
今回は前回の投稿と違って、会話の小手先テクをご紹介します。
小手先だけでなく、発想・着眼点として肚に落とすためのヒントも添えておきます。
趣味は何か?と聞かない理由5つ
これは主に多趣味な人が犯しがちなミスです。こんな質問をしても会話が盛り上がるわけがなく、相手を喜ばせることは難しいです。
以下のような理由で、「趣味は何か?」と人に聞くべきではありません。
よくある順番で理由を述べます。
①そもそも相手に趣味などない
⇒相手が回答に困ってしまう
②相手に趣味はあるが、その欲求は既に満たされている(趣味友が充分にいる)
⇒相手からしたら「聞かれ飽きた質問」である
③相手が共通の趣味を持っていない
⇒相手から回答があったところで、趣味友にはなれない
④共通の趣味があるが、この質問でそのことが初めて判明した
⇒「相手から見たあなたは、そもそも趣味友となる対象ではなかった」ことがわかるだけとなる
⑤ホントは相手の趣味などに興味がないが、会話の時間稼ぎで質問しているパターン
⇒相手に見透かされます。
なぜこんなことになるか(発想・着眼点)
上記①~⑤の流れになってしまうのは、「趣味」という単語の持つ独特のニュアンスが原因です。
「趣味」という言葉のニュアンスは
・自分の性質を伝える
・人の性質を知る
・共通点を探す
ではなく、
・自分と共通の仲間を探す
・合わなければ拒絶
という、若干ウェットで時にはネガティブなものがあります。これが、「趣味は何か?」と人に聞くべきではない理由の本質です。
じゃあどうするか
対策は、以下の簡単な小手先テクで充分です。
「趣味」という単語を自分の発言から除外し、質問のフレーズを少し変えるだけで、趣味関連の会話がグダグダ化するのを相当に防ぐことができます。
・普段なにして過ごしているか?
・今なにしてる?
・先週の休みの日は何してた?
こんなシンプルな言い換えで大丈夫です。
この質問形式だと、単に事実を問うだけなので、回答は事実を知るのみの結果に落ち着き、相手と自分に共通点が特になかったとしても拒絶のニュアンスは生まれません。
もし本当に相手の趣味が何であるかに強い関心があるのなら、「人より時間をかけてたりお金をかけてたりすること、毎日やってたりしてハマってることはあるか?」といった感じで質問すれば、趣味についての質問をよりストレートに行うこともできます。
いずれにしても、「趣味」という単語を口から出さないのがコツです。
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以上です。
俺は以下のように、「趣味は何か?」という質問を行って、今まで山ほどの失敗を重ねてきました。
YouTubeの話をする⇒お互い好きなYouTuberが被らない
読書の話をする⇒お互い好きな作家や作品が被らない
バイクの話をする⇒お互いに知らない車種に乗ってる
バンドの話をする⇒パートもジャンルも方向性も違う
音楽の話をする⇒好きなアーティストが被ったところで会話の流れがありきたり(主コンテンツが「たった数分間の楽曲」なので、評価結果がみんな大体似てて議論になりにくい)
どうかあなたも、俺のような失敗をしませんように。というお祈りでした。
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