政府のコロナ対策分科会の尾身会長は、感染拡大に歯止めがかからない東京都について、午後１０時までとしている飲食店の営業時間の短縮要請をさらに短くすべきとの考えを示しました。

　「東京がやっぱり東京・首都圏ですよね。人流も減っていない。感染が増えている。『さらなる営業時間の短縮』をもう少し明確に書くべきとの意見がメンバーから出た」（コロナ対策分科会 尾身茂会長）

　尾身会長はこのように述べ、午後１０時までとしている時短要請について、東京都はさらに短縮すべきとの考えを示しました。

　また、分科会は東京を中心とした首都圏の住民に対して、忘年会や新年会は開催を見送り、帰省を控えることや延期を検討するよう提言しています。