人間関係で「こんなはずではなかった…」と思うことなくすための俺的心得その2です。

前半はこちらにありますが、後半である本投稿だけでも十分あなたのお役に立てると思います。

どういうこと?

※このセクションは、前半記事の冒頭部分のほぼコピペです。

「人の言葉でなく行動を信じよ」という格言(?)がありますが、人の言葉あるいは行動を「信じる」「信じない」の判断材料にしていると、いつか痛い目を見ます。

本投稿では、相手について現在見えているもの(言葉・態度・行動)をいずれも鵜吞みにせず疑う過程を経てから理解する方法、について述べます。

相手を「鵜吞みにできる部分」と「鵜吞みにできない部分」に分けて認識することにより、より深い納得を自分に与えると同時に、思い違いが発生しても対処を行うことが相当にやりやすくなります。

※本投稿では、説明のわかりやすさのため、「信じるとはどういうことか?」についての解説を省略します。「信じる」という単語のニュアンスは、今あなたが感じているままの意味で捉えて頂いて大丈夫なように本投稿を書いています。

例として、身近な誰かがあなたに「俺のことを信じてくれ!」と発言した…というシチュエーションで、それをあなたが信じるかどうか?の判定を行う方法を述べます。

人を見透かす技術は、自分で自分のことを見透かす(客観的に判断する)ことのヒントにもなります。

やり方①「100人判定」を行い、自分の客観性を問う

前投稿にあります)

やり方②相手そのものを見るのでなく、相手の「奥」を見る

相手の「奥」とは、言葉を変えると「相手の後ろにいる、その人の神様の存在」みたいなものです。

以下のように仮定します。
人には各1体ずつ神様が憑いている
・その神様が、人を操っている
・相手の後ろには、その人の神様がいる
そして相手ではなくその奥にいる神様の様子をじっと伺う…

といったイメージをすると、「奥」のニュアンスが掴んでもらいやすいと思います。

「奥」の反対は「手前」で「相手の言葉、相手の態度、相手の行動」です。これは現時点であなたの五感が捉える相手の全てです。

手前は無視するように耳をふさいで目をつむり、あなたの第六感で相手の奥を捉えます。

たとえば、身近な誰かがあなたに「俺のことを信じてくれ!」と発言したら…

相手について、以下8つの要素に着目するのが「相手の奥を見る」やり方です。

①相手がリスペクトしてきた人

・相手がこれまで尊敬、賞賛、肯定してきた人たちを思い浮かべる
・その人たちが「俺のことを信じてくれ!」と言うとする
・その人たちは、どういうつもりでそのようなことを言うか?

②相手の親

・相手の親を思い浮かべる
・その親が「俺のことを信じてくれ!」と言うとする
・その親は、どういうつもりでそのようなことを言うか?

③相手の選択

・相手の「選択の傾向」を振り返る
・極端、無謀、珍しい選択が多いか?無難な選択が多いか?
・今回の発言と「選択の傾向」にギャップがあれば要注意

④相手の哲学や思想

・相手が信奉する思想があればチェック
・「二元論」「自己責任論」「恋愛論」「仕事論」など「○○論」と名付けられそうな相手の哲学を振り返る
・それら○○論と今回の発言にギャップがあれば要注意

⑤相手の目的

・この発言の結果、あなたの感情やあなたの次の行動は、どのようなものになる、と相手は予想しているか?
・その予想の実現が相手の目的である
・では相手はなんのためにそれを実現したかったのか?を考える

⑥相手の習慣

・相手の「長年続いている習慣」に着目
・習慣から相手の性質を予想する
・今回の発言と、予想する性質にギャップがあれば要注意

⑦相手の実績

・相手の過去の実績に着目
・過去の実績を相手の本質として捉える
・今回の発言と、イメージする本質にギャップがあれば要注意

⑧にじみ出ている空気感

・ちょっと目を細めて、相手のオーラ・雰囲気・空気感を見る
・自分が感じる心の声に耳をそばだてる
・少しでも違和感があれば、違和感の理由を探るまでもなく要注意とする

──

以上です。

人を見透かす技術は、自他共の「本来不必要な心の動き」を見極める科学であり、本質的にまとめると以下の3つとなります。

・自分が自分自身にかけているバイアス(ムダな圧力)を知る
「希望的観測で相手を信じようとしている」か
「自分の肯定のために相手を疑おうとしている」のいずれか

・相手が自己適用しているバイアスを知る
「盲目的に自分の将来を信じようとしている」か
「何の根拠もなく自分を疑おうとしている」のいずれか

・相手が自分にかけようとしているバイアスを知る
「無理やりYesを引き出そうとしている」か
「わざとNoを引き出そうとしている」のいずれか

やり方①で自分の客観性がどのぐらいあるのか、自分は相手をどのように見たい(「信じたい」と思って見ているのか、「疑いたい」と思って見ているのか)を認識し、次にやり方②で相手の「奥」を見ます。

これに慣れると、相手の言動に対して「ははーん さては○○だな」あるいは「これはいけるやつ」と直感を得るスピードが格段に向上しますので、ぜひ練習してみてください。という提案でした。

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