マットレストッパー【おすすめ4選】使い方や選び方のポイントも解説!
マットレストッッパーとは、マットレスや敷布団に重ねて、寝心地の改善や腰痛、肩こりを解消してくれるサポート寝具のことです。
「最近、なかなか寝付けない」
「夜中に起きることが多くなった」
「起きたら腰が痛い」
そういった悩みを解決できるよう、本記事ではマットレストッパーの使い方や選び方、おすすめのものまで紹介していきます!
もくじ
マットレストッパーの目的
まずはマットレストッパーの目的や、マットレス・ベッドパッド・敷きパッドとの違いについて説明してきます。
「マットレストッパー」に聞き馴染みが少ない方も多いと思いますので、分かりやすく解説していきますね。
マットレストッパーと マットレスの違い
マットレスだけでなく、寝心地をより良くするために用いられるのが「マットレストッパー」です。
そのため違いとしては、単体で使うか重ねて使うか、になります。
また、マットレストッパーは「オーバーレイ」や「トッパー」とも呼ばれています。
マットレストッパーとベッドパッド 敷きパッドの違い
マットレストッパーが睡眠の質を高めるのに対して、ベッドパッド・敷きパッドには以下のような違いがあります。
ベッドパッド:吸湿性があるため、マットレスの汚れを防止するのが役目。一番分厚いものでも2cm程度と薄く作られています。
敷きパッド:主な役目はマットレスの汚れ防止と、体温の調整をすること。
冷感加工や温感加工によって肌触りが心地よいのが特徴です。
似たようなサポート寝具でも、それぞれ違った役目を持っていることがわかりますね。
これらの商品に対し、マットレストッパーの役目は主に以下の3つです。
- マットレスの硬さの調整
- 寝心地、寝姿勢の改善
- マットレスの汚れ防止・耐久性の向上
汚れ防止や寝心地の改善だけでなく、マットレスの硬さの調整までしてくれます。
他のサポート寝具のよい点を集めた、魅力的な商品といえますね!
マットレストッパーの使い方
では実際に、どのようにマットレストッパーを使っていくのか説明してきます。
具体的には、使っている寝具との重ね方や単体で使えるのか、お手入れ方法についてです。
必要に応じて、他のサポート寝具と一緒に使用する場合は、メーカーのアドバイスや住環境に合わせて使うようにしましょう。
敷布団と重ねる場合
敷布団と重ねる場合は、マットレストッパーを敷布団の上に重ねて使います。
下に敷く場合もありますが、敷布団越しではマットレストッパーの効果を発揮しにくいです。
そのため、基本的には敷布団の上に重ねる方法をおすすめします。
また注意点として、敷布団と床との間に湿気が溜まり、カビやダニの発生につながるケースがあるので、ベッドフレームやすのこを使用して通気性を確保しましょう。
ベッドマットレスと重ねる場合
敷布団に重ねるケースと同じく、上にマットレストッパーを重ねて使います。
シーツは重ねた上から包み込むように使って下さい。そうすると、重ねている間のズレを防いでくれます。
また、マットレスとマットレストッパーの間に湿気が溜まりやすいため、定期的なお手入れが必要です。
下の図のように壁に立てかけて、風を通し乾燥させる方法が楽でおすすめです。
マットレストッパーだけで 寝るのは難しい
マットレストッパーは、もともとマットレスとの併用を想定して作られた商品です。厚みがあるとはいえ、単体で体を支えられるようには設計されていません。
そのため単体で使うと、底付き感(腰に床の硬さを感じること)があり、腰が痛くなるだけでなく寝心地の悪化にもつながります。
床や畳に直接敷いて使うことは避けましょう。
マットレストッパーの選び方
「良さは分かったけれど、実際にどのように選べばいいか分からない」
そんな方に向けて、マットレストッパーの選び方について説明していきます。
様々な種類があり、厚みや素材、価格など、選ぶ上で考慮する点が多いため、ここでは特に重要な4つの点について解説していきますね!
厚みは4cm以上か
厚さが3~9cmと幅のあるマットレストッパーですが、マットレスの上に敷くことを前提にしているため、「薄いこと」自体はそこまでデメリットではありません。
しかし薄すぎるものだと、寝心地改善・汚れ防止効果が、どっちつかずになることがあります。
そのため選ぶ際には、ある程度は厚みのあるものにしましょう。目安は4㎝以上です。
高反発を選ぶ
素材には大きく分けて「高反発」と「低反発」のものがあります。
それぞれメリットはありますが、基本的には高反発のものを選びましょう。理由は主に以下の2点です。
・適度な反発力
・通気性に優れる
高反発のものは、適度な反発力により寝返りを打ちやすくなります。そのため、よい睡眠姿勢をキープでき睡眠の質が上がります。
また通気性に優れているので、夏でも蒸れにくく快適に眠れます。汗をかきやすい人にとって嬉しいポイントですね。
耐久性は高いか
耐久性を判断する1つの基準として、復元率が90%以上であるものをおすすめします。
マットレスに比べ厚みが薄いので弾力性が損なわれやすいです、そのため、寝心地が悪くなり使用できなくなるケースがあります。
快適な睡眠環境を保つため、ヘタリにくく耐久性が高いものを選びましょう。
価格は2万円前後がおすすめ
選ぶ価格の目安としては、2万円前後のものがおすすめです。
理由としては、2万円前後であれば寿命が、目安である3年ほど持つからです。
価格は5000~60000円とかなり幅がありますが、そこで高額のものを買うとなると、通常のマットレスを購入した方がお得になるケースがあります。
あくまでサポート寝具なので、あまり高額なものを購入することは控え、2万円前後で購入できるものを選びましょう。
マットレストッパーの種類
ところで素材にはどんな種類があるのでしょうか?
素材の違いによって大きく特徴が変わるため、「期待してたものと何か違う……」となることがあります。
そのため、マットレストッパーを選ぶ際には「目的を満足させてくれる素材なのか?」をしっかりと考えることが重要です。
ここでは、素材ごとでの特徴やメリット、どんな人におすすめか、について説明していきます。
低反発ウレタン
特徴は押して離すとゆっくりと戻る、低い反発性を持っていること。衝撃吸収性が高いタイプです。
抜群のフィット感が余計な寝返りを減らしてくれるので、睡眠の質を改善できます。
「寝返りによって目が覚めてしまう」
「今使っているマットレスが硬すぎて体が痛い」
そんな方に低反発ウレタン素材はおすすめです。
高反発ウレタン
特徴は押して離すと勢いよく元に戻る、高い反発性を持っていること。高い反発性により、寝返りが打ちやすくなっています。
また通気性にも優れており、汗をかきやすい方にもおすすめの素材です。
「今あるマットレスがやわらかすぎる」
「寝返りが打ちにくい」
「汗をかきやすく蒸れやすい」
そんな方に高反発ウレタン素材はおすすめです。
高反発ファイバー
特徴は最大のメリットでもある「水で洗えること」です。
また通気性がとてもよいので、寝汗などを吸収し乾燥させてくれます。
「汗をかきやすいので通気性がよいものがいい」
「定期的にお手入れがしたい」
そんな方に高反発ファイバー素材はおすすめです。
ただ唯一のデメリットとして、硬い感触の商品が多いことが挙げられます。
そのため「硬い素材は苦手」という方は、しっかりと感触を確かめてから購入しましょう。
【ランキング!】おすすめマットレストッパー 4選
ここでは人気のマットレストッパーを、ランキング形式で紹介していきます!
今回は、価格・口コミ・コスパの3つの要素に着目してランキング付けを行いました。
今の寝心地に悩んでいる人が、できるだけ安く睡眠環境を整えられるものを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
第1位|GOKUMIN 高反発マットレス
値段:¥6,780(税込み)
本商品は、Amazonランキング(折り畳みマットレス部門)で1位を獲得しています。
一番の魅力はウレタン性能の復元率が99.1%であること。高い耐久性を誇り、優れた質感を長く保ち続けます。
価格に対して高品質であり、そのうえ通気性も備わっているため高反発素材ならコレで間違いない、といった商品です!
第2位|トゥルースリーパー プレミアケア 低反発マットレストッパー
値段:¥17,051(税込み)
「トゥルースリーパープレミアム」にも採用されている、高性能な低反発素材「ウルトラヴィスコエラスティック」を100%使用。
弾力性に優れ、体温や体圧によって反発力や形が変化するため、まるでオーダーメイドのようなフィット感を味わえます!
また、重さが約3.2kgと軽く作られていることから、扱いやすくメンテナンスが楽に行える、という点も嬉しいですね。
第3位|GOKUMIN 高反発マットレス For Men
値段:¥16,280(税込み)
本商品は男性仕様に特化して作られており、具体的には以下の2点が特徴です。
・重い体重を支えられるよう、厚さが5㎝と比較的厚め
・高い消臭効果のある竹炭をマットレス本体に練り込み、内外のカバーにも抗菌・防臭加工を施している
ほどよい厚さと徹底した抗菌・消臭加工で、爽やかな目覚めの朝を叶えてくれますよ。
第4位|ニトリ 低反発マットレストッパー シングル メモリーエアー2S
値段:¥10,175(税込み)
特徴は厚さが6cmもあり、包み込まれるような感覚を味わえること。
また低反発ウレタン素材でありながらも、サイドメッシュ仕様で通気性に優れています。
そのため、「低反発の素材がいいけれど、汗をかきやすいから困っている」という方にもおすすめです!
マットレストッパーの注意点
最後にマットレストッパーを選ぶ上で、注意すべき点について説明していきます。
使っているマットレスの状況によっては、うまく効果が発揮されない、ということが起こり得ます。
失敗しない買い物のために、以下の2点をチェックしておきましょう。
柔らかすぎるマットレスには不向き
マットレスが柔らかすぎると、体重がかかった部分が深く沈み込んでしまうため、寝返りが打ちにくくなります。
そのため、寝心地の悪化や疲労感、腰の痛みにつながりかねません。
マットレストッパーを選ぶ際には、マットレスにある程度の硬さがあるかチェックしておきしょう!
ヘタリや劣化があるマットレスには不向き
ヘタリや劣化のあるものを土台にしてしまうと、せっかくのマットレストッパーの反発力が失われてしまい、本来の効果が発揮できません。
ヘタリを改善したい場合は、ヘタっている箇所をタオルなどで埋める方法があります。
しかしタオルを盛りすぎると、反り腰のような寝姿勢になり腰痛の原因になるので盛りすぎには気をつけてください。
【まとめ】マットレストッパー おすすめや選び方のポイント
今回はおすすめのマットレストッパーや使い方、選び方まで解説していきました。
簡単に寝心地を変えられ、手頃な価格から手に入る優れモノ。
「寝心地をよくしたいけれど、マットレスを買い替えるのは抵抗がある」という方は、一度検討してみてはいかがでしょうか?
本記事が、自分に合ったマットレストッパーに出合う手助けとなれば幸いです。