新型コロナウイルスの影響で、売上が減少した事業者のための家賃支援給付金をだましとった疑いで、山口組系暴力団員の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団・六代目山口組系「二代目杉組」組員で不動産コンサルタント業・藤井茂樹容疑者(70)です。

藤井容疑者はことし7月、新型コロナの影響で売上が減少した事業者のために家賃を支援する家賃支援給付金について、暴力団員であることを隠して経営する会社の売上が減ったように装い、給付金約40万円をだまし取った疑いが持たれています。

警察の調べに対し、藤井容疑者は「給付金をだまし取ったことに間違いない」と容疑を認めているということです。

警察は、余罪もあるとみて捜査しています。