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 初詣など多くの人出が予想される年末年始の感染防止策にと、滋賀県は、混雑度が色で視覚的に分かる「ヒートマップ」を作成し、ホームページなどで公開している。

 NTTドコモとの共同開発。基地局エリアごとの携帯電話台数のデータを使い、混雑度をリアルタイムで計算する。

 駅などの拠点施設や、500メートル四方の混雑度が、最低レベル「無色」から最高レベル「赤」まで、11段階で色分けされている。

 県版ヒートマップは、NTTドコモの全国版マップに、県が大型商業施設などの拠点を追加する形で11月に公開した。しかし、東京都心と同じ基準で混雑度を表示するなど、実態に合わない部分があった。

 そこで県内に特化したマップを新たに作った。混雑基準の最高レベルを、約5万人から3千人に引き下げた。年末年始に混雑する近江神宮などの寺社を追加し、拠点を34カ所から56カ所に増やした。

 ヒートマップは、LINEで「滋賀県新型コロナ対策パーソナルサポート」のアカウントを登録することでも、利用できる。(安藤仙一朗)

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