肌寒い夜は、無性に人肌が恋しくなりませんか……?
凩が吹き荒む霜月、季節は晩秋から初冬へ移ろいつつある。か細い三日月は西に沈み、清冽な星の青白い光だけが瞬いている。
そんな肌寒い季節の夜更け、草木も眠る丑三つ時。妖怪や妖精が跋扈する幻想郷でも、人間の里だけはひっそりと静寂に支配されていた。
昼間は買い物客で賑わう大通りも、今宵は百鬼夜行すら起こらずに軒を連ねる店や民家は雨戸で閉ざされている。
そんな里の大通りを、2つの人影が寄り添うようにして歩いていた。その人影の正体は、山に住む二柱の女神であった。
「うぅ~、お姉ちゃん寒いよぉ~」
身体をギュッと縮めて悴んだ掌に吐息を吹き掛けているのは、亜麻色のショートヘアーと明るい茶色の瞳をした少女。
ブドウの飾りを備えた茜色の帽子を被った少女の名前は秋穣子。豊穣を司る山の女神だ。
「うふふ、もう少し我慢しなさい穣子……」
穣子の肩を擦りながら、静謐な笑顔で諭したのは穣子よりも明るい山吹色の髪に金色の瞳をした少女。
モミジの髪飾りを付けている少女の名前は秋静葉。紅葉を司る山の女神で、穣子の姉だ。
「でもぉ……お姉ちゃん、本当に人間の里でこんな事するの?」
「えぇ勿論、その為に里まで降りて来たんじゃない」
どうやら姉妹は何か企んで夜更けに里を訪れたようだ。不安げな妹の肩を、同じ位の背丈の姉がそっと抱き寄せる。
穣子は防寒対策なのか、厚手のコートを着用している。くるぶしまで掛かる程の、不自然なくらい裾の長いコートだ。
静葉は普段と同じ緋色の服とスカートだが、何故か背中にはテントウムシをイメージした小さなリュックサックを背負っている。
やがて、姉妹は里の中心である大通りの広場へと到着した。龍神の石像が鎮座する広場は、全方位を民家に囲まれている。
「さぁ着いたわ……穣子、準備はいい?」
「うぅ~、やっぱり恥ずかしいよぉ……」
穣子は顔を赤らめ、両腕を胸元で交差させて固く身構えた。まるで姉から何か奪われるのを拒むかのように。
「ほらダメよ……もう私たちの季節も終わるんだから、楽しまないと……ねっ?」
静葉は優しい笑みを保ちながら、妹の腕を柔らかく掴んで説得した。しかし、その手には抗えない圧力が籠められている。
手首を締め付ける姉の握力に、穣子は苦い表情を浮かべながら無言で渋々と頷くと、頑なに拒んでいた腕を脱力させて姉に委ねた。
「くすっ、良い子ね……」
静葉はあくまでも優しいアルカイック・スマイルで妹の頭を撫でると、おもむろに穣子のコートのボタンを外し始めた。
ひとつずつ丹念に時間を掛けて姉がボタンを外していく度、穣子の表情が紅葉のように赤く色づき、瞳が熱っぽく潤む。
焦げ茶色のコートが留め具を失い、舞台の緞帳のように左右に開く。そこから垣間見えたのは、何も衣類を身に着けていない穣子の肉体だった。
否、何も身に着けていない訳ではない。首から腰、乳房から股間、豊満な彼女の肉体を縦横無尽に漆黒の縄が締め付けていた。
「ふふっ、素敵よ穣子……さぁ、コートを開いてお姉ちゃんに良く見せて」
「……うん」
伏し目がちに頷きながら、穣子は全てのボタンが外されたコートの襟を両手で分け開いた。寒さか羞恥か、穣子の手が若干震えている。
鳥が羽ばたく時のように拡げられたコート。その裏地を背景に色白で肉感的な豊穣の女神の裸体が闇夜に浮かび上がる。
きめ細かい肌に痛々しいほど映える黒色の縄。その束縛は彼女の豊満な釣鐘型の乳房を搾り上げ、強制的に乳頭を天に向かせている。
股間にはゴツゴツした結び目が宛がわれており、歩く度に喰い込んで敏感な秘所を刺激したに違いない。陰毛は全て剃られていた。
そして、極めつけは穣子の首に装着された黒い首輪。革で作られた物々しい首輪の正面には、鉄製の輪が組み込まれている。
「あらあら、穣子ったらもうこんなに乳首硬くしちゃって……いやらしい子ねぇ」
「うぅ~、だってさっきからコートと擦れて……乳首にビリビリ痺れるような感じが……ひゃぁん!?」
穣子の弁明は、静葉が彼女の乳首を唐突に舐めた事で遮断された。縛り上げられて張りつめた乳首は静葉の愛撫に過敏な反応を示す。
静葉は上目遣いで穣子の反応を窺いながら、口に含んだ穣子の乳首を舌で弾いたり転がすようにねぶった。
片方の乳房を口で攻めながら、もう片方の乳房は指で抓んで愛撫する。姉より大きな乳房に一抹の嫉妬を込めて、静葉は小豆のような乳首をキュッと強く捩った。
「ああぁん、あん! はぁん……」
「うふふ……穣子、そんなに大きな声出していいの?」
「あっ……んんっ、ぅんん!」
姉の忠告に、穣子はハッと我に返り慌てて両手で口を抑えた。静葉はしばらく穣子の胸をなぶった後、そっと口を離した。静葉の唾液で穣子の乳房が妖しくぬめっている。
「さぁ、コートを脱いで……お散歩に行きましょう」
「………はい」
長い睫毛の刷いた目尻に涙を溜めながら、穣子は自身の手でコートを脱ぎ捨てた。地面に落ちたコートは落葉のように蹲っている。
しなやかな稜線を描くうなじから肩、小豆のようにいきり立った乳頭を頂く双子の乳房、くびれた腰に水蜜桃のような臀部。
その見事な裸婦が肌寒い夜の広場に佇んでいるだけでなく、禍々しい縄で緊縛されているのだ。垂涎どころか卒倒してしまうほど卑猥だ。
そんな姿態の妹に、姉はリュックサックから取り出した紐を彼女の首輪の金具に括りつけた。姉妹の関係が主従の関係に変貌する。
「ほら、立っていたらお散歩にならないじゃない……」
「……ごめんなさい、お姉ちゃん」
静葉はクイッと紐を引っ張って穣子に冷然と屈伏を促した。身体を震わせながら、穣子はその場に四つん這いで跪く。
跪いた事によって、穣子の秘所は後ろから丸見えとなっている。大陰唇を巻き込んで縄が食い込み、割れ目から透明な体液が岩清水のように漏れていた。
股間に喰い込んだ紐は水気を吸って色が変わっていた。その紐を強く吊り上げながら、静葉は意地悪く妹に問うた。
「あらあら、穣子のおま○こビショビショじゃない? おっぱい舐められて気もち良かった?」
「ひゃぁん……うん、気もち良かった」
「まぁ、なんていやらしい妹なのかしら! いいえ、貴方は妹なんかじゃないわ、雌犬よ。さぁ、淫猥な雌犬は何て啼くのかしら?」
「わん……わんわん!」
犬の啼き真似をしながら顔を上げた穣子は、それまでの羞恥に震えていた表情と打って変わって恍惚とした表情で頬を紅潮させていた。
里を訪れるまでは寒さに震えていた穣子だったが、今は肉体の内側から官能的な炎で燃え上がっている頃だろう。
「さあ行くわよ穣子……」
「……わんっ」
姉に命じられ、穣子は四つん這いのまま前へ進み始めた。静葉は首輪に繋がった紐を時折引っ張り、穣子の行く先をコントロールする。
誰もいない大通りは、カサカサと枯れ葉が冷たい風に舞っている。穣子は誰かに見られた時の羞恥と興奮を想起して息を荒くしていた。
豊穣を司る女神の穣子は、里でも信仰が厚く顔見知りも多い。もしこんな痴態を目撃されでもしたら……
そう考えただけで穣子の背筋にゾクゾクと電気が走り、股間からはねっとりとした滴る分泌液が太ももにまで伝っている。
(くすっ……穣子も悦楽に震えているわね。妹をこんな虐めるなんて、ドキドキしちゃう……)
くねくねと艶めかしく動く穣子の背中や臀部を見下ろしながら、静葉もまた昂揚感に下腹部が熱っぽく疼いていた。
その熱っぽい疼きは、肌寒い空気と相まって膀胱を刺激する。静葉はひとつ身震いして、唐突な尿意を感じた。
「ねぇ……おしっこしたくなったわ。ほら、ちんちん」
「きゃん……はうぅ……」
静葉は紐を引っ張って制止させると、穣子に膝立ちのような姿勢を取らせた。両手は拳を丸め、舌を出して穣子は犬に成りきっている。
そんな妹の眼前に立つと、静葉はおもむろにスカートをたくし上げた。スカートの中からは、下着を身に着けていない剥き出しの秘所が露わとなる。
陰毛を剃られた穣子とは異なり、静葉の股間は最初から陰毛が生えていなかった。その事を静葉は少しコンプレックスにも思っていた。
「ふふっ、寒いでしょ? そのいやらしいおっぱいに私の温かいおしっこかけてあげるね……あぁん」
肩幅ほどに脚を開いた静葉は、自ら無毛の秘所を指で分け開き、ヒクヒクと蠢く尿道の照準を穣子の豊満な乳房へとロックオンした。
穣子の眼に、姉の幼い秘所が内側まで詳らかに映る。鮭の切り身を思わせる鮮やかな色の粘膜は、ねっとりと熱を帯びて糸を引いていた。
そして静葉が腹部に力をいれると、湯気を立ち昇らせて黄金色の小水が放物線を描きながら穣子の身体に降り注いだ。
しぱぱぱぱぱぱぱぱぱぁぁぁぁぁぁぁ―――――
あらかじめ大量のお茶でも飲んでいたのか、開放された水門から迸る静葉の小水は五月雨のように穣子の身体を濡らした。
穣子の汗と静葉の小水で塩気と水気をたっぷり含んだ黒い縄が、姉の小水に濡れた穣子の身体を一層のこと際立たせる。
そして、濡れた身体はすぐに外気で冷やされる。ぶるぶると身体を震わせ、穣子もまた尿意を催していた。
「……ふぅ、スッキリした。あら、穣子もおしっこしたいの? じゃあ、お姉ちゃんのおま○こ舐めなさい」
「うん……」
恍惚とした表情で小水を出しきった静葉は、もじもじと腰をくねらせている妹の様子を見て自身の腰をクイッと突き出した。
直立の姿勢で放尿したせいで、静葉の股間や内ももは小水に塗れている。ほのかな刺激臭が地べたに座り込んだ穣子の鼻を突く。
穣子は虫媒花に引き寄せられる昆虫のように、姉の秘所へと舌を伸ばした。肉厚な舌が陰唇に触れ、塩辛い味が穣子の口内に広がる。
「はぁぁん、良いわ……もっと、もっと舐めて……」
「ふぐぅ……ちゅぱぴちゃ……」
いじらしく舐める穣子の頭を両手で鷲掴みにし、静葉は更なる悦楽を求めて股間をゴリゴリと妹に押し付けてきた。
息苦しさを感じながらも、穣子は懸命に姉の秘所に舌を這わす。舌先で陰核を突っついたり、肉穴をほじくるのも忘れてはいない。
ぴちゃぴちゃぴちゃ――――
卑猥な水の音が寝静まった夜更けの里に響き渡る。その音は姉妹の頭にも反響し、性感を益々昂ぶらせていく。
穣子は、口内に広がる味に微かな変化を察した。鹹水のような塩辛さに、安息香のような懐かしい匂いが加わる。静葉が絶頂に近付いている兆候だ。
同時に、乳首や股間を自ら慰めて尿意を誤魔化してきた穣子も限界だった。ラストスパートとばかりに静葉の秘所を舐め尽した。
「ああぁん、ダメぇ、イくぅぅ! イっちゃうぅぅぅ!!」
穣子の舌が静葉の膣穴を穿ったところで、静葉が小刻みに震えて絶頂に達した。
ぷしゅっ……ぷしゃあああぁぁぁぁ――――
静葉の肉穴から小水ではない透明な体液が間欠泉のごとく噴き出し、穣子に容赦なく浴びせる。
姉の熱い潮を全身に浴びながら、穣子も同時に果てた。失禁していてもわからない位グショグショになって、穣子は大地に伏せる。
「はぁはぁはぁ……気もち良かった……穣子もイっちゃったのね」
「………ゎん……ふぁあ」
脱力した穣子がか細い声で答える。瑞々しく潤んだ唇から悩ましげな吐息が漏れた。
妹の濡れて額に張り付いた亜麻色の髪を指で梳いてやりながら、静葉はもう片方の手を穣子の股間へ伸ばした。
穣子の股間に喰い込む縄は二重になっていて、その隙間から容易に指を侵入させられた。寒さで冷え切った静葉の指は、余計に穣子の膣内の熱を感じ取る。
くちゅ……くちゅくちゅぐちゅ――――
「ひゃああん!? ふぁぁああ……ひくぅん!」
ひんやりとした姉の指で蕩けた膣内の深い場所までかき回され、穣子は野外である事を失念して大きな喘ぎ声をあげた。
咄嗟に静葉が髪を梳いていた手で妹の口を押さえた。幸い獣の啼き声とでも思ったのか、表に出てくる人間はいなかった。
安堵の溜め息をつくと、静葉は穣子の秘所だけでなく肛門にも指を突き入れた。親指と人差し指で、二つの肉穴を挟み込む格好だ。
「もう、いきなり大声出しちゃダメじゃない……お仕置きしなくちゃね」
「むぐぅ!? ふぐほごぉ……ふひぃぃん!」
声を押し殺されながら、穣子は身悶える。目尻に溜まった涙はぽろぽろ零れ、口内にも静葉の指がねじ込まれて涎が垂れ流れている。
それでも穣子の秘所は肉ヒダが蕩けたかのように柔らかく静葉の指に吸い付き、大量の汁を迸らせていた。
静葉が指を抜くと、絡まるようにして粘性の糸が引いていた。指で攻められた肉穴はヒクヒクと痙攣しながらぽっかりと口を空けている。
物欲しそうに震える穣子の秘所。指に絡みついた妹の甘ったるい愛液をしゃぶりながら、静葉はそっと妹の耳元で囁いた。
「ねぇ、穣子……そろそろ指では物足りないでしょ? 今日はとっておきのモノ持ってきたの……」
「……えっ?」
そう言って静葉は愛用のリュックを漁る。静葉がリュックから取り出したのは、新聞紙で梱包された棍棒のような代物だった。
静葉が新聞紙を剥がすと、姿を現わしたのは皮を剥いたヤマイモ。乳白色の実が艶々と光沢を帯びて鮮度は抜郡に良さそうだ。
太さは幼児の腕くらいはあるだろうか。ご丁寧に、ヤマイモは彫刻のように削られて男根の形に象られている。
「うふふ、今日畑で獲れたヤマイモよ。これを穣子のおま○こに突っ込んだらどうなるかしら……?」
「…………ごくっ」
男根と化した極太ヤマイモの存在感に、穣子の眼は歓喜で爛々と潤んでいる。媚びるような視線はヤマイモに終始向けられ、思わず穣子は生唾を飲んだ。
静葉は淫猥な形のヤマイモを妹に見せつけながら、ねっとりといやらしい表情を繕って口に含んだ。疑似的で挑発的なフェラチオだ。
良く見れば、ヤマイモは両端が男根の形になっている。静葉はしゃがんでイモ男根をしゃぶりながら、もう片方の男根を穣子の口元に差し出した。
ヤマイモで出来た男根を折らないように注意しながら、穣子は激しくイモ男根を喉奥まで呑み込んだ。静葉も負けじと深くイモ男根を呑み込む。
「「じゅぷじゅぱ……じゅぱちゅぐ……じゅぽじゅぴ」」
口内を席巻するのはイモ男根の充足感と、分泌される唾液でぬめる感触。そして、口の周りにヤマイモ特有の痒みが弱い刺激となって姉妹を喜悦させていた。
唾液はイモ男根を伝って混じり合い、雨垂れのように大地へ落ちる。見つめ合う姉妹の瞳に、互いの快楽に歪んだ表情が鏡映しとなっている。
「ぷはっ……口の周りが痒くなっちゃった……これじゃぁ、おま○こに挿入れた時はどうなっちゃうんだろうね……」
イモ男根は姉妹の唾液と染み出した粘り気で糸を引いている。舌で唇を舐めながら、静葉がそっと自身の秘所へイモ男根を宛がった。
既に愛液で滴っていた静葉の秘所は多少の異物感を覚えつつ、ゆっくりとイモ男根を咥え込んでいく。その異物感に静葉は少し苦悶の表情を浮かべた。
無毛の割れ目に乳白色のイモ男根が半分ほど這入り、静葉の股間に男根が生えたようになった。それは女体を攪拌する逞しい棍棒だ。
「さぁ、穣子の膣内にも挿入れてあげるね……おしりをこっちに向けて『おねだり』してごらん……?」
「……うん」
姉に命じられ、穣子は四つん這いで静葉の前に尻を向けた。丸い饅頭のような尻を二分する黒い縄、その割れ目は先ほどの愛撫で大洪水となっていた。
穣子は更に尻を突き出し、自分の手で割れ目を分け開いて媚びるように乞うた。縄からはみ出た陰唇の粘膜は肉厚に充血している。
「お姉ちゃんのヤマイモち○ぽで、私のおま○こを滅茶苦茶にかき回してください……」
「うん……私の可愛い穣子、滅茶苦茶にしてあげる……」
じゅぷ……ずぞぞぞぞぞぞぞ!!
穣子の柔らかな尻を撫でながら、静葉は割れ目の縄を退けて妹の膣内へ男根を一気に突き入れた。
その瞬間、穣子の胎内で粘膜を拡張する圧迫感とヤマイモから染み出した痒み成分が相乗し、ゾワゾワとした快楽の大波に穣子が打ち震えた。
「あがぁぁぁ……!? しゅごい……おま○こじゅくじゅく痒くて、太いのがお腹いっぱい~!!」
「はぁぁん、私もおま○こが奥まで痒くて熱くて……もっと擦りたいっ! あああん!!」
ぱんぱんぱんぱんぱんぱん―――!!
姉妹の肌がぶつかり合う音が夜空に響く。肌寒い夜にも関わらず、股間の疼きと電流のような快楽で姉妹は汗だくになって性交している。
まるで獣の交尾のような、荒々しい交わり。静葉は妹を四つん這いにしてひたすら腰を打ちつけ、穣子も姉の攻めに屈伏している。
長く太い両端のイモ男根は、姉妹の子宮口までコツコツと小突く。イモ男根が媒介となって、まるで姉妹は子宮口同士で接吻をしているような錯覚に陥った。
「穣子、穣子、みのりこぉぉぉ!!」
「お姉ちゃん、しずはお姉ちゃん!!」
互いの名前を呼びながら、姉妹は吸い寄せあうように口づけを交わす。濃密な、舌と舌が絡み合って溶解しそうな口づけだ。
ヤマイモの痒みは子宮口まで感染し、姉妹をいよいよ絶頂の坩堝へと誘う。穣子は姉に支配された悦びを、静葉は妹を蹂躙した背徳に酔い痴れた。
もはや野外だろうと里のど真ん中だろうと関係なかった。姉妹は身体から湧き出す快楽を堰き止める事無く歓喜の叫びを連呼していた。
静葉は穣子を立ち上がらせると、龍神の石像の台座に手をつかせて激しく腰を打ちつけた。同時にたぽたぽと揺れる穣子の乳房をやや乱暴に揉みしだく。
姉妹の髪は乱れ、汗に交じって甘ったるい匂いが沸き立つ。立たされた穣子の膝はガクガク震え、限界点が近い事を物語っていた。
「あああぁぁ! イくぅぅ! お姉ちゃん、私もうイっちゃうぅぅぅ!!……ひゃああ!!」
「ああっ、穣子、私もイくぅぅ! 一緒にイこう、一緒にぃ……あああぁ!!」
「「あ゛あ゛あ゛あ゛ああぁぁぁぁぁ!!!」」
姉妹は同時に身体を勢い良く痙攣させ、ぐったりと果てた。弛緩した姉妹の股間からは、ヤマイモで繋がったまま小水が漏れている。
ぬるぬるとなった膣穴からイモ男根が抜け、小水の湖へ産み落とされた。ヤマイモは茹でられたように湯気がホクホクと立ち昇っていた。
力尽きた穣子が地面にうつ伏せとなり、重なるようにして静葉が妹の背中におぶさった。姉妹の両手はしっかりと握り合っている。
「はぁはぁ……お姉ちゃん、大好き」
「穣子……私も好きよ。私の可愛い妹……」
幸せそうな表情で見つめ合いながら、姉妹は優しく事後の口づけを交わした。ねっとりと甘い、わずかに痒みのある味の唾液が喉を潤す。
その時、姉妹が歩いてきた方向から灯りが徐々に近づいてきた。灯りをもった男と、それに追従する青年が数人。里の自警団が姉妹の声を聞きつけ警邏していたのだ。
自警団の男衆は続々と里の広場に集まってきた。そして、一同が龍神の石造の下で互いの唇を貪る姉妹を愕然とした容貌で見詰めている。
一方の姉妹は男衆に囲まれている事など気にも留めず、むしろ蠱惑的な仕草で充血した陰唇や汗に塗れた乳房を見せつけていた。
「穣子様……静葉様……」
自警団の長らしき男が恐る恐る声を掛ける。だが、彼を始めとして男衆の瞳にはギラギラと脂ぎった欲情の火が煌々と宿っていた。
声を掛けられた姉妹はひとつ目配せをした後、寝ころんだまま脚を大きく開いた。ヤマイモで赤く充血した秘所が男衆の視線に曝される。
太ももからふくらはぎまでムッチリと肉つきの良い穣子の脚と、華奢でありながら爪先まで洗練された脚線美の静葉の脚を見て、男衆から「おぉ~」と嘆息が漏れる。
黄金色と鳶色。姉妹の妖艶に濡れた瞳が優しく微笑み、生唾を飲む青臭い男衆を狼へと変貌させる言葉を囁いた。
「「ふふっ、貴方達もいかがかしら? 秋の終わりに私達と踊りましょう……」」
END
凩が吹き荒む霜月、季節は晩秋から初冬へ移ろいつつある。か細い三日月は西に沈み、清冽な星の青白い光だけが瞬いている。
そんな肌寒い季節の夜更け、草木も眠る丑三つ時。妖怪や妖精が跋扈する幻想郷でも、人間の里だけはひっそりと静寂に支配されていた。
昼間は買い物客で賑わう大通りも、今宵は百鬼夜行すら起こらずに軒を連ねる店や民家は雨戸で閉ざされている。
そんな里の大通りを、2つの人影が寄り添うようにして歩いていた。その人影の正体は、山に住む二柱の女神であった。
「うぅ~、お姉ちゃん寒いよぉ~」
身体をギュッと縮めて悴んだ掌に吐息を吹き掛けているのは、亜麻色のショートヘアーと明るい茶色の瞳をした少女。
ブドウの飾りを備えた茜色の帽子を被った少女の名前は秋穣子。豊穣を司る山の女神だ。
「うふふ、もう少し我慢しなさい穣子……」
穣子の肩を擦りながら、静謐な笑顔で諭したのは穣子よりも明るい山吹色の髪に金色の瞳をした少女。
モミジの髪飾りを付けている少女の名前は秋静葉。紅葉を司る山の女神で、穣子の姉だ。
「でもぉ……お姉ちゃん、本当に人間の里でこんな事するの?」
「えぇ勿論、その為に里まで降りて来たんじゃない」
どうやら姉妹は何か企んで夜更けに里を訪れたようだ。不安げな妹の肩を、同じ位の背丈の姉がそっと抱き寄せる。
穣子は防寒対策なのか、厚手のコートを着用している。くるぶしまで掛かる程の、不自然なくらい裾の長いコートだ。
静葉は普段と同じ緋色の服とスカートだが、何故か背中にはテントウムシをイメージした小さなリュックサックを背負っている。
やがて、姉妹は里の中心である大通りの広場へと到着した。龍神の石像が鎮座する広場は、全方位を民家に囲まれている。
「さぁ着いたわ……穣子、準備はいい?」
「うぅ~、やっぱり恥ずかしいよぉ……」
穣子は顔を赤らめ、両腕を胸元で交差させて固く身構えた。まるで姉から何か奪われるのを拒むかのように。
「ほらダメよ……もう私たちの季節も終わるんだから、楽しまないと……ねっ?」
静葉は優しい笑みを保ちながら、妹の腕を柔らかく掴んで説得した。しかし、その手には抗えない圧力が籠められている。
手首を締め付ける姉の握力に、穣子は苦い表情を浮かべながら無言で渋々と頷くと、頑なに拒んでいた腕を脱力させて姉に委ねた。
「くすっ、良い子ね……」
静葉はあくまでも優しいアルカイック・スマイルで妹の頭を撫でると、おもむろに穣子のコートのボタンを外し始めた。
ひとつずつ丹念に時間を掛けて姉がボタンを外していく度、穣子の表情が紅葉のように赤く色づき、瞳が熱っぽく潤む。
焦げ茶色のコートが留め具を失い、舞台の緞帳のように左右に開く。そこから垣間見えたのは、何も衣類を身に着けていない穣子の肉体だった。
否、何も身に着けていない訳ではない。首から腰、乳房から股間、豊満な彼女の肉体を縦横無尽に漆黒の縄が締め付けていた。
「ふふっ、素敵よ穣子……さぁ、コートを開いてお姉ちゃんに良く見せて」
「……うん」
伏し目がちに頷きながら、穣子は全てのボタンが外されたコートの襟を両手で分け開いた。寒さか羞恥か、穣子の手が若干震えている。
鳥が羽ばたく時のように拡げられたコート。その裏地を背景に色白で肉感的な豊穣の女神の裸体が闇夜に浮かび上がる。
きめ細かい肌に痛々しいほど映える黒色の縄。その束縛は彼女の豊満な釣鐘型の乳房を搾り上げ、強制的に乳頭を天に向かせている。
股間にはゴツゴツした結び目が宛がわれており、歩く度に喰い込んで敏感な秘所を刺激したに違いない。陰毛は全て剃られていた。
そして、極めつけは穣子の首に装着された黒い首輪。革で作られた物々しい首輪の正面には、鉄製の輪が組み込まれている。
「あらあら、穣子ったらもうこんなに乳首硬くしちゃって……いやらしい子ねぇ」
「うぅ~、だってさっきからコートと擦れて……乳首にビリビリ痺れるような感じが……ひゃぁん!?」
穣子の弁明は、静葉が彼女の乳首を唐突に舐めた事で遮断された。縛り上げられて張りつめた乳首は静葉の愛撫に過敏な反応を示す。
静葉は上目遣いで穣子の反応を窺いながら、口に含んだ穣子の乳首を舌で弾いたり転がすようにねぶった。
片方の乳房を口で攻めながら、もう片方の乳房は指で抓んで愛撫する。姉より大きな乳房に一抹の嫉妬を込めて、静葉は小豆のような乳首をキュッと強く捩った。
「ああぁん、あん! はぁん……」
「うふふ……穣子、そんなに大きな声出していいの?」
「あっ……んんっ、ぅんん!」
姉の忠告に、穣子はハッと我に返り慌てて両手で口を抑えた。静葉はしばらく穣子の胸をなぶった後、そっと口を離した。静葉の唾液で穣子の乳房が妖しくぬめっている。
「さぁ、コートを脱いで……お散歩に行きましょう」
「………はい」
長い睫毛の刷いた目尻に涙を溜めながら、穣子は自身の手でコートを脱ぎ捨てた。地面に落ちたコートは落葉のように蹲っている。
しなやかな稜線を描くうなじから肩、小豆のようにいきり立った乳頭を頂く双子の乳房、くびれた腰に水蜜桃のような臀部。
その見事な裸婦が肌寒い夜の広場に佇んでいるだけでなく、禍々しい縄で緊縛されているのだ。垂涎どころか卒倒してしまうほど卑猥だ。
そんな姿態の妹に、姉はリュックサックから取り出した紐を彼女の首輪の金具に括りつけた。姉妹の関係が主従の関係に変貌する。
「ほら、立っていたらお散歩にならないじゃない……」
「……ごめんなさい、お姉ちゃん」
静葉はクイッと紐を引っ張って穣子に冷然と屈伏を促した。身体を震わせながら、穣子はその場に四つん這いで跪く。
跪いた事によって、穣子の秘所は後ろから丸見えとなっている。大陰唇を巻き込んで縄が食い込み、割れ目から透明な体液が岩清水のように漏れていた。
股間に喰い込んだ紐は水気を吸って色が変わっていた。その紐を強く吊り上げながら、静葉は意地悪く妹に問うた。
「あらあら、穣子のおま○こビショビショじゃない? おっぱい舐められて気もち良かった?」
「ひゃぁん……うん、気もち良かった」
「まぁ、なんていやらしい妹なのかしら! いいえ、貴方は妹なんかじゃないわ、雌犬よ。さぁ、淫猥な雌犬は何て啼くのかしら?」
「わん……わんわん!」
犬の啼き真似をしながら顔を上げた穣子は、それまでの羞恥に震えていた表情と打って変わって恍惚とした表情で頬を紅潮させていた。
里を訪れるまでは寒さに震えていた穣子だったが、今は肉体の内側から官能的な炎で燃え上がっている頃だろう。
「さあ行くわよ穣子……」
「……わんっ」
姉に命じられ、穣子は四つん這いのまま前へ進み始めた。静葉は首輪に繋がった紐を時折引っ張り、穣子の行く先をコントロールする。
誰もいない大通りは、カサカサと枯れ葉が冷たい風に舞っている。穣子は誰かに見られた時の羞恥と興奮を想起して息を荒くしていた。
豊穣を司る女神の穣子は、里でも信仰が厚く顔見知りも多い。もしこんな痴態を目撃されでもしたら……
そう考えただけで穣子の背筋にゾクゾクと電気が走り、股間からはねっとりとした滴る分泌液が太ももにまで伝っている。
(くすっ……穣子も悦楽に震えているわね。妹をこんな虐めるなんて、ドキドキしちゃう……)
くねくねと艶めかしく動く穣子の背中や臀部を見下ろしながら、静葉もまた昂揚感に下腹部が熱っぽく疼いていた。
その熱っぽい疼きは、肌寒い空気と相まって膀胱を刺激する。静葉はひとつ身震いして、唐突な尿意を感じた。
「ねぇ……おしっこしたくなったわ。ほら、ちんちん」
「きゃん……はうぅ……」
静葉は紐を引っ張って制止させると、穣子に膝立ちのような姿勢を取らせた。両手は拳を丸め、舌を出して穣子は犬に成りきっている。
そんな妹の眼前に立つと、静葉はおもむろにスカートをたくし上げた。スカートの中からは、下着を身に着けていない剥き出しの秘所が露わとなる。
陰毛を剃られた穣子とは異なり、静葉の股間は最初から陰毛が生えていなかった。その事を静葉は少しコンプレックスにも思っていた。
「ふふっ、寒いでしょ? そのいやらしいおっぱいに私の温かいおしっこかけてあげるね……あぁん」
肩幅ほどに脚を開いた静葉は、自ら無毛の秘所を指で分け開き、ヒクヒクと蠢く尿道の照準を穣子の豊満な乳房へとロックオンした。
穣子の眼に、姉の幼い秘所が内側まで詳らかに映る。鮭の切り身を思わせる鮮やかな色の粘膜は、ねっとりと熱を帯びて糸を引いていた。
そして静葉が腹部に力をいれると、湯気を立ち昇らせて黄金色の小水が放物線を描きながら穣子の身体に降り注いだ。
しぱぱぱぱぱぱぱぱぱぁぁぁぁぁぁぁ―――――
あらかじめ大量のお茶でも飲んでいたのか、開放された水門から迸る静葉の小水は五月雨のように穣子の身体を濡らした。
穣子の汗と静葉の小水で塩気と水気をたっぷり含んだ黒い縄が、姉の小水に濡れた穣子の身体を一層のこと際立たせる。
そして、濡れた身体はすぐに外気で冷やされる。ぶるぶると身体を震わせ、穣子もまた尿意を催していた。
「……ふぅ、スッキリした。あら、穣子もおしっこしたいの? じゃあ、お姉ちゃんのおま○こ舐めなさい」
「うん……」
恍惚とした表情で小水を出しきった静葉は、もじもじと腰をくねらせている妹の様子を見て自身の腰をクイッと突き出した。
直立の姿勢で放尿したせいで、静葉の股間や内ももは小水に塗れている。ほのかな刺激臭が地べたに座り込んだ穣子の鼻を突く。
穣子は虫媒花に引き寄せられる昆虫のように、姉の秘所へと舌を伸ばした。肉厚な舌が陰唇に触れ、塩辛い味が穣子の口内に広がる。
「はぁぁん、良いわ……もっと、もっと舐めて……」
「ふぐぅ……ちゅぱぴちゃ……」
いじらしく舐める穣子の頭を両手で鷲掴みにし、静葉は更なる悦楽を求めて股間をゴリゴリと妹に押し付けてきた。
息苦しさを感じながらも、穣子は懸命に姉の秘所に舌を這わす。舌先で陰核を突っついたり、肉穴をほじくるのも忘れてはいない。
ぴちゃぴちゃぴちゃ――――
卑猥な水の音が寝静まった夜更けの里に響き渡る。その音は姉妹の頭にも反響し、性感を益々昂ぶらせていく。
穣子は、口内に広がる味に微かな変化を察した。鹹水のような塩辛さに、安息香のような懐かしい匂いが加わる。静葉が絶頂に近付いている兆候だ。
同時に、乳首や股間を自ら慰めて尿意を誤魔化してきた穣子も限界だった。ラストスパートとばかりに静葉の秘所を舐め尽した。
「ああぁん、ダメぇ、イくぅぅ! イっちゃうぅぅぅ!!」
穣子の舌が静葉の膣穴を穿ったところで、静葉が小刻みに震えて絶頂に達した。
ぷしゅっ……ぷしゃあああぁぁぁぁ――――
静葉の肉穴から小水ではない透明な体液が間欠泉のごとく噴き出し、穣子に容赦なく浴びせる。
姉の熱い潮を全身に浴びながら、穣子も同時に果てた。失禁していてもわからない位グショグショになって、穣子は大地に伏せる。
「はぁはぁはぁ……気もち良かった……穣子もイっちゃったのね」
「………ゎん……ふぁあ」
脱力した穣子がか細い声で答える。瑞々しく潤んだ唇から悩ましげな吐息が漏れた。
妹の濡れて額に張り付いた亜麻色の髪を指で梳いてやりながら、静葉はもう片方の手を穣子の股間へ伸ばした。
穣子の股間に喰い込む縄は二重になっていて、その隙間から容易に指を侵入させられた。寒さで冷え切った静葉の指は、余計に穣子の膣内の熱を感じ取る。
くちゅ……くちゅくちゅぐちゅ――――
「ひゃああん!? ふぁぁああ……ひくぅん!」
ひんやりとした姉の指で蕩けた膣内の深い場所までかき回され、穣子は野外である事を失念して大きな喘ぎ声をあげた。
咄嗟に静葉が髪を梳いていた手で妹の口を押さえた。幸い獣の啼き声とでも思ったのか、表に出てくる人間はいなかった。
安堵の溜め息をつくと、静葉は穣子の秘所だけでなく肛門にも指を突き入れた。親指と人差し指で、二つの肉穴を挟み込む格好だ。
「もう、いきなり大声出しちゃダメじゃない……お仕置きしなくちゃね」
「むぐぅ!? ふぐほごぉ……ふひぃぃん!」
声を押し殺されながら、穣子は身悶える。目尻に溜まった涙はぽろぽろ零れ、口内にも静葉の指がねじ込まれて涎が垂れ流れている。
それでも穣子の秘所は肉ヒダが蕩けたかのように柔らかく静葉の指に吸い付き、大量の汁を迸らせていた。
静葉が指を抜くと、絡まるようにして粘性の糸が引いていた。指で攻められた肉穴はヒクヒクと痙攣しながらぽっかりと口を空けている。
物欲しそうに震える穣子の秘所。指に絡みついた妹の甘ったるい愛液をしゃぶりながら、静葉はそっと妹の耳元で囁いた。
「ねぇ、穣子……そろそろ指では物足りないでしょ? 今日はとっておきのモノ持ってきたの……」
「……えっ?」
そう言って静葉は愛用のリュックを漁る。静葉がリュックから取り出したのは、新聞紙で梱包された棍棒のような代物だった。
静葉が新聞紙を剥がすと、姿を現わしたのは皮を剥いたヤマイモ。乳白色の実が艶々と光沢を帯びて鮮度は抜郡に良さそうだ。
太さは幼児の腕くらいはあるだろうか。ご丁寧に、ヤマイモは彫刻のように削られて男根の形に象られている。
「うふふ、今日畑で獲れたヤマイモよ。これを穣子のおま○こに突っ込んだらどうなるかしら……?」
「…………ごくっ」
男根と化した極太ヤマイモの存在感に、穣子の眼は歓喜で爛々と潤んでいる。媚びるような視線はヤマイモに終始向けられ、思わず穣子は生唾を飲んだ。
静葉は淫猥な形のヤマイモを妹に見せつけながら、ねっとりといやらしい表情を繕って口に含んだ。疑似的で挑発的なフェラチオだ。
良く見れば、ヤマイモは両端が男根の形になっている。静葉はしゃがんでイモ男根をしゃぶりながら、もう片方の男根を穣子の口元に差し出した。
ヤマイモで出来た男根を折らないように注意しながら、穣子は激しくイモ男根を喉奥まで呑み込んだ。静葉も負けじと深くイモ男根を呑み込む。
「「じゅぷじゅぱ……じゅぱちゅぐ……じゅぽじゅぴ」」
口内を席巻するのはイモ男根の充足感と、分泌される唾液でぬめる感触。そして、口の周りにヤマイモ特有の痒みが弱い刺激となって姉妹を喜悦させていた。
唾液はイモ男根を伝って混じり合い、雨垂れのように大地へ落ちる。見つめ合う姉妹の瞳に、互いの快楽に歪んだ表情が鏡映しとなっている。
「ぷはっ……口の周りが痒くなっちゃった……これじゃぁ、おま○こに挿入れた時はどうなっちゃうんだろうね……」
イモ男根は姉妹の唾液と染み出した粘り気で糸を引いている。舌で唇を舐めながら、静葉がそっと自身の秘所へイモ男根を宛がった。
既に愛液で滴っていた静葉の秘所は多少の異物感を覚えつつ、ゆっくりとイモ男根を咥え込んでいく。その異物感に静葉は少し苦悶の表情を浮かべた。
無毛の割れ目に乳白色のイモ男根が半分ほど這入り、静葉の股間に男根が生えたようになった。それは女体を攪拌する逞しい棍棒だ。
「さぁ、穣子の膣内にも挿入れてあげるね……おしりをこっちに向けて『おねだり』してごらん……?」
「……うん」
姉に命じられ、穣子は四つん這いで静葉の前に尻を向けた。丸い饅頭のような尻を二分する黒い縄、その割れ目は先ほどの愛撫で大洪水となっていた。
穣子は更に尻を突き出し、自分の手で割れ目を分け開いて媚びるように乞うた。縄からはみ出た陰唇の粘膜は肉厚に充血している。
「お姉ちゃんのヤマイモち○ぽで、私のおま○こを滅茶苦茶にかき回してください……」
「うん……私の可愛い穣子、滅茶苦茶にしてあげる……」
じゅぷ……ずぞぞぞぞぞぞぞ!!
穣子の柔らかな尻を撫でながら、静葉は割れ目の縄を退けて妹の膣内へ男根を一気に突き入れた。
その瞬間、穣子の胎内で粘膜を拡張する圧迫感とヤマイモから染み出した痒み成分が相乗し、ゾワゾワとした快楽の大波に穣子が打ち震えた。
「あがぁぁぁ……!? しゅごい……おま○こじゅくじゅく痒くて、太いのがお腹いっぱい~!!」
「はぁぁん、私もおま○こが奥まで痒くて熱くて……もっと擦りたいっ! あああん!!」
ぱんぱんぱんぱんぱんぱん―――!!
姉妹の肌がぶつかり合う音が夜空に響く。肌寒い夜にも関わらず、股間の疼きと電流のような快楽で姉妹は汗だくになって性交している。
まるで獣の交尾のような、荒々しい交わり。静葉は妹を四つん這いにしてひたすら腰を打ちつけ、穣子も姉の攻めに屈伏している。
長く太い両端のイモ男根は、姉妹の子宮口までコツコツと小突く。イモ男根が媒介となって、まるで姉妹は子宮口同士で接吻をしているような錯覚に陥った。
「穣子、穣子、みのりこぉぉぉ!!」
「お姉ちゃん、しずはお姉ちゃん!!」
互いの名前を呼びながら、姉妹は吸い寄せあうように口づけを交わす。濃密な、舌と舌が絡み合って溶解しそうな口づけだ。
ヤマイモの痒みは子宮口まで感染し、姉妹をいよいよ絶頂の坩堝へと誘う。穣子は姉に支配された悦びを、静葉は妹を蹂躙した背徳に酔い痴れた。
もはや野外だろうと里のど真ん中だろうと関係なかった。姉妹は身体から湧き出す快楽を堰き止める事無く歓喜の叫びを連呼していた。
静葉は穣子を立ち上がらせると、龍神の石像の台座に手をつかせて激しく腰を打ちつけた。同時にたぽたぽと揺れる穣子の乳房をやや乱暴に揉みしだく。
姉妹の髪は乱れ、汗に交じって甘ったるい匂いが沸き立つ。立たされた穣子の膝はガクガク震え、限界点が近い事を物語っていた。
「あああぁぁ! イくぅぅ! お姉ちゃん、私もうイっちゃうぅぅぅ!!……ひゃああ!!」
「ああっ、穣子、私もイくぅぅ! 一緒にイこう、一緒にぃ……あああぁ!!」
「「あ゛あ゛あ゛あ゛ああぁぁぁぁぁ!!!」」
姉妹は同時に身体を勢い良く痙攣させ、ぐったりと果てた。弛緩した姉妹の股間からは、ヤマイモで繋がったまま小水が漏れている。
ぬるぬるとなった膣穴からイモ男根が抜け、小水の湖へ産み落とされた。ヤマイモは茹でられたように湯気がホクホクと立ち昇っていた。
力尽きた穣子が地面にうつ伏せとなり、重なるようにして静葉が妹の背中におぶさった。姉妹の両手はしっかりと握り合っている。
「はぁはぁ……お姉ちゃん、大好き」
「穣子……私も好きよ。私の可愛い妹……」
幸せそうな表情で見つめ合いながら、姉妹は優しく事後の口づけを交わした。ねっとりと甘い、わずかに痒みのある味の唾液が喉を潤す。
その時、姉妹が歩いてきた方向から灯りが徐々に近づいてきた。灯りをもった男と、それに追従する青年が数人。里の自警団が姉妹の声を聞きつけ警邏していたのだ。
自警団の男衆は続々と里の広場に集まってきた。そして、一同が龍神の石造の下で互いの唇を貪る姉妹を愕然とした容貌で見詰めている。
一方の姉妹は男衆に囲まれている事など気にも留めず、むしろ蠱惑的な仕草で充血した陰唇や汗に塗れた乳房を見せつけていた。
「穣子様……静葉様……」
自警団の長らしき男が恐る恐る声を掛ける。だが、彼を始めとして男衆の瞳にはギラギラと脂ぎった欲情の火が煌々と宿っていた。
声を掛けられた姉妹はひとつ目配せをした後、寝ころんだまま脚を大きく開いた。ヤマイモで赤く充血した秘所が男衆の視線に曝される。
太ももからふくらはぎまでムッチリと肉つきの良い穣子の脚と、華奢でありながら爪先まで洗練された脚線美の静葉の脚を見て、男衆から「おぉ~」と嘆息が漏れる。
黄金色と鳶色。姉妹の妖艶に濡れた瞳が優しく微笑み、生唾を飲む青臭い男衆を狼へと変貌させる言葉を囁いた。
「「ふふっ、貴方達もいかがかしら? 秋の終わりに私達と踊りましょう……」」
END
エロかったです。かゆエロでした。
鬼畜いお姉ちゃんって珍しいので嬉しい
さて、続きは大乱交ですね!待ってますね!
露出とかSMとか流行って欲しいぜ
間違いなく人間や山芋では不可能なくらいのプレイを見せてくれるし、腹ボコ・妊娠・出産などがありうるかも(笑)?
静葉お姉ちゃんは夜のテクが上手いのが理想だと思う
下の毛だけでなく胸の方もやはり妹に比べて発育途上なんだろうか・・・
でも感度はいいと思うよ!
村人が去った後にお相手をして、逆に姉妹の足腰を立てなくしたい
サドいお姉ちゃんと従順な妹大好物ですありがとう御座います!
あと、二人の体型・体格差に悶えました!
股間を温めさせていただきましたwww