやった指先を、霊夢はルーミアの口元に持っていく。
「……なめて、くれる?」
 そう言うとルーミアは、そっと両手で霊夢の手を取って、まだ呼吸が整わない唇で指先をくわえ込んだ。
「はぷ……れろ、れろ……んちゅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ……」
 小さな唇と舌で霊夢の指を舐めるその様は、赤ん坊のように無垢で、同時にどうしようもなく淫靡だった。
 ぬめった舌が指先に絡みつく感触に、霊夢は身震いする。
 ついばむようにキスをしつつ、舌先でちろちろとくすぐる。ルーミアの唾液が、ぽたりと霊夢の胸元に落ちた。
 目を伏せて、健気に口淫奉仕を続けるルーミアの姿は、たまらなく淫らだ。
「ん、ふぅ……っ、ルーミアののおくち、熱くて……ルーミアの、ルーミアの指フェラで、わたしも……」
「ゆび、ふぇら……? これ、ゆびふぇらっていうの?」
 ルーミアが幼い声でその淫語を口にした瞬間、霊夢は異様な興奮を覚えた。軽く達しさえした。
「うん……ルーミアの指フェラ、とってもきもちいいよ……」
「じゃあ、もっとするね……いっぱい、ゆびふぇら、するね……」
 小さな舌を伸ばして、ルーミアは霊夢の指を舐め上げ、くわえ、絡め取る。
「ん、はぁ……っ、ルーミア、かわいい、やらしい……ルーミアのおくち、すごく、イイ……っ」
 霊夢の声音は小刻みにふるえ、知らず、もう片方の手が胸元に伸びている。
「んぱぁ……」
 ルーミアの口から指先を引き抜く。指をたっぷりと濡らした唾液が、霊夢にはたまらなく甘美な蜜に見えた。
「うふ……おいしそ……はぁむ……んちゅぅーっ、ちゅぱ、ちゅう……」
 口に指を含んだ瞬間、火酒のような酩酊が霊夢を襲った。
 やや倒錯的なその行為に、霊夢はめまいすら覚える。
「れぇむぅ、おいしいの……? ルーミアのよだれ、おいしいの……?」
 ぽーっとした口調でそう問うルーミアに、霊夢は微笑みで答える。
 ふぁ……と吐息を漏らすルーミアの口元にちらりとのぞくピンク色の舌先。
 吸い寄せられるように霊夢は顔を寄せ、その舌先を舐める。ルーミアもそれに応じた。
 舌先を触れ合わせるたびに、抱き寄せたルーミアの体がぴくぴく小さく跳ねるのが無性にいとおしい。
 口元からこぼれたよだれを舌ですくってやるついでに、ルーミアのほほをぺろぺろと舐める。
「んみゃ、やぁんっ……えへ、ぺろぺろ、きもちぃ……」
「んふ……ルーミアのほっぺ、やわらかくて、あまぁい……♪」
 うっとりとした口調でつぶやく霊夢。
 自身は愛撫を受けていなくても、肌に、舌を、指を触れるたびにルーミアが漏らす甘い声だけで、霊夢は胸の奥に熱いものがこみ上げるのがわかった。
「かわいい……かわいいよぉ、ルーミア……ちっちゃなルーミア、あまぁいルーミア……わたしの、ルーミア……」
 口内にくわえ込んだルーミアの舌のとろけるようなやわらかさが、霊夢をさらなる恍惚へと引きずり込んでいく。
「ね、ルーミア……おまたも、してあげるから、おこたの上、座ってみて……?」
「ん……わかった……んしょ、っと……」
 ルーミアはふらふらしながら、こたつの天板に小さなお尻を乗せる。
 言われる前に自分からスカートを持ち上げる。
 すべすべしたふとももと、熱を帯びて潤んだショーツが、ちょうど霊夢の顔の辺りであらわになった。
 こたつの中でこもっていたせいか、濃密な情交の香りが立ち込める。
「ルーミアったら、こぉんなにしちゃって……えっちなコ……」
「だてぇ、れーむがいっぱい、いっぱいさわさわしたり、ちゅぱちゅぱしてくれたからぁ、ルーミア、えっちくなっちゃったんだもん……」
「もっと、してあげるからね、ルーミア……」
 言いつつルーミアの内ももにほほを摺り寄せる。すべすべの太ももにかるく口付けてやると、ルーミアはうれしそうな吐息を漏らした。
 舌を這わせて、浮かび上がった汗を舐め取る。そのたびにルーミアは、小さなお尻をもぞもぞと動かす。
「みゃあ……れぇむ、れぇむぅ……れぇむのちゅー、くしゅぐったくて、きもちいいよお……」
「ふふ……ここも、ちゅーしてあげるね……ぷにぷにの、かわいい、おまた……」
 じっとりと濡れた下着の、薄布一枚隔てた向こうにあるルーミアのそこは、子供らしいシンプルな造形をしている。
 指先をあてがうと、熱い。
 ルーミアの幼い容姿とは裏腹に、誘うような濃密な薫りをかもし出すそこに、霊夢は唇を寄せた。
 ぴとり、と舌先が触れると、ルーミアのふるえが大きくなった。
「ルーミアの声、えっちだぁ……ねえ、もっと聞かせて、ルーミアの、えっちな声……んーむぅ、ちゅうう、れる、れるぅ……」
 深く口付けるときに抱きしめるように、霊夢はルーミアの細い腰に手を回した。
 舌先を伸ばし、濡れたショーツに触れる。
「みゃんっ……」
 熱い。
 体温の高いルーミアの体の中でも、そこはひときわ熱を放っていた。
「濡れてるぅ……ルーミアのここ、もぉびしょびしょ……脱がしちゃうからね、ルーミアの、いちばぁんだいじなとこ、見ちゃうからね……」
 ショーツに手をかけると、ルーミアは霊夢の意思を見て取ったのか、お尻を浮かせた。
 自分自身をじらすように、霊夢はゆっくりとルーミアのショーツを脱がしていく。
「みゃう……ちょっと、はじゅかしぃ……よぉ……」
 途切れ途切れにつぶやくルーミアの吐息が、耳に心地いい。
 ショーツを脱がすと、ルーミアのそこがあらわになった。
 ぱくりと縦に裂けただけの幼唇はとろとろと蜜をこぼしている。天板の上に、とろりとしたしずくが数滴落ちた。
「あはぁ……ルーミア、ここも、かわいいなぁ……ぷにぷにしてる……うふふ、ルーミアのほっぺとおんなんじ……」
 指先でつついてやると、ルーミアは膝をもじもじと動かした。
「見られて、はずかしい? ルーミア……」
「はじゅかし……けど……みて……れぇむのこと、すきで、いっぱいとろとろしちゃってる、ルーミアの……ルーミアの、おまた……みてぇ……」
 うわごとめいた口調のその言葉に誘われるように、霊夢はルーミアのそこに指先を伸ばす。
「じゃあ……奥まで、ぜぇんぶ、見ちゃうからね……おまた、くぱぁって、しちゃうからね……」
「ん……して、いいよ……ルーミアの……くぱぁ、していいよ……」
 指先に少しだけ力を入れ、ひらく。
 ピンク色の秘奥から、こぽりと愛液がこぼれた。
 ひく、ひくんとひそやかに息づくそこに、霊夢は口付けた。
 口を大きく開き、舌先を滑り込ませる。
 ルーミアの胎内を味わいつくそうとするかのように、霊夢は舌を這わせた。
「みゃああああ! おなかぁ、おなかのなかぁ……ちゅーされてるぅっ、ひみゃあああ……」
 すすり泣くような声であえぐルーミア。体を支えていられなくなったのか、天板の上に背中からどっと倒れこむ。
「んー、んんんーっ、ちゅうううっ! れるるぅ、ぢゅうっ!」
 でたらめに跳ね回るのを押さえつけるようにルーミアの腰をつかんでいた霊夢の手に、わななくルーミアの手が重ねられた。
 握り返すと、涙とよだれまみれになったルーミアが、ひどく幼い笑みを浮かべた。
 圧倒的な多幸感が押し寄せ、霊夢には、自分とルーミアが同時に達したのがわかった。
「みゃあ、みゃあああっ、とけちゃう、ぜんぶ、ぜんぶ、とろとろにぃ、れぇむぅ……んやぁぁぁぁ……」
 つま先をぎゅうっと丸めて、ルーミアは全身を硬直させる。
 それが数秒続いて、くたりと天板の上に五体を投げ出した。
 霊夢も同じように、眉根をぎゅうっと寄せて絶頂を噛み締め、脱力した。
 ルーミアの様子をうかがうと、どうやらそのまま眠ってしまったようだった。苦笑する霊夢。
 熱の引かない体を丁寧に拭いてやり、着衣を整えたあと、少し迷って霊夢はルーミアを膝の上に乗せた。
 あれだけ乱れた痴態が嘘のような無邪気な寝顔。
 頭をなでてやると、ルーミアはのんきな寝言を漏らす。
「かわいい、な……」
 そうつぶやいて、ひとり顔を赤くする霊夢。
「にへ……うれしいな……」
「あんた、起きてたの?」
「今日はね、霊夢がいーっぱぁいしてくれて、うれしかった。いっぱいきもちよくなっちゃった!」
 ルーミアは体を起こして、霊夢に抱きついてきた。こころなしか、いつもより甘い香りがする気がした。
「んーっ♪ 霊夢ぅ、だぁいすきー♪」
「ちょ、こぉら、くすぐったいでしょ、もお……」
「えへへー♪ だってぇ、霊夢がルーミアのこと、ほしがってくれたんだもん」
「え……?」
「ルーミアね、ちょっと不安だったんだ。ルーミアは霊夢が大好きで、ほしくって、いっつも霊夢にちゅーしたりすりすりしたりしてるけど、霊夢はどうなのかなーって」
 正直、これが見かけだけでなく頭の中も子供だと思っていたルーミアの口から出たセリフとは意外だった。
 同時に、霊夢はある種の安堵も覚えた。
「……あは」
 ため息のような、笑い声のような、中途半端な声が漏れた。
「……私もね、不安だったんだ、ときどき」
「ふえ?」
「私と、ルーミアの関係……でも、もういいや、そんなの。えーい、ぎゅーっ♪」
「ふみゃーっ」
 霊夢はルーミアを抱きしめて、ちょうどいつもルーミアがしてくれるようにほほを摺り寄せた。
 疑いようもなく暖かく、どうしようもなくやわらかい。
「ルーミア、今日はおこたで寝ちゃおうか」
「うん! えへへー、いっしょにぬくぬくー♪」
 腕の中にルーミアを抱えて、こたつにもぐりこむ。
 ルーミアがもぞもぞ動いて、霊夢の真正面にぴょこんと顔を出した。
 そのままじーっと霊夢の方を見つめている。
「ん? どしたのルーミア?」
「なんでもなぁい……にへへ♪」
「ヘンな子……」
 苦笑しながら、目を閉じる。
 今夜は、いい夢が見られそうだった。
レイサナ第2弾の予定でしたがどうしてもおこたシチュのるみゃれいむが書きたかったのでごめんなさい。
こたつは冬場最強のイチャコラアイテムだと思うのです。
次回はレイサナ第2弾をお送りしますのでもう少々お待ちください。
あと俺屍は鎮魂墓までクリアしました。
(あとがきはハメコミ合成です、実際の行動とは異なる場合がございますのでお気をつけください)
ドールマスター
doll_player@mail.goo.ne.jp
コメント




1.ナナシAcid@スランプからやや復活削除
どうもこんばんは~!
ルーミアの喋り方がいい感じでした!「そーなのかー」や「わはー」以外にこんな表現法があったとわ…OTZ
てかるみゃに可愛らしさとエロさがあわせ味噌の如く見事に調和してて素晴らしすぎましたです!

いい勉強になりました、ありがとう御座います!
2.名前が無い程度の能力削除
るみゃかわいいな~
やっぱりおこたっていいものなんだろうなー
家にはおこたがないので二人がうらやましいです
ps次は水道で真名姫食らって全滅ですね
3.名前が無い程度の能力削除
なつき合い、じゃれあうようなやりとり、大変かわいらしかったです。
色々な意味でぬくくて、こたつはやはりいいものです。
4.名前が無い程度の能力削除
なにやらとても癒されました
5.名前が無い程度の能力削除
るみゃかわいいよるみゃ
ほんわかして癒されました!
レイサナも楽しみにしてます!

ps お金稼ぎは鎮魂墓の奥が一番です!
私はそこで復興の資金とか全て稼ぎました(笑)
宝の場所がわかるアイテム使うと効率がいいですよ