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一体型PC「富士通 ESPRIMO FH56/HD」のCPU交換

21.5型液晶一体型PC「ESPRIMO FH56/HD」のCPUを交換してみました。

FMVF56HDBZの外観写真
 

主な仕様

型式  :FMVF56HDBZ
BIOS:Ver 1.22
OS  :Windows7 Home Premium64ビット SP1
CPU :Core i7-3610QM


Core i7-3610QMはモバイル向けのCPUで4コア8スレッド、TDP 45W、
SOCKET988、第3世代プロセッサーになります。

これを少し上位のCore i7-3740QMへ交換します。



CPU      3610QM → 3740QM

動作周波数    2.3GHz → 2.7GHz 
TB時      3.3GHz → 3.7GHz
GPU定格    650MHz → 650MHz
GPUターボ  1100MHz → 1300MHz


分解時は、機器を静電気から保護させるため 静電作業マット上で行いました。

                          ENGINEER_ZC80.jpg


  まず、本体裏の右側にあるメモリスロットカバーを外します。

  FH56HDの背面写真



  裏蓋を固定しているネジは6箇所。
  蓋のツメは多いですが、底面側から丁寧に外しました。
背面のネジ位置
裏蓋のツメ位置



  金属パネルを外します。

  金属パネルの写真


  ファン付き放熱板の下にCPUがあります。

  本体内部の写真



  放熱板は上部のアルミテープを剥がし、ネジ4箇所で外せます。

     放熱板の写真



  CPU右側のロックピンを回すとCPUを取り外すことができます。

  装着されているCPU写真CPU裏側の写真



  CPUを交換し、熱伝導グリスを塗ってから元通り組み直します。

  起動は問題なく、BIOS、WINDOWS共に認識されました。

  BIOSの画面

  デバイスマネージャの画像



 この機種でCPU交換は出来ましたが、メーカー製PCやノートパソコンでは
 単純に交換しても認識されず、動作しないことがあります。


     


    
ENGINEER_ZC80.jpg        corei73610qmgaikan.jpg
  静電作業マット ZC-80
    アースコード付き
           中古 ノート用CPU


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プロフィール

武藤といいます

名前:武藤といいます
40代
技術職

経歴

中型モーターの製造、アナログ電子回路の開発、設計、製造を経て、オフショアフィッシングに没頭。現在は特別高圧受電設備の保安補助に携わる。

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