【理想のベッドの高さは？】選ぶ際のポイント＆低め～高めのおすすめベッドをご紹介！

突然ですが、ベッドの高さに気を使ったことはあるでしょうか？

「高さによって睡眠の質は変わるの？」

「選び方がわからない」

「それぞれの違いは？」

こういった悩みを解決できるよう、今回の記事では自分に合った高さの選び方やそれぞれのメリット・デメリット、おすすめのベッドまで紹介していきます。

ベッドの高さを決めるには？5つのポイント

まず、自分に合う高さを選ぶには以下の5つを押さえましょう。

・部屋の広さ

・立ち座りのしやすさ

・収納物の多さ

・収納物の内容

・家具の高さとのバランス

上記の要素を押さえることによって、理想的なベッドの高さに近づきます。それぞれ詳しく解説していきますね。

部屋の広さ

ベッド1つ置くだけで、お部屋の雰囲気がガラッと変わります。

そこでベッドの大きさだけでなく、高さも重要な要素となります。

そのため、自分の部屋は広いか狭いか、どんなインテリアにしたいかなどを考慮しつつ、ベッドの高さを選んでみてください。

部屋が狭くベッドを置いたらさらに窮屈になってしまう、という方は低いベッドがおすすめです。

お部屋を広く見せてくれ、スマートな雰囲気になります。

立ち座りのしやすさ

立ち座りがしやすい高さは、フレームとマットレスの高さを合わせて40～50cmといわれています。

これは、一般的なソファやダイニングチェアと同じくらいの高さであるためです。

足腰に不安のある方や夜中にベッドから離れるときが多い方ほど、立ち座りのしやすさは重要です。

マットレスや布団の厚みもあることを考慮して、理想的な高さを選びましょう。

例えば、身長が150cmの方であればベッド全体の高さは30~40cm、160㎝の方は35~45㎝、170㎝の方は40~50㎝を基準に選んでみてください。

収納物の多さ

ベッド下を収納として利用したいのであれば、高さが高いベッドを選びましょう。

多くの物を収納したい方は、容量の大きい収納を持ったベッドがおすすめです。

「部屋にクローゼットやたんすなど、物を収納するところがない」という方は、高さがある収納付きベッドを選んでみてはいかがでしょうか。

収納物の内容

「ベッド下のスペースは、大きければ大きいほどいいんじゃないの？」

こう思う方もいるかもしれませんが、そうでもありません。

何を収納したいかによって選ぶベッドが変わるからです。

日常的に使う小さなものをたくさん収納したい、という方へのおすすめはチェストベッドです。ベッド下がたんすの役割となり、引き出しごとに収納物を種類分けできます。

日常的にはあまり使わない大きなものを収納したい、という方は跳ね上げ式ベッドが理想的です。

床板を持ち上げてベッド下を丸ごと収納に使えます。また仕切りがない分、大きなものも入りやすいのでスーツケースや布団も楽々に収納できるのが特徴です。

収納物の多さだけでなく、どんな物を入れるのかも考えてみましょう。

家具の高さとのバランス

置いてある家具の高さと離れすぎない大きさのものを選びましょう。

そうすることによって部屋内のバランスがすっきりとします。

例えば作業デスクある場合は、その高さより20~30cmほど低いものを選ぶといいでしょう。テレビがある場合は、逆にその高さより10~20cmほど高いものを選ぶとスマートな印象になります。

お部屋全体のバランスを考えて、高さを選んでみてください。

ベッドの高さごとの特徴＆おすすめ商品

「ベッドの高さって睡眠と関係あるの？」

こう思う方もいるかもしれませんが、高いか低いかによって特徴やどんな方におすすめかは大きく変わります。

ここでは、高さごとの特徴とおすすめの商品を紹介していきます。

おすすめの商品は、種類ごとの価格の相場を楽天市場にて調査し、相場に対しコスパの良いものを選んでみました。

低めのベッド

ベッドと聞いて、低めのベッドを思い浮かべる方は少ないのではないでしょうか？

低いタイプにも魅力的な点があります。

場面がイメージしやすいよう、分かりやすく解説していきますね。

メリット、デメリット

メリットは以下の2つです。

・ベッドから落ちてもケガをしにくい

・部屋が広く感じる

低いタイプは、小さなお子様がいる家庭やお年寄りの方に向いているといえます。

またベッド自体が低いため、空間が広くなり開放的な雰囲気になります。

さらには、敷布団に慣れている方でも不快に感じることなく使える、という点も魅力でしょう。

デメリットは以下の2つです。

・ほこりっぽさを感じやすい

・立ち座りがしにくい

床からの距離がないため、舞っているほこりを感じやすいです。

また、膝を曲げたときに低く感じることが多いため、足腰に負担がかかることも不都合な点でしょう。

ハウスダストアレルギーの方や足腰に痛みがある方には、低めのベッドはおすすめできません。

おすすめの商品

価格の相場がおおよそ1~4万円であるのに対し、約24000円と比較的安くなっています。

温度調節が優れている天然の木材を使用しているため、カビにくくローベッドのデメリットでもあった湿気の溜まりやすさを解決しています。

またコンセントもついており、機能性を備えている点も魅力です。

中程度の高さのベッド

一般的によく使われているのが中程度の高さのベッドではないでしょうか？

普段なにげなく使用していても、気づかないところでストレスを感じているかもしれません。

中程度の高さのタイプを使っている、という方は改めて特徴をチェックしてみてください。

メリット、 デメリット

メリットは以下の２つです。

・通気性が確保できる

・立ち座りがしやすい

ベッドの下にスペースがあることによって、通気性を確保できカビが繁殖するのを防げます。

また、高すぎず低すぎない高さであるため、立ち座りがしやすいのも魅力です。

デメリットは以下の１つです。

・掃除の手間がある

ベッドの下にスペースがあることはデメリットにもなります。

通気性はありますが、ほこりが溜まりやすいため定期的に掃除をしなければいけません。

また、収納付きのベッドであれば湿気も溜まりやすいため、高さが中程度のタイプは掃除の必要性も付いてくるタイプといえるでしょう。

おすすめの商品

国産の檜を用いているため、耐久性が高く耐荷重は約300kgもあります。

また、檜のリラックス効果のある香りが快適な睡眠をサポートしてくれるでしょう。

さらには3段階の高さ調節もでき、これらの機能を備えていて価格が20000円を切るという抜群のコストパフォーマンスを発揮しています。

相場がおおよそ1~4万円であるのに対し、20000円を切っているというのは魅力的ではないでしょうか。

高さのあるベッド

床面から50～70cmほどの高さがあれば、それは高めのタイプといえるでしょう。

この高さはホテルのベッドに多く、また大きな収納を持ったものが多いです。

「旅行先のホテルでのベッドの高さが心地よかった」「ベッドの存在感を強調したい」という方は、ぜひ特徴をチェックしてみてください。

メリット、デメリット

メリットは以下の2つです。

・ほこりっぽさを感じにくい

・床下のスペースを存分に活かせる

低めのベッドとは違い高さがあるため、ハウスダストアレルギーを持っている方でも安心して眠ることができます。

また床下のスペースが広くあるため、比較的大きな物でも収納でき「縦の空間を有効的に使いたい」という方にもおすすめです。

デメリットは以下の3つです。

・落ちそうになると怖い

・部屋が狭いと圧迫感がある

・立ち座りがしにくい

高さがあるため落ちるとケガに繋がることがあります。寝返りの多い方は落ちないように、セミダブル以降のサイズを選ぶといいかもしれません。

また部屋が狭いと圧迫感がありますが、気にしないのであれば縦のスペースを活用するために、あえて選ぶのも1つの手です。

しかし立ち座りがしにくいので、背の大きい方でなければ、あまりおすすめとはいえません。

おすすめの商品

魅力は収納の形に種類があること。衣類やタオルだけでなく、バックやぬいぐるみもうまく収納できるようになっています。

また、コンセントが付いていたり小物を置ける棚がついていたりと、機能性もバッチリです。

価格の相場が2~6万円である中、約30000円で上記のような機能を持ったベッドを購入できるのは、コスパが良いといえるのではないでしょうか。

高さ調節したい時におすすめベッド【3選】

「高さごとの特徴は分かったけれど、どれもメリットがあるから迷ってしまう」

そんな方に向けて、ここでは高さ調節ができるおすすめのベッドを3つ紹介していきます。

それぞれの特徴やどんな方におすすめかも、分かりやすく説明していきますね。

カルディナ

どんなお部屋にもマッチしやすいシンプルなデザイン。

一番の特徴はヘッドボードが曲線形状をしていることです。もたれかかりやすく、ベッドの上での読書やテレビ鑑賞にもってこいとなっています。

また床板にすのこを使用しているため、通気性が確保され快適な睡眠をサポートしてくれます。

「部屋を広く見せたい」「立ち座りしやすいものがいい」という方におすすめの商品です。

ドミールII

特徴はヘッドボードに棚やコンセントが付いていること。機能性を備えていながらもスマートなデザインにハマる人は多いのではないでしょうか。

またこちらも、床板にすのこが使われていたり、ヘッドボードの形状もゆるやかな曲線が描かれていたりと、魅力な点が多くあります。

「立ち座りしやすいものがいい」「汗をかきやすいから通気性のあるものがいい」という方におすすめの商品です。

ヴェール

世界三大銘木の1つであるウォールナット材を使用しており、心地よい肌ざわりが特徴です。

深みのある落ち着いた色合いが、お部屋の雰囲気を引き締めてくれます。

また、高さが3段階に調節できたり色のバリエーションも3種類あったりと、種類、カラーともに豊富さを備えている点も魅力です。

価格は少し高くはなりますが、それ以上に国産ならではの品質の高さを味わわせてくれるでしょう。

「高さを自由に調節したい」「値段は高くてもいいから品質のよいものが欲しい」という方におすすめの商品です。

ベッドの高さを選ぶ際の注意点

ここまで、ベッドの高さを選ぶ際のポイントやおすすめの商品まで紹介していきました。

最後に、高さを選ぶ際の唯一の注意点について説明していきます。

「思っていたものと違う」とならないために、気をつけるべきポイントです。

マットレスの厚さ

マットレスの厚さには注意が必要です。

というのも、理想的な高さのベッドを購入したとしてもマットレスの厚みによって、ベッド全体の高さが変わるからです。

ベッドフレーム＋マットレスの高さが自分に合ったものかどうか。

新しくベッドを購入する予定の方は、マットレスの厚さも考慮して高さを決めてみてください。別記事の【マットレス　選び方】おすすめのマットレスもご紹介！が参考になるかと思います。

【まとめ】理想のベッドの高さは？

本記事での内容を、以下の5つにまとめました。

・ベッドの高さ選びには、立ち座りのしやすさや収納物、部屋全体のバランスが重要

・低めのタイプがおすすめなのは、小さなお子様がいる家庭や部屋を広く見せたい方

・中程度の高さのタイプがおすすめなのは、立ち座りのしやすさを重視する方

・高めのタイプがおすすめなのは、多くの荷物を収納したい方やほこりっぽさを感じたくない方

・高さ調節できるベッドには、他にも魅力的な機能が備わっている

新婚や夫婦の方で、新しいベッドを探しているという方は別記事の【新婚・夫婦】におすすめベッド・マットレスの選び方のポイントも参考にしてみてください。

ベッドの高さによって、特徴やどんな方におすすめかも違ってきます。

本記事が理想的なベッドの高さに出会う手助けとなれば幸いです。