発表日:2017年5月29日
「ひとり情シス」の類型と分布に関する調査と提言
株式会社ノークリサーチ(本社〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1 東京芸術センター1705:代表伊嶋謙ニ 03-5244-6691 URL:http://www.norkresearch.co.jp/)は中堅・中小市場における2017年春のIT活用に関する調査を行った。本調査は4月/7月/10月/1月の年4回実施し、その時点において注目すべきトピックに関するデータの集計/分析を行っている。本リリースは調査レポート「ノークリサーチQuarterly Report 2017年春版」のサンプル/ダイジェストである。(レポートの詳細については本リリースの末尾を参照)
調査対象企業:国内民間企業700社の経営層/管理職/社員
調査対象地域:日本全国
調査対象業種:組立製造業/加工製造業/建設業/流通業/卸売業/小売業/IT関連サービス業/サービス業
調査実施時期:2017年4月末~5月前半
<まず、IT企業側が「ひとり情シス」の類型と分布を適切に把握する必要がある>
▼「ひとり情シス」には兼任/専任の違いやIT支出形態に応じた幾つかの「類型」が存在する
▼全体の3割が「ひとり情シス」に該当、その中の8割超を占める「兼任型」が重要な訴求先
▼「兼任型ひとり情シス」には3つの類型が存在し、最適なITソリューションもそれぞれ異なる
▼自社の商圏(年商/業種/地域)における「ひとり情シスの類型分布」を知ることが第一歩
■「ひとり情シス」には兼任/専任の違いやIT支出形態に応じた幾つかの「類型」が存在する
「ひとり情シス」とは、ユーザ企業においてIT管理/運用を担う社内人材が1名のみとなっている状態を指した用語である。中堅・中小企業向けにITソリューションを訴求しようと考えるベンダや販社/SIerにとっては「ひとり情シス」をどう支援すべきか?が重要な課題となっている。
「ひとり情シス」に関する議論では『1名』という人数に注目が集まりがちだが、同じ『1名』であっても兼任で携わっているのか?専任なのか?によってIT企業側が取り組むべき課題は大きく異なってくる。さらに以下の図が示すように「兼任型ひとり情シス」の中でも「モノ(製品/サービス)」と「ヒト(人材の採用/育成)」に対する取り組み状況によって、ユーザ企業は3つの類型に分類される。
類型の違いによって最適なITソリューションも異なるため、「ひとり情シス」を一括りに扱おうとすると、ユーザ企業の実態と乖離したIT活用提案を行ってしまう恐れもある。本リリースの元となる「ノークリサーチQuarterly Report2017年春版」では「ひとり情シス」に焦点を当て、IT企業が理解しておくべき「ひとり情シス」の類型と分布に関する分析と提言を行っている。次頁以降ではその一部をサンプル/ダイジェストとして紹介する。
※参考資料・リリース詳細は添付の関連資料を参照
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参考資料
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0446325_01.JPG
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