新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって、京都府の知事や病院などが「医療崩壊しかねない非常事態」だと緊急メッセージを出しました。

【京都府立医科大学付属病院・夜久均病院長】

「医療崩壊前夜といっても過言ではない。医療崩壊を防ぐためには、人と人との接触を防ぐこと以外にありません」

緊急メッセージを出したのは、京都府の西脇知事と重症患者を受け入れている14の病院などです。

京都府では24日、過去最多の107人(1日あたり)の感染が確認され、重症者が1週間で倍以上に増えました。

(重症者数:17日8人・21日20人・24日17人)

病院長たちは、がんや脳卒中などの通常の医療全体が崩壊しかねない非常事態だと訴え、年末年始の外出の自粛を強く呼び掛けています。