【 枕の寿命の目安は?】買い替え時や交換する際のポイントをご紹介!
使っている枕が最初の頃に比べると少しへたってきたな、あとどれくらいもつのか気になることはないでしょうか。
枕の寿命は平均すると3~4年と言われています。
それ以上使っている場合は、買い替えを検討してもよいでしょう。
今回の記事では枕の寿命やおすすめの枕について紹介していきます。
また枕の替え時のサインや長く使うためのポイントについてもお伝えするので、枕を選ぶ際はぜひ参考にしてください。
もくじ
枕の寿命の目安
冒頭でも触れたよう、枕の寿命は平均すると3~4年、長くても5年です。
あまりに古い枕を使っていると枕が低く硬くなり、首や体を痛めてしまう原因にもなるでしょう。
また、枕の寿命は素材によっても多少変化します。
例えば、高価で質が良い枕は寿命が長く、逆に値段が安く質が悪ければ寿命は短くなります。
また、枕の手入れの仕方によっては、通常よりも寿命を延ばすことも可能です。
枕の交換のサイン
枕の交換のサインは、劣化で高さがなくなってきたり、弾力が失われてきたら交換の目安です。
枕の素材によって寿命や買い替えの時期に違いがあるので、それぞれの特徴について紹介していきます。
【素材別】枕の寿命と買い替えのサイン
枕の買い替えはわかりにくいため、本来の寿命よりも長く使用している方がほとんどです。
ここでは、主な素材別の枕の寿命と交換の目安を紹介します。
そばがら枕
引用:
耐用年数は1~3年前後です。
そば殻素材は使用に応じて徐々に割れて粉々になっていきます。
その過程で枕が低くなっていき寝心地が悪くなるのでそうなったら買い換えのタイミングだと心得ましょう。
もしくは、毎年の買い替えもありです。
そば殻枕を快適に使うために年に1度はそば殻を日干しすることが推奨されていますが、面倒に感じられる方は毎年新しくするのも一手です。
ウレタン枕
引用:
ウレタン枕には低反発のものと高反発のものがありますが、いずれも寿命は3~5年です。
ウレタンフォームの品質(主に密度)により耐用年数が変わります。
頭をよく置くところからへたっていきます。
そして、へたるにつれて弾性が弱くなっていくので不快な硬さを感じるようになったり、フィット感の悪さを感じるようになります。へたり、硬さ、フィット感の悪さを感じるようになったら買い換えの目安です。
テンピュール枕
引用:
テンピュール枕の寿命の目安は約3年です。
テンピュール枕は柔軟性や反発性が特徴的ですが、使い続けていくと少しずつその性質が失われていきます。
以前よりも枕が低くなったと感じたら、テンピュール枕の買い替えの時期です。
寝心地に変化がなければ3年以上使い続けても問題ないですので、枕の状態を定期的に確認しながら使用しましょう。
ポリエステル枕
引用:
ポリエステルの中綿が入った枕の寿命は、約1~3年です。
ポリエステルわた素材はへたりというよりも素材同士が絡み合ってダマになり、フィット性が悪くなることが一番の買い換えの目安です。
枕がボコボコして違和感のある寝心地になっていきます。
そしてその後、素材がへたっていって妙な硬さを感じるようになります。ものによっては1年も経たない内にここまで劣化します。
羽根・羽毛枕
引用
羽根枕の寿命は約2~4年です。
羽根枕は使用に応じてへたっていきます。
また、羽根枕は安い生地が使われていることが多く、羽根が生地を突き破ることにより使えなくなることもよくある買い換えの原因に挙げられます。
羽毛枕の寿命は約1~3年です。
羽毛の品質により左右されます。
羽毛素材は使用に応じて1つ1つのダウンボールが徐々にへたっていきます。
そして、へたりによって頭の沈み込みが過度になり枕が低すぎるように感じられたら買い換えの目安です。
寿命を過ぎた枕を使い続けるとどうなるか
ここでは、寿命を過ぎた枕を使うとどうなるかについて解説します。
体の不調につながることもあるため、寿命を過ぎたら買い替えを検討しましょう。
不衛生になる
人は寝ている間に、コップ1杯分以上の汗をかきます。この汗による汚れや皮脂汚れは、知らない間に枕に染み込んでいます。
さらに、ホコリやダニなどの目に見えない汚れも蓄積しているでしょう。
枕の汚れは洗濯でキレイにできますが、繊維の奥深くに入り込んだ汚れは、丸洗いしても落としにくいものです。
「見た目はキレイだし、まだ交換しなくて良いか」ではなくて、「2年も使ったから、もう交換しなきゃ」と寿命を意識するのが、正しい枕との付き合い方です。
寝心地の悪化
寿命が過ぎた枕は、寝心地も悪くなっています。
例えば、新品に比べてボリュームが減り、高さが変わっています。
購入当時は適切な高さを保てていても、枕の寿命が過ぎるとヘタっているのです。
ヘタっていても十分に使えますが、高さの低い枕を使っていると、頭が心臓より低い位置にきて、血が脳にたまって睡眠の質を落とします。
枕は毎日使うものなので高さの変化に気付きにくいですが、寿命が過ぎたら交換しましょう。
枕を長く使うためのポイント
枕を長く使用するには、洗濯を定期的に行い、汚れをしっかりと取り除くことが重要です。
ここでは、枕を長く使うための工夫をご紹介します。
枕を定期的に洗う
水洗いができる枕を使用しているなら、年に1〜2回洗濯することをおすすめします。
まずは、お使いの枕が洗濯できる種類かどうか確認しましょう。
「洗濯できる枕の素材」
- ポリエステル綿
- パイプストロー
- コルマビーズ
- プラスチックボール
「洗濯できない枕の素材」
- そばがら
- 低反発ウレタンフォーム
- 細かいビーズ
- 羽毛
上記でご自身の枕が洗濯できるかを確認していただけたら、実際に洗濯機を使って枕を洗う手順をご説明します
- 枕を洗濯ネットに入れる
- 中性の液体洗剤を洗濯機に投入する
- 40°Cくらいのお湯でドライや手洗いコースで洗う
- 枕干しなどを使い、天日で干してしっかりと乾かす
ぜひこれらを参考に枕を洗濯してみてください。
匂いがとれ、リフレッシュした気持ちで寝ることができるはずです。
枕を定期的に干す
前回のパートで枕の洗濯を説明しましたが、素材によっては洗濯できないものがあります。
その場合はしっかりと干すことで枕の状態を清潔に保てるでしょう。
また素材によっておすすめの干し方があるため、下記をご参考いただければと思います。
「天日干しが向いている素材」
ポリエステル、コルマビーズやミニボール、そばがら、パイプなどの素材は、天日干しが適しています。
特に、そばがらは水洗いができないので、頻繁に天日干しして乾燥させるとよいでしょう。
「陰干しが向いている素材」
低反発ウレタン、羽、ビーズ、スノー低反発などは、陰干しが向いています。
低反発ウレタンは紫外線に弱く、天日干しすると反発力を失います。
また、羽も傷みやすいので、陰干しがベストです。
おすすめ快眠枕5選
これまでは枕の寿命や長く使うためのポイントを解説しましたが、
ここではおすすめの枕を厳選してご紹介します。
枕をもたすための工夫はしましたが、やはり買い替えないといけない場合は
ぜひこのパートを参考にして、自分に合った枕を見つけてください。
素材×サイズの組み合わせから選べる
16通りのベーシック枕
基本の「フェザー」「ダウン」 からほどよいタッチの「低反発ウレタン」 、洗濯できる「ポリエステルわた」 、ひんやり硬めでリラックス効果のある「そばがら」の5種類からお好みの素材から選べる便利な枕です。
サイズはMサイズ~ロングサイズまで、4種類があります。
低反発枕テンピュール オリジナルネックピロー
独特のフォルムでテンピュールの名を有名にした、ネックピローのスタンダードデザインです。
ボリュームを持たせた波形の形状が、頭部から首筋をやさしくサポートします。
理想的な安眠スタイルで快眠につながり、日本だけでなく世界中から選ばれている枕です。
デラックスピローⅡ
Technogel Sleeping(テクノジェルスリーピング)
3次元に動いて体圧を分散するテクノジェルピロー。
ジェルの立体構造を見直し、通気性もよいです。
頸椎S字カーブがストレートな方向きのフラットな設計で、丸みのない後頭部の方に人気の商品です。
Slept(スレプト)枕
人間工学の理論を取り入れており、中央部から両端までの高さの変化が滑らかで、心地よい寝返りをうつことができます。
特に仰向け寝、横向き寝の方におすすめの枕です。
無重力枕 The Cubes
70個のキューブを両側から支えるという構造をしており、どんな姿勢でも頭にあい、負担のかからない姿勢を保ってくれます。
質の高い睡眠をサポートし、いびきの改善にも効果的。
素材に炭素素材を使用しており、一日中使っても熱がこもることなく、臭い匂いもブロックします。
熱や匂いが気になる方におすすめの一品です。
【まとめ】枕の寿命や買い替えのタイミングについて
枕の寿命や買い替えのタイミング、おすすめの枕をご紹介しましたが、
参考になりましたでしょうか。
要点を簡単にまとめると下記になります。
・枕の寿命は平均して3~4年
・枕が低くなったり硬くなったりしたら交換の目安
・枕の素材にいって寿命が異なる
・枕を定期的にメンテナンス(干す、洗う、カバーを使う)することが大切
特にメンテナンスを意識することで今お使いの枕をより長持ちさせることができ、それが快眠へと繋がるでしょう。
また枕の買い換えを検討している方は、別記事に「【枕の選び方】正しい高さからサイズまで徹底解説!」
という記事があるので、そちらを参考に自分にあった枕のサイズや硬さを選んでみてください。