はじめましての方へ。自己紹介とブログを始めた理由。
黄未来(こうみく)、1989年生まれ。
2017年4月現在、社会人6年目になりました。6歳まで中国の蘇州で暮らしており、今は渋谷区に住んでいます。
興味がある分野は、ベンチャー、シェアリングエコノミー、若者のトレンド全般で、尊敬する人は冒険投資家であるジムロジャーズと大前研一さん、ケニアナッツカンパニーの佐藤芳之さんです。
幼少期に、質素な家庭(世帯収入200万円)で育ったわたしは、「大きくなって、今より大きな家に住めたら、きっと毎日もっと楽しくなるはずだ」と大人になることを指折り楽しみにしていました。
そして、大人になって念願の都心で一人暮らしするようになっても、
「彼氏が出来たら、毎日ハッピーになれるかな?」
「もっと痩せたら、毎日ワクワクできるかな?」
「もっと仕事で認められたら…」
「もっと器用に立ち回れたら…」
と、「○○があったら、もっと○○だったら…」という思考が底なしに止まらないことに気付きました。
ずっと行ってみたかったギリシャのサントリーニ島を訪れても、大好きな恋人が出来ても、一瞬の幸せはあるけれども、ワクワク感を持続させることはとても難しい。
毎日が幸せだと思えるような深い満足感は、自分の思考パターンによって形成されるものであり、
ありふれた日常の中から如何に「面白い!」「ワクワクした!」「なるほど!」といった小さな発見や希望を発掘できるかが人生の質を高めるコツだと知りました。
それらの発見を書き留めるとともに、誰かに伝わって「面白い!楽しい!」といった感情を共有できたら、これほど嬉しいことはないと思い、ブログを始めました。
そしてもうひとつ、人生を通して証明したい、ある仮説があります。
その仮説とは、【正しさよりも楽しさ。能力よりも挑戦の数】ということ。
不器用な性格のためか、わたしは皆が当たり前のように出来ることが何故か自分には出来ないと、小さいころから悩む場面がたくさんありました。
例えば、いくら先生に注意されても、毎日名札を学校に持ってくることがとても難しく、何回も忘れて怒られたこと。
中学時代に一生懸命に取り組んだバスケットボール部でも、どうやって動けばよいか、最後まであまり理解できずに、全然上手くならなかったこと。
大学時代にどうしても勉強が身に入らずに、留年してしまったこと。
サークルの友人と仲違いして、途中でやめてしまったこと。
作成した資料を何回見直しても単純ミスがなくならず、上司に怒られたこと。
会議中で何度も寝てしまうこと。
「こうすればよい」、「正しいやりかたはこうだ」と、頭では分かっているのに、上手く立ちまわれずに苦労した過去の苦い思い出は、心の奥底にしつこくこびりついており、例えば今でも月に数回は試験前に全く勉強が進まないといった悪夢にうなされて起きることがあります。
一方で、そんなわたしでも、自分を思いっきり褒めてあげたくなるような瞬間が人生で幾つかありました。
それは、
中学時代、授業中に書き留めた小説を読んだ友達が喜んでくれたとき。
大学時代に手品ボランティアを立ち上げて、内戦終わりのスリランカの孤児院を訪問し、たくさんの子ども達の笑顔に出逢えたとき。
自分が考案したビジネスが大当たりしたとき。
またまた、自分が考案した別のビジネスが大コケして、大損したけれども、それがいいネタとなって、皆が笑ってくれたとき。
こうして書き留めた文章を、面白いね、元気が出たと言ってもらえたとき。
正しく、上手には出来なかったかもしれないけれども、「こうすれば楽しいはずだ」と自分で仮説を立てて実践し、周りに笑顔を届けられた瞬間は、毎回最高にスカッとします。生きててよかったなと、感じます。
不器用で、苦手なことがたくさんあるポンコツなわたしでも、一番大切にしている面白さ、ワクワクを突き詰めることによって、そして諦めずに何回も何回も何回も挑戦することによって、何か大きな価値を生み出すことができるはず。
そのことについて、人生を通して証明していきたいと思っています。
文章を読んでくださった方からコメントや連絡を頂いたり、「こんなことやってみない?」と提案を頂くのは、とてもとてもうれしいので、これからもドシドシ、どうぞよろしくお願い致します!
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(ブログには挙げていない雑多な記事を書いています。お気軽にフォローください。)
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わたしが10年の間、悩みつづけた外見コンプレックスを克服した方法(後半)
アフリカの石原さとみこと、こうみくです!
先日公開した前半は、大きな反響をいただきました。
みなさんから頂く感想や引用RTは、いやらしい目で石原さとみを視姦するがごとく、ひとつのこらず、全て見させていただいております。すごくすごく励みになっています。ありがとうございます。
さっそく、本題にいきたいと思う。
外見コンプレックスを克服するためには、これから紹介する「認識のズレを正し、妄想を消す」という最後の項目が、いちばん重要である。なぜならば、他人からの扱われ方が変わっても、環境が変わっても、最終的には、自分自身が変わらなければ、 心の苦しみから解放されることはないからだ。
3.認識のズレを正し、妄想を消す
3.1 牛丼人権差別事件
ところで、わたしは牛丼が好きである。
親に連れられて通っていた幼少期から、20代後半となった今でも月1,2回は通っている。牛丼チェーンの中でも、特にすき屋が大好きであるが、丁度、今から2年前の夏に、15年の間愛してやまなかった牛丼が喉を取らなくなるほど悲しい事件があった。
夏休みに帰省したある熱いの日、幼馴染のユミと一緒に、地元のすき屋に入ったときの出来事であった。
いつもどおり、ワンコインの並盛トン汁セットが2人分運ばれたが、
こころなしか、ユミの牛丼の方がやけにツユが多い。
わたしのツユが少ない、のではなく、ユミの分が明らかに多い。
美人なユミは、小さい頃から地元でとても有名だった。
「ユミの方が美人だからこそ、お店がひいきでツユを多く入れられたのか?」と、
よこしまな考えが一瞬頭をよぎったが、いやはや、それは考え過ぎだろう。新しく入ってきたバイトが分量を間違えただけかもしれない。
しかし。
この考えが、疑いはすぐに確信に変わった。
「えー、またすき屋?」
この疑問の真偽を検証したかったわたしは、顔をしかめるユミをひっぱって、「どうしても、食べたいの!お願い付き合って!」と、3日連続でユミに牛丼ランチを懇願し続けたのである。そして、牛なべ定食を食べたがっていたユミを必死に止め、不審がられながら3回連続共に、なかよく牛丼トン汁セットを食べた結果…、
3回連続彼女の方が明らかに、ツユが多かった。
その心なき差別に、わたしは深く傷つき、悲しみ、心を痛めた。
「なんだよ、わたしだって牛丼ファンなのに。ツユが大好きなのに。ブスは黙ってカピカピの牛丼でも食べてろっていうことなのか。そして、足りないツユはおのれの涙でつぎ足せとでもいうのか・・・!!」
悲しみが怒りへと変わったわたしは、せめて、元を取ろうと思い、紅しょうがを10倍盛でどんぶりに盛り付けた。
ショッッッパ!!
あれ以来、牛丼は食べていない。
時は経ち、今年の冬に地元に帰省して、ふたたびユミと再会した。
「そういえば、2年前ユミと一緒に牛丼食べた時に、ぜったいにツユが多かったよね。ひいきされて羨ましかったよ~」と笑って話したところ、
「あぁ、わたしいつもつゆだくにしているの。10年間、ほぼ毎週通っていたから、頼まなくても、もう最初からつゆだくで出てくるようになったんだよね(笑)」
つゆだく?
そう、わたしは、普通より多くツユが足されるという「つゆだく」というサービスも、ユミが常連であったから無言のサービスを受けていることも知らなかった。
そんな真相を知らずに、勝手に妄想しては、勝手に決めつけ、勝手に劣等感に苛まれ、勝手にもがき苦しんでいたのだ。
2年間も。
3.2 イケメン恐怖症
同時期に、わたしは4か月一緒に過ごしていた恋人と別れた傷を引きずっていた。
彼は身長184㎝の器量も育ちもよい、優しい男性だった。初デートの時に、「高校の時から好きだったアユミ(仮名)という子が忘れられなくて…」という意味深の一言を残していたが、それ以外はなんの不満も平穏な日々を過ごしていた。
別れた原因は、コミュニケーションの齟齬だった。
今から考えると、「わたしが、こんなイケメンと…!」といった引け目があったのだろう。彼を前にすると、うまく言いたいことを伝えることが出来なかった。
すると、
あれよあれよという間に、心の距離ができ、
あれよあれよという間に、埋まることができない深い溝が形成されていた。
「わたしが、アユミだったら、もっとうまくやれたのだろうか…」
その時に、あるアフリカ在住の起業家の人とミーティングする機会があった。
開始時間が夜の22時だったこともあり、
失恋の傷を引きずっていたこともあり、
更にアフリカと言えば電波少年という先入観もあり、
わたしは、完全にナメていた。
完全にナメかかって、ノーメイク、お風呂上りの髪ボサボサの状態で、更に30分遅刻の22:30着でミーティングに臨んだのだ。が、そこで出てきたのは、まさかのJ Soul Brothersの岩田剛典さんクリソツのイケメンであったのだ。
はじめまして、とイケメンが微笑んだ。どこを切り取っても、非の打ち所がない好青年だった。しかし、彼が笑顔で何かを言うたびに、「なにこの女、不細工な上にすっぴんブスで遅刻するとかマジ終わってるんだけど(笑)」と心の中で笑われている気がして、わたしは一回たりとも、眼を合わせることができなかった。顔を上げることもできなかった。
ただただ、恥ずかしかった。惨めだった。悲しかった。
しかし、詳細は省略するが、数か月間一緒に仕事をしていく中で、わたしは彼と意気投合し、良き仕事仲間、そして良き友人となった。
「そういえば、はじめて会った時のこと、覚えている?」
砂ぼこりが舞うアフリカの街で、オレンジをかじりながら、わたしは尋ねた。
「わたし、まさかこんな格好いい人が出てくると思わなかったから、お風呂上がりのどすっぴんで行ってさ(笑)びっくりしたでしょ。」
すると、彼はこういった。
「うん、すごい覚えているよ。髪、ひとつにまとめてて、ジム帰りみたいだなーって思った。爽やかで、ナチュラルで良いなって思ったよ」
予想外の言葉に、タネがのどに詰まりそうになった。
オレンジを飲む手を止めて、顔を上げた。
はじめて会った時と同じ、優しい暖かい笑顔がそこにあった。
3.3 立証なき仮説は、ただの妄想
10年間ちかく、外見コンプレックスに苛まれながら、薄々と気付いたことがある。
じぶんの容姿が嫌で嫌で仕方ない…と思っているとき、それは必ず、
・人間関係/恋愛がうまくいっていない
・仕事がうまくいっていない
・毎日がつまらない
この3つのどれか、或いは複数に関して、悩んでいるときだということを。でも、この3つは、ぜんぶ自分だけの力ではどうしようもないし、今日明日すぐに解決できるわけじゃない。
であれば、
・わたしがもっと綺麗だったら、あの人ともっとうまく付き合っていけたはずだ。
・わたしがもっと綺麗だったら、もっとやりがいがある仕事についていたはずだ。
・わたしがもっと綺麗だったら、楽しい毎日を送れているはずだ。
こんな風に、自分の容姿の問題にすり替えることによって、
人生の中で、向き合うことが怖い様々な問題から、逃げていたのではないだろうか。
だからこそ、12キロ痩せたって、100万円出して歯科矯正したって、
「わたしがもっともっともっと綺麗だったら・・・・」
という、心の声が消えることは、一切なかった。
だけど、立証なき仮説は、いつまで経っても、ただの妄想でしかない。
であれば、確かめるしかないと、わたしは思った。
3.4 元カレの元カノに、三顧の礼
わたしがもっと美しくなれば、本当に、今抱えている様々な悩みは晴れるのか?
高校生の時、わたしは行きたい大学を決めるときにオープンキャンパスで先輩に話を聞きに行った。就活のときに志望企業のOB訪問へ行き、自分の思い描く将来像と照らし合わせた。
このように、あらゆるジャンルにおいて、
いちばんよいアドバイスをくれるのは、既にその夢を叶えた先駆者に違いないと、
わたしは考えた。
その仮説に基づき、わたしはある女性を探し出したのだ。
彼女の名は、歩という。
あゆみ。アユミ。(写真左)
そう、彼女は、わたしが半年前に付き合っていた元カレが引きずっていた伝説の美女、アユミ本人である。
噂通り、超絶美少女なアユミ。
わたしが好きで好きで溜らなかった彼氏を、自ら振ったアユミ。
昨年の秋、あるイベントで、ぐうぜん彼女に出くわす機会があったのだが、彼女を認識した瞬間、
これは…、
これは……、
弟子入りするしかない。
そう思い、わたしは初対面のアユミに対して、恋愛や仕事で悩んでいること、それの原因が外見ではないかと思っていること。そして、もし自分がアユミだったら、こんな悩みはなかったのではないか…と何度も思いを馳せたこと、などを正直に話した。
最初はわたしの気迫に圧巻され、「…キチガイ!!」とドン引きしていた彼女も(大正解)、徐々に心を開いてくれるようになった。
わたしは、純粋に、アユミのことをもっと知りたかった。
彼女がどんな人生を送り、どんな恋愛観や仕事観、美に対する価値観を持っているのか、ただただ知りたかった。
そして、誰かを深く知るためには、一緒に時間を長く過ごすことが一番だと考え、
アユミが動画のコンテンツ発信に興味があると言っていたのを聞いて、
一緒にSHOWROOMで動画配信することを提案した。
友達に懇願して作ってもらった、番組バナー(笑)
番組名は、みくとアユミのパジャマ会議。
「毎週末夜、そして次の朝に配信する番組にしよう!」と提案し、姑息にも、彼女の週末の予定をブロックすることに成功した。残る課題は、生放送の動画コンテンツで、超絶美少女のアユミの隣に並ぶことであった。
「なにこの美女と野獣のコンビ。草生えるwwww」
といった辛辣なコメントが来るのではないかと(被害妄想)、 戦々恐々と構えていたわたしは(小心者)、友人に頼んで事前にこんなバナーまで作ってもらった。
「頭脳担当みく」と、「顔担当あゆみ」という異なるポジショニングを、あらかじめ宣言することによって、予想されうる顔面DISを事前に回避しようという魂胆である。
どうだ、準備が良いだろう!
そして、実現されたこの番組内、そしてプライベートでも、アユミの人生観や恋愛観、仕事観など、長年気になっていたことをたくさん聞かせてもらった。
番組は大反響。SHOWROOM社長の前田さんが見にきたことも。
詳細は省くが、アユミと過ごす日々で知ったことは、彼女もたくさんの悩みを抱えて、仕事に恋愛に夢に邁進していた、わたしと同じ普通の女性であったことだ。
どんなにかわいくても、どんな恋でも手に入るわけじゃないし、夢もキャリアも、じっと座っているだけでは手にはいらない。手を伸ばしても入らない欲しいモノもたくさんあって。そんな風に、人生は思い通りにいかないことばかりで。
アユミはいま、とある職業を夢見て、毎日を過ごしている。
時にはもがき苦しみながら、夢に向かって、一歩でも前に、前に歩こうとしていたのはわたしだけではない。彼女も、同じだったのだ。
「ねぇ、みく。」
ある配信を終えた夜、アユミがつぶやくように言った。
「わたしはね、みくみたいに、おもしろくなりたいよ。すごく羨ましい」
アユミ、面白さとは、挫折とコンプレックス、それに伴う悔しさと反骨精神が醸成された産物なのですよ。決してなりたくて、なったわけじゃないのよ?
「わたしも挫折もコンプレックスもあるよ。たとえば、可愛いだけで恋愛無双になれるなら、そもそも別れていなかったし。そしたら、みくにも出逢えていなかった。」
そうか。
牛丼にいっぱい汁が欲しかったら、シンプルにつゆだくと、頼めば良い。
目の前にいる人には、伝えたいことを伝えればよい。
どんなイケメンであれ、怖じ気かずに、堂々と自分らしくいればよい。
可愛くないからできないとか、うまくいくはずがないとか、そんな妄想で自分をがんじがらめに固めては、卑屈になって、殻に閉じこもって、最初から試合を放棄していたのは、他の誰でもない、わたし自身だった。
「自分は、〇〇がないから出来ない」といった仮説、本当に正しい?
ありもしない 妄想に捕らわれているのではないだろうか?
繰り返しになるが、
立証なき仮説はただの妄想であり、
認識のズレを正し、妄想を消すことが、
コンプレックスを克服し、自分を愛する第一歩である。
与沢さんの言葉に感銘を受けたので、これからは、経済界の渡辺直美を目指していきたいと思います!!
わたしが10年の間、悩みつづけた外見コンプレックスを克服した方法(前半)
2日前、Twitterで何気なく呟いたとあるツイートがいい感じにバズった。
誰にでも、叶えられなかった夢や、忘れられない人がいるのだろう。
おばあちゃんの出来事が傷ついた誰かの心の中に、ほんの微かなでも希望の風として吹き込んでくれたら、いいなと思う。
そして、自己紹介文にある通り、わたしはこのアカウントで、ビジネスやアフリカ関連の話題について語っていることが多い。そんな中で、今回たまたま投下した、普段と系統違う、たったひとつのエモい投稿が、2日の間に300人のフォロワーを連れてきたのである。
「どんなひとがフォローしてくれたのかな?」
と、通知先をのぞいてみると…、
絶妙な具合で、メンがヘラっている女性ばかりでワロタ。
特に、このアカウントには、いろいろとツボった。
わたしが美醜を名乗ってるのは美醜について苦しんでるから。けれど、美醜なんかどうでもいいとも思う。美醜に関わらず幸せだって思える人が一番素敵だし幸せなんだなって思う。そんな人にわたしはなりたい。
— 🍼美醜ちゃん🍼 (@bisyuchan) 2018年7月28日
わたしも、かつては外見コンプレックスで長い間悩んでいたから、わかる…わかりみすぎるよ…。
失恋で自殺を考えてしまっている
— 🍼美醜ちゃん🍼 (@bisyuchan) July 18, 2018
お…おう…汗
呪いもめちゃくちゃ手間がかかって大変で人生甘くないんだなって思いました。つら。 pic.twitter.com/HIFymKw6mX
— 🍼美醜ちゃん🍼 (@bisyuchan) July 3, 2018
え、買うしかないジャン👌これでストレス発散💕✨ pic.twitter.com/eUKA0vi1lW
— 🍼美醜ちゃん🍼 (@bisyuchan) July 3, 2018
待て、待て、まてーーーーーーーーーーーーーーーい!!
これはワロエナイ、いやごめん、ワロタ。
いくら匿名アカウントでも、誇張があるといえども、外見コンプレックスをこじらせた過去の自分が重なってみえた。なので、今日は同じような若い女の子たちに向けて、わたし自身がどうやって乗り越えてきたのか、その軌跡を綴ろうと思う。
【外見コンプレックスを克服するための3 STEP】
1.立体的に自信を拡張していく
2.評価基準が違う環境に身を置く
3.認識のズレを正し、妄想を消す
1.立体的に自信を拡張していく
20歳を過ぎた頃から、なんとなく気付いたのは、「自分は〇〇だ」と自信をもてるようになるためには、他人からの評価という名の実績が必要不可欠であるということ。たとえば、いくら、「わたしは賢い!」、「俺は才能に満ち溢れている!」と思いこもうとしても、周りからそう認められなければ、その気持ちを持ち続けられない。
その理由は、大人になればなるほど、ひとは良くも悪くも、ものごとを客観的に、ただしく認識できるようになるため、根拠なき自信を維持することが、段々とむずかしくなるからだ。
外見コンプレックスとは、「わたしはブスだ、辛い。」、「自分自身をかわいいと思えるようになりたい」という苦しさである。であれば、そのような苦しみを打ち消すためには、「〇〇ちゃんって、かわいいね!綺麗だね」と周囲に評価してもらえるよう、自ら積極的に手当てする必要がある。
ここで心得ておきたい大切になるポイント、それは、
確固たる自信を身につけるためには、評価の深さx面積の両方が必要であり、どちらかが欠けると非常に心もとないものになるという点だ。
①評価の深さ
たったひとりでも、自分を心底カワイイ!綺麗!タイプ!だと認めてくれている人が身近にいると、自信が狭く深く育つ。だからこそ、自分の顔を好きだ、好みだという人をパートナーに選ぶことを、強くおすすめする。
②評価の面積
一方で、いろいろな人から褒めてもらえるようになると、自信が、面状に育つ。いゆわる、広く浅くモテるということと近いが、これにはコツがある。
それは、勇気を出して褒めてくれた人の好意を素直に受け止めて、感謝することだ。
外見コンプレックス女子あるあるなのが「かわいいね」「細いね」と言われても、「いやいや、どうせわたしは…」と拗ねたり、うまく反応できないことである。これは、褒めてくれた相手からすれば、
「せっかく、勇気を出して伝えたのに…」
と、異性のハートを傷つけてしまう上に、その態度がかわいくない。笑
だから、少しでも外見を褒められたり、健全に性欲を表現された暁には、「ほんと!?嬉しい!!!ありがとう!!!その一言を聞くために、生きててよかった!!!」くらいありがたがろ。そして、リアクションを十二分に表現しよう。そうすれば、周囲から「こいつは可愛がり甲斐がある、褒め甲斐がある」と、かわいがりの好循環が生まれる。
③評価の深さx面積=揺るぎない自信
そして、①と②を掛けあわさると、どんどんゆるぎない確固たる自信が育っていく、というカラクリなのだ。
2.評価基準が違う環境に身を置く
今年の1月、アフリカのベナンという国に1週間ほど出掛けた。
そこで、現地人でひとつ年下のジコという陽気な友人と出逢って、兄弟のように仲良くなった。
そして、ジコだけではなく、アフリカ人は皆、陽気だ。
歩いていると、多くの子どもが駈け寄ってくる。
そんなある日、ふと気付いたのは、子どもたちはみなが口を揃えて、
「ヨボ、ヨボ、ボンソワ~!!」と、話しかけてくるのだ。
ボンソワ、というのはフランス語でこんにちはという意味だが、「ヨボ」とはいったい?ジコに尋ねると、
「ヨボとは、白人という意味だ。こっちでは外国人自体がすくないから、アジア人も欧米人も皆、区別なく白人だという認識だ。」
と答えられた。衝撃だった。いや、たしかにローカルのアフリカ人と比べたら、アジア人も欧米人も白いよ?でも、中国人と日本人ならまだしも、欧米人と日本人を同じジャンルで、区別がつかないとは…!解像度、荒っ!!!
そして、わたしは10前から、患っている、ある持病を思い出した。
その病気はなかなか深刻で、いままで、国内外、大中小、いろいろな病院を回っても治らず、原因もわからなければ治療法も分からないと、さまざまな医者から匙を投げられた。
その病名は、ずばり、厨二病なのだが、少々非定型の症状を含んでおり、別名、「石原さとみ嫉妬爆発症」とも呼ぶ(命名わたし)。
何を隠そう、わたしは石原さとみが好きだ。愛しているといっても、過言ではない。
もちろん、一切面識もなければ、直接肉眼で見たこともない石原さとみを、わたしは画面越しから日々、いやらしい目で眺め、拝み、奉り、羨望し、「ああああああああ、なんで、わたしは石原さとみみたいな顔に産まれなかったのおおおおいやああああ」と、もはや精神病棟の閉鎖病室にノールックでぶち込んだ方が良いのではないかというほど、毎日、1mmも生産性がない自意識と戦っては、苦しみ、嘆き、消耗し続けていた。
しかし…、
わたしは、はた、と思った。
ベナン人は、欧米人とアジア人の区別がつかないと、ジコは言った。
ならば、もしかして、もしかしたら、わたしと石原さともも、彼らの目から見れば、意外と大差ないのかもしれない…!
なんと恐れ多い発想なんだ。わたしは、武者震いした。
でも、確かめざるを得ない。今しかないと、わたしはiPhoneの中に映るさとみの画像をジコに見せた。
「ねぇ、ジコ。ほんとに、正直に答えてほしい。この人(iPhoneにうつる石原さとみ)とわたし、どっちがカワイイ?」
(ジコ氏。ほほう~、どれどれ~~)
ジコは小さい画面上に映るさとみを凝視した。そして、親指と人差し指を器用に使って、画面を拡大しては、縦に、横に、動かして、真剣に吟味した。
3分は過ぎたころだろうか。
ジコの顔つきは真剣そのものである。
「やはり自明すぎる愚問だったよな…。ジコからしても、はっきりさとみの方がカワイイだなんて言いづらいだろうから、困らせちゃったよな…」
バカな質問をやめよう。わたしが口を開きかけた瞬間、
ジコが遂にスマホから顔を上げて、沈黙を打ち破った。
「MIKU。遅くなってごめん。でも、正直に…、正直に言うね」
ジコは申し訳なさそうな笑顔を思い浮かべている。わたしは、固唾をのんで、傷つく覚悟を決めた。
「正直に言うと、この画面に映っている女性と、MIKUの顔の違いが、俺にはあまりわからない。だから、どちらの方がカワイイすらも、わからない。すごく似ているとしか思えない。」
予想斜めを行く答えに、唖然した。
いや、お前、それはない。わたしが石原さとみ様と似ているなんて、あり得ない。だって、ぜんぜん違うじゃん。ちゃんと見てよ。
「OKOK。じゃあ、MIKUとこの女性、どこが違うのか、俺に具体的に教えてくれ。」
ジコは引き下がらない。
「ほら、たとえば、眼の大きさがぜんぜん違うでしょ。」
ジコは、再度写真を確認した。そして、視線をあげて、わたしにこう言った。
「眼であれば、俺が、いちばんデカい。」
「なに、眼がデカければ美人なの?じゃあ、俺、よゆーで優勝っしょ卍」
「ふたりの眼の大きさを足しても、俺の半目くらいじゃね?」
「てか、そんな細かいこと気にしてどうするんだよ~それよりも、人生たのしもうぜ」
こうして、陽気なジコ、そして、アフリカの大地によって、
わたしのケンチなプライドと自意識は、粉々に打ち砕かれたのであった。
単一民族社会である日本にいると、どうしても、皆顔も体型も大差はないため、
ちっぽけな差が気になって、じぶんの粗をさがしては、落ち込んでしまいがちである。
でも、海外に出ると、肌の色も、体系も、顔だちも、びっくりするくらい違うダイバーシティの中に身を置くと、何が美なのか?かわいさなのか?一度しっかりと、見つめなおす機会を持てる。
だから、劣等感やコンプレックスに拗らせて死にそうになったら、なるべく遠い国へ、価値観や評価軸が違う土地へ身を置けば、ずっと楽になれると思うよ!
後半の「認識のズレを正し、妄想を消す」はこちらから!↓
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ウツでメンヘラな女性のホープになりたい。
ブログの名前を変更しました。
キッカケは、Twitterでプロ奢ラレヤーさんの発言。
人生はなにをどう考えていっても、「配られたトランプをどう使うか」である、という結末にしかならない。そして、たいていの場合、このトランプゲームに勝敗はなく、「俺は『スペードの5』をこんだけ上手く使ったぞ〜!!すごいだろ〜!!」という具合に、ゲームの過程をただ楽しむことしかできない。
— プロ奢ラレヤー🍣 (@taichinakaj) 2018年5月29日
ぐうの音も出ず…。
自分の持っているカードを適当に扱い、時にはポイっと破り捨て、
他人が持つ自分にないカードを羨ましそうに、じ―――――と指を咥えてみている。
こういう人が一番損をするし、成功するわけがない。
まさにわたしのことやないかオワタ(泣)
と、絶望したorz
よって、いつも鬱々悶々としているメンヘラ代表として、
いつまで経っても、自分が持っていないカードをかき集めることに必死になっていないで、
自分が持っているカードだけに注目して、人生を切り拓いていく。
その軌跡を残していきたいと思います!
今年のGWに出掛けたルワンダにて。
ホストファミリーのJoyは正に、自分の持ちうるカードをフルに活用して、人生を謳歌していました。
恋愛は、種が入ったガチャポン
久しぶりに日記を整理していたら、
3年前に出てきた文章が名文過ぎワロタので、ブログに転記します。
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2015/11/17
恋愛は、種が入ったガチャポンだと思う。
ガチャガチャ回すと、ひとつプラスチックの玉の中に、ユニークな形の種が入っている。
早速、植木鉢に入れて、水をやってみたり、肥料を足してみたり、日向に置いてみたり、日陰にうつしてみたり。
そうすると、そもそもどんなに頑張っても芽も出ない場合もあれば、ヒョコっとすぐに出る場合もある。途中で成長が止まってしまうもののあれば、スクスク大きく育って、でも思いがけない形になって、ビックリする場合もある。植木鉢におさまらなくなって、泣く泣く、手放すときもある。
だけど、大切なことは、ひとつの種を、ひとつひとつユニークな存在として楽しむこと。
正解はないんだって、ポジティブに構えること。そして、頑張ってみたものの、やっぱりなんか違うなと思ったら、一旦脇に置いて、もう一回ガチャポンを回すこと。
春に咲く花もあれば、冬に咲く花もあるから。そっけなく育つ種でも、さりげない愛を与え続けてみよう。
回して、育てて、また回して。
その繰り返しで、自分にピッタリな種を探していくんだ。例え、気に入っていて、愛情をたっぷりかけたのに、枯れてしまうこともあるかもしれない。でも、それも運命なのだ。失敗は、ひとつもなくて、ひとつひとつガチャポンを回すたびに、種を育てるたびに、大切なことをたくさん、教えてもらっている。
結局、わたし自身が、そうやって、種に育てられているんだ。
憧れという名の魅力が、何よりもの引力
去年の日記を漁っていたら、5本指に入るくらい、人生で最も尊敬する友人とごはんした時に、彼が話してくれた言葉を残したメモが残っていた。
憧れという名の魅力は、すごく引力が強い。
多少ネガティブな感情が湧いたしても、心を引き戻される。そしてこれから先も定期的に顔向けできるよう、自分をアップデートしなければなと、気が引き締まる。日々精進。
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- 自分の得意なこと、好きなことじゃなきゃ、今の時代はやっていけない。不得意なこと、嫌なことじゃ、立ちいかない。
- どんなに頭がいい人たちでも、不慣れな領域だと、びっくりするくらいの質の低いアウトプットしか出せない。例えば一流外資コンサルが専門外の新規事業提案をしようとすれば、単なるA+B的なモデルしか出せない。「なぜ自社で取り組んだら、勝算があるのか。なぜ今までの同業他社はできなかったのか。どんな課題があったのか。」等分析出来てはじめて価値のある提案になる。
- 見かけ上の格好良さ、キラキラにどうしても心が傾きがちになるけど、大切な意思決定では、引っ張られないように、気を付けてる。
- 前職でも現職でも、スタート時点ではそこまで大きな愛や喜びはなかった。何となく楽しそうだな、やれそうだなという期待感、ワクワク感のみ。そこから自分から主体的に動いて種を蒔いた。仕事への愛情も、例にもれずコツコツ育てあげるものである。
- 例えば「補聴器」と一言でいうと、得体が知れないものに聞こえるが、「マイク付きノイズキャンセルできるスピーカー」と言えば、一気にイメージがわく。そうやって因数分解したり、自分が理解できる言葉に置き換えたうえで、大体の価格イメージを桁では言い当てられるくらいの感覚値を持つこと。これがビジネスセンス。研ぎ続けろ。その感覚値と実際の価格に大きな乖離があったら、ひとつのビジネスチャンスになる。
- 自分が勝てそうな領域、価値癖を見極める。結果を出し続けていれば、お金は必ずあとからついてくる。雇われる場合は、契約に落とさなくても、待遇もポジションもあとからついてくる。
- 優秀な上司とは、責任を取りつつ、意思決定をできる人。そういう人は滅多にいない。
- 今の自分はただ事業を創りたい。広げたいというモチベーションだけれども、今後自分のフェーズが変わっていけば、マネジメントや組織論に興味を持つかもない。その時、その時の自分のやりたいこと、面白いと思うことをを追求しろ。
【解説】肉食系女子の進化過程を、ひも解いてみた。
近年、肉食系女子というワードが、近年随分市民権を得てきたな、と強く感じる。
「肉食系女子?気に入った男性に、自分から積極的にアプローチできるガツガツした人のことでしょ?」
これが大衆の共通見解であると理解している。
しかし、わたしはこの考えには全く賛成できない。
よって、今日は、巷に溢れる肉食系女子に対する誤解と、彼女たちの真の生態について語りたい。
1.気になる異性様に対し、自分からアプローチすることは、恋愛の基本動作
まず大前提として、努力なしに待っているだけで、自分が心底満足できるような異性から声を掛けてもらえる確率は、空からシーターが降ってくる確率と大差ないと心に刻むべきである。
↓↓余談:じっと待っているだけだと、こういう結果になるで。
人は相対化の動物であるため、どんなに美人であれ、イケメンであれ、自分がどうしても一本釣りしたいと食指が動く相手は、往々にして、自分よりレベルが高い。
その文脈で、ある意味恋愛は非常に平等なゲームであり、自分よりもレベルが高い異性様をなんとか落としたい、その確率を1%でも高めたいと願うのならば、勇気を出して自分から声を掛けることなぞ、恋愛の基本のキである。
よって、序盤でデートの誘いをスルリとかわされることも、土曜日に送ったLINEが日曜日になっても既読がつかないことも、ぜんぶぜんぶ当たり前。恋愛市場にエントリーする以上、最初から織り込んでおくべきCAPEX(初期費用)なのだ。
では、どこからが、肉食系女子と呼べるのか?
<肉食系女子レベル1>
一定期間、相手のテンションを気にせずに、好きだと伝え続けられる精神力を持つ女性
一発目のアプローチは当たり前であるとして、「もっと仲良くなりたい」、「好き♡」と伝え続けることは、なかなか難しい。自分に興味がない人に使う時間なんて無駄と、敢えて最初から損切りすることも、戦略として非常に合理的で正しいと思う。
しかし、そこは肉食系女子。
それでも、彼が好きなんだ、と。どうしても、あの人が良いのだ、と。
そう思うのならば、今回だけは、もう少し、忍耐強く頑張ってみるのもありだと思う。
なぜならば、個人的な統計上、男性の初期的なテンションや愛情レベルは、あとから全然逆転が可能だからだ。女は追われてなんぼだという所説がある一方、彼はまだ追いたくなるほど、あなたの魅力を知らないだけなのかもしれない。
人生は長いので、もう少し気長に、自分を信じて、続けてみることによって何か見えてくることもあるだろう。
そして、男女共通、モテる人であればあるほど、初期に異性がわーーーと群がって、ダメだと分かった瞬間、さーーーと引いていく局面を何回も何回も経験してきている。
だから、もう少しだけ。もう一歩だけ。
忍耐強く彼に愛情を届け続けるだけで、ライバルたちから随分と抜き出ることが出来るだろう。
そして、一定期間の目安は、個人的には3か月くらいかなと思っている。
<肉食系女子レベル2> 執着を捨てて、複数案件を同時進行できる女性
さて、3か月頑張った。
LINEもちょくちょく送っているし、デートも何回も誘っている。何回かは遊んでくれた。念願かなって、なんとか付き合うことまでは漕ぎ着けたのかもしれない。
しかし、彼はやはり、イマイチテンションが低い。
なんだか冷たいし、気分屋だ。
わたしのことも、あんまり好きじゃなさそう…。あんなに頑張ったのになぁ…。
肉食系女子は、そこでまた悩みだす。
次のレベルに進める人。
それはずばり、一旦彼への執着を捨て、他の異性にも目を向けられる女性だ。
「え?わたしは彼だけが好きなの。一途で誠実なの!同時進行なんて、そんなビッチなことあり得ない!」
そう思っただろうか。
しかし、現実として、
あなたは、その一途さと誠実さを、全く評価されていないのではないだろうか。
評価どころか、求められてもいない。むしろ、怖い。
「頼むから、おれ以外の趣味をつくってくれ…」とすら思われている可能性がある。
考えてみてほしい。
大して好きでもない男性から、続々と送られたLINEを、あなたは眉をしかめながら、そっと未読のまま消したことはないだろうか。
一生懸命にデートに誘ってくれた、でも女慣れしていない男性の挙動不審さを、あなたは女子会のネタにしたことはないだろうか。
そのキモさ。必死さ。
それがまさに今の自分の姿そのものであるという現実に気付き、受け入れられる器を持つ女性のみが次のステップへ進めるのだ。
「違うの。わたしは悪くないの。ただ、彼が冷たい人で…」
そういうかもしれないが、断じて、男性は好きな女性には冷たいわけがない。
冷たいと感じたのならば、それは、あなたが好かれていない。
ただただ、それだけなのだ。
だから彼がしびれを切らして、#Metooであなたの醜態を全世界に晒す前に、まずは一回立ち止まろう。刀を研ごう。自分を磨こう。
2年前、慶応大学卒のとても素敵な40代有閑マダムにこんなことを言われたことがある。
「大学生の頃ね、わたしは、ぜんぜんモテなかったの。
綺麗な女の子たちには、ひっきりなしに男性からのお誘いが途切れなくて、常に忙しそうにしていた。だけど、わたしには全くお誘いがなかった。
だから、たくさんの時間があった。
広いサバンナを見渡すライオンのように、ターゲットの獲物を、ひとつひとつ、じっくり吟味して、追いかける作戦を立てる時間がね。」
そういって、マダムは、猟奇的な目でニヤリと笑いながら、レモンティーをすすった。
「でも、獲物をしとめられなかったときはどうしたのですか?」わたしは、尋ねた。
「次の獲物を狙いに行くだけよ。」
マダムは答えた。
「でもね、それでいいの。
本当の幸せというのは、如何にたくさんの獲物に囲まれるかではなく、自分にとってもっとも美味しい獲物を一匹だけ、仕留めることなのだから。」
レベル1を超えても、なぜだか思い通りにいかない。
それならば、あなたの次の課題は、客観性と広い視野だ。
そろそろ、涙を拭いて、サバンナに冒険しようじゃないか。
<肉食系女子レベル3> 客観性と利他心を身につけた女性
一旦、彼への執着を脇に置いて、サバンナの大草原に出かけたあなたは、たくさんの気付きと学びに出逢えるだろう。
まず第一に、世の中には魅力的な男性はたくさんいるということ。
確かに、あなたの言う通り、彼ほどあなた好みのイケメンはいなかったかもしれない。
でも、彼よりセンスのいい人はいる。彼より、優しい人も、必ずいる。
シマウマにはシマウマの、ゼブラにはゼブラの良さがある。
そう、人の魅力は多面的なのだ。
同時に、人によって、異性に求めているモノや響くポイントは全然違うのだという事実に、あなたはとても驚いただろう。
白いワンピースを着て、男性をおだててればよい、といった付け焼刃で身につけたモテテクを捨て、目の前に彼を、獲物ではなく、一人の人間として、本当の意味で思いやることがあなたは出来るようになるだろう。
落ち込んでいるときには、適切な方法で励ましたり
元気がない時は、気の利いた言葉で楽しませたり、
時には彼を尊重して、そっと距離を置いてあげたり、
人生について深く語り合ってみたり。
目の前の人を観察し、その人が本当に必要としているモノを差し出す。
そんなたくさんのカードを持つ女性になっているだろう。
当たり前のことだと思うだろうか?
そんなこと、すでに自分は出来ているのだと、あなたは思うだろうか。
でも、振り返ってみてほしい。
今までのあなたは、自分が愛されることに精一杯で、期待するほどの愛情を注いでくれな彼にイライラして、もっともっともっとと、求めているだけではなかったろうか?
執着の次は、自分のWantを一旦脇に置いてみよう。
そして、まっさらな気持ちで、目の前の人に向き合ってみよう。
相手を思いやれる、楽しませられる、与えられる女性。
それが更に一歩階段を上った肉食系女子なのである
2.肉食系女子のレベルを高めれば、モテるようになるのか?
しかし、ここでひとつ、現実を示さなければいけない。
それは、ここまで努力したとしても、望んだ恋をすべて手に入れることは不可能、だという事実だ。
レベルをあげることで、確実にモテ度は上がっていく。
しかし、いくら確率をあげたところで100%には絶対に到達できない。
どんなに好きでも、互いに求めているものが違う場合もあれば、タイミングが合わないこともある。
また、現実には、自分の生物的な魅力(若さ、健康さ、美しさ)がモテの7割を占めており、どんなに中身を磨き上げたところで、変わるのは良くて最後の30%程度だと、個人的には思っている。
では、結局は生まれ持った美しさがモノを言うのであれば、肉食系女子として自分を高める意味はないのか......。
3.肉食系女子の最上形、それは目の前の人に、幸せを届けられる女性。
肉食系女子の階段を1段1段上がった先に最後に見える景色、それは目の前の人を幸せにできる自分だ。
どんなに頑張っても、彼は愛してくれなかったかもしれない。
望んでいた関係性は築けなかったかもしれない。
でも、
執着を捨てられた。
客観的になれた。
真心をもって、相手を思いやれた。
たくさんの笑顔を届けた。
勇気を出して、まっさらな自分自身で、真摯に向き合った。
あなたのその純粋な気持ちは、きっと相手に届いている。
わたしの経験上、
「あなたを、幸せにしたい」と心から願い、
不器用なりにでも、その思いを伝え続けた相手であるならば、
例え別れてしまったとしても、人生であまり交われなかったとしても、
自分が蒔いた愛情の種は、相手の心の奥底に、確実に育っている。
そうすれば、人生で本当に困ったときに、ふとしたきっかけで、相手が助けてくれたりすることもあれば、また一緒に笑いあえる日が来る可能性も高いのだ。
そして、あなたの優しさは彼の周りにもきっと届いている。
きっとあなたは彼の友人の中で、最高の人気者なはずだ。
自分が愛した人と、その周りを幸せにできること。
その人の幸せな記憶の一部として、心に刻まれる人になること。
これ以上に素敵なことが人生にあるだろうか?
肉食系女子を極めることで、その境地にたどり着けるのならば、人生本望だと。
どんなモテよりも素敵だと、いち肉食系女子として、そう感じているよ。