(雑記)今日の海外TRPG事情ネタ。
今日はリクエストがあった「海外のTRPGのジャンル分けってどんな感じ?」っていうお話。
いろいろなサイトで分類がバラバラなので、一つの大きなサイトの例に紹介します。なお、適宜注釈をいれています。
スレッド
会話
2.Family Gaming:家族で楽しめるTRPG。主に子供向けという要素が強いです。また、誰かがGMをする必要がありますが、家族で遊ぶという性質上、全員がPLができる仕組みができていたり、子供が担当するキャラが若干有利なデータになっていることも。
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3.Fantasy:ファンタジー。そのまま。
4.Historical:歴史もの
5.Horror:ホラー。これもそのまま。
6.Modern:現代もの。これももうそのままですね。
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7.Pulp:これはちょっと難しいです。 pulp paper = 大衆紙の意味。つまり、どこにでもあるTRPGという程度の意味。大衆紙という意味から、「くだらないもの」という意味合いもありますが、分類されているものを見た限り、一発ネタ的なものは見つかりませんでした。
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8.Sci-Fi:サイエンスフィクション。ここにシャドウランTRPGが分類されていたりします。下位分類にサイバーパンクやスペースオペラがあります。つまり、何らかの意味で科学ネタってことですね。
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9.Superhero:スーパーヒーローもの。これも日本では有名なものがありますが、海外でも同じ。普通はこのヒーロー側に立った側のプレー(システム)が普通ですが、オプションルールで悪の側でも遊べたりするものもあるようです(上級ルールなどで)。
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10.Western:ウェスタン。要は「西洋の」という意味なのですが、アメリカでこの語は「西洋州」を意味することもありますが、そのような類型は含まれていないようです。また、アメリカ独立戦争以降のアメリカ史もここには含まれていないようです。
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11.Multi-genre:マルチジャンル。つまり、複数のジャンルにまたがる、という意味です。これはわかりやすいです。むしろ、ここに結構突っ込まれている印象があります(検索がヒットしやすいから?)。
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12.Miscellaneous:その他雑多。下位ジャンルとして「異世界もの」「コメディ」「恋愛もの」があります。また、謎の「野球TRPG」(baseball rpg)があります。アメリカという事情柄でしょうか…。というか、それ、クライマックスで何と対戦するんでしょうねぇ(チートレベルの球団とか?)。
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なお、今回は紹介しませんでしたが、明示的に「Japan」を独立分野とするサイトも多いです。この場合、シノビガミやりゅうたまなどがここに該当します(ダブルクロスの正規海外翻訳ものも、趣旨的にはここに入ると考えるのが妥当)。韓国、台湾のシステムもあるようですが、まるで読めませんでした。
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総じて思ったのは、海外のTRPGのジャンルということを考えると、確かにD&Dが有名なのでファンタジー独り勝ちなのかと思いきや、色々なシステムで遊びたいという事情から、結構ジャンルを分けて紹介されている点、また明示的にJapan-TRPG(JTRPG)が分類されているところ、でしょうか。
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(おまけ)
本記事が少しでも役に立ちましたら、下記からTRPGのシステムを購入いただけると励みになります(サーバー維持代のため/DX3rdのリプレイ集を購入いただいた方、ありがとうございました。)
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