感染防止ステッカー 申請店でクラスター 福岡県

西日本新聞 社会面 泉 修平 御厨 尚陽

 新型コロナウイルス感染防止対策をしていると示す福岡県の「感染防止宣言ステッカー」の利用申請をしていた、福岡市のスナックでクラスター(感染者集団)が発生していたことが25日、分かった。ステッカー申請店でクラスターが確認されたのは県内初めて。

 ステッカーは県のホームページで、感染防止策をチェックすれば入手できる。7日から制度が始まり、申請数は25日現在で1万1355件。県はステッカーを掲示する飲食店を対象に1店舗当たり5万円、複数店舗を運営している店に10万円の感染防止対策費を給付する方針を示している。

 県や市によると、同スナックは8日に利用申請。その際、「カウンターに遮蔽(しゃへい)物を設置したり、座席の間隔を空けたりしている」「換気している」「グラスの回し飲みは控える」など21項目をチェックしていた。40代の女性従業員が12日に発症し、13日に休業。市は19日にクラスター発生を認定した。これまでに従業員と客計7人が感染した。

 スナックの経営者は市の聞き取りに「フェースガードの着用やテーブルでの仕切りなど対策はしていた」と説明。県は対策が実際に行われていたか確認する。 (泉修平、御厨尚陽)

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