第161回 公が再確認したEMによる福島の放射能低減効果



2020年10月28日に福島民友ニュースと福島民報に筑波大学や福島大学、日本原子力開発機構(JAEA)等の研究者でつくる国際研究チームが、福島の放射性物質の減少速度が旧ソ連のチェルノブイリ原発事故よりも大幅に速いことが分かったとの研究成果を発表した。

本件は、本DND誌第130回でも述べた結果を裏付けするものである。結果の解釈については、当方の主張は、第102回と第146回でも述べたように、EMによる総合的なもので、EMによる量子的性質が福島県中に広がったために放射能が大幅に消滅したというものである。

今回の研究グループの解釈は、日本は降雨が多いことや地形や植生のためという解釈になっているが、現実には雨にも当たらず、地形も植生も関係の無い屋内の放射線量も同じレベルで減少しているのである。

この解釈の違いは、これまでの物理学の延長上にあることを前提に、本研究の成果を取りまとめているが、当方の解釈は、国際誌でも認められたEMの放射性セシウムの作物(植物)への顕著な吸収抑制効果と消滅効果に基づいたものである。

この解釈の違いは、本DND第58回でも明らかなように、EMの発酵堆肥による放射性セシウムの吸収抑制効果に対し、福島県は堆肥に含まれるカリウムによるものとし、EMの効果を否定したのである。福島県の見解は、EMの吸収抑制効果が国際誌に掲載されたことで完全に間違いであったことが証明されたが、県はそれを認めるコメントは出しておらず、正しい解決法を遅らせている。

今回の発表は、本DND第158回で述べた、福島NEWS WEBと朝日新聞DIGITALの「除染せず避難解除」と重なるものである。

ことの発端は、飯舘村からの帰還困難地域の放射線量が基準値以下に下がっているので、その地区の利用を認め、補助して欲しいという要請に基づくものである。

福島で起こっている放射能低減効果は、すべてEMの量子的な機能によるものであり、この応用は、福島県はもとより、全国に着々と広がっており、一般化するのも時間の問題である。


(※2020年10月28日福島県内「環境回復」...大幅に速く チェルノブイリと『比較』:福島⺠友ニュース:福島⺠友新聞社 みんゆうNet)




(※2020年10月28日 福島民報)




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