2016年3月
Actinia equina
ウメボシイソギンチャク Actinia equina (Linnaeus, 1758)
 三崎周辺の磯でよく見られるイソギンチャクの一種。体は一様に鮮やかな赤色で、潮が引いて干上がった際の触手をすぼめた状態が梅干しに似る。体内にある隔膜と呼ばれる構造の一部が千切れて再生することで増殖する無性生殖を行い、生まれた子供が親の口から吐き出される様子がよく観察される。